欧米各国で外出制限措置の解除や経済活動の再開を判断する際の指標の1つとして議論されている新型コロナウイルスの抗体検査を巡り、WHO=世界保健機関の危機対応の責任者は検査の技術は十分に検証されておらず、抗体に関しても不明な点が多いという認識を示しました。 そのうえで「初期段階の情報の多くは現時点で抗体ができている人の割合はごくわずかにすぎないことを示している」と述べ、現時点では抗体に関する情報が少ないと指摘しました。 さらに大多数の人が感染して抗体を獲得することで、感染の連鎖が断ち切られ、感染していない人を保護できるという「集団免疫」に関して、「多くの人がすでに免疫を獲得し、集団免疫が獲得されているのではないかという期待があるが、全般的な証拠からはそのような状態になく、解決策にはならないかもしれない」と述べました。 さらに「抗体のある人が再び感染しないかどうかは誰にも分からない」と述べ、抗体
スイス製薬大手ロシュ<ROG.S>のセベリン・シュワン最高経営責任者(CEO)は22日、市販されている一部の新型コロナウイルス感染の抗体を調べる血液検査キットについて「あてにならない」と酷評した。同社は来月、独自の抗体検査キットを発売する準備を整えている。写真はスイスのバーゼルにある本社。2018年2月撮影(2020年 ロイター/Arnd Wiegmann) [チューリヒ 22日 ロイター] - スイス製薬大手ロシュのセベリン・シュワン最高経営責任者(CEO)は22日、市販されている一部の新型コロナウイルス感染の抗体を調べる血液検査キットについて「あてにならない」と酷評した。同社は来月、独自の抗体検査キットを発売する準備を整えている。
新型コロナウイルスの「抗体カクテル療法」について、中外製薬は皮下注射でも投与できるよう厚生労働省に承認申請をする方針を明らかにしました。 抗体カクテル療法は軽症と中等症向けの治療薬で、日本では点滴投与だけが認められていますが、医療が逼迫(ひっぱく)している今は外来での対応が難しいと指摘されています。 販売元の中外製薬は一般的な予防接種と同じ皮下注射や濃厚接触者への予防的な投与について、承認申請する方針を明らかにしました。 皮下注射ができるようになれば、外来患者への投与がしやすくなります。 また、国内での販売権を得ている新型コロナ治療薬の飲み薬について、治験の結果が今年後半に出る見込みだとして来年、承認申請を目指すことを明らかにしました。
<米カリフォルニア大学デービス校の研究チームは、自閉症スペクトラム障害の診断と極めて関連の高い母体由来の自己抗体を特定した......> 自閉症スペクトラム障害(ASD)の原因については依然として完全に解明されていないものの、1990年代以降、子どもの自閉症と胎児の脳のタンパク質を標的とする母体由来の抗体との関連を示す研究論文がいくつか発表されてきた。母体由来の自己抗体に関連した自閉症スペクトラム障害(MAR ASD)は、自閉症の約20%を占めるとみられる。 神経の発達に必要なタンパク質を標的とする自己抗体がある 米カリフォルニア大学デービス校のジョディ・ファン・デ・ウォーター教授を中心とする研究チームは、2013年7月、発達段階にある胎児の脳のタンパク質を標的とする母体由来の抗体群を特定。自閉症スペクトラム障害と診断された子どもの母親のうち23%に、神経の発達に必要なタンパク質を標的とす
抗体保有調査結果 測定結果 アボット(+) アボット(-) 計 ロシュ(+) 2 (0.10%) 4 (0.20%) 6(0.30%) ロシュ(-) 2 (0.10%) 1,963(99.59%) 1,965(99.70%) 計 4 (0.20%) 1,967(99.80%) 1,971 アボット(+) アボット(-) 計 ロシュ(+) 5 (0.17%) 5(0.17%) 10 (0.34%) ロシュ(-) 11(0.37%) 2949(99.3%) 2960(99.66%) 計 16 (0.54%) 2954(99.46%) 2,970 アボット(+) アボット(-) 計 ロシュ(+) 1(0.03%) 6(0.20%) 7 (0.23%) ロシュ(-) 2(0.066%) 3000(99.7%) 3002(99.76%) 計 3 (0.11%) 3006 (99.9%) 3,009
新型コロナウイルスの検査キットがドラッグストアやインターネット上で売られている。それらの結果は信じていいものなのか。内科医の名取宏さんは「それぞれの検査の種類と特徴を知ったうえで、選んで使うことが大切だ。中には無意味なものもある」という――。 検査の場所、種類、方法はさまざま はじめまして。内科医の名取宏と申します。私は勤務医として日々患者さんと接していますが、医師にとって当たり前のことでも患者さんにはそうではなかったり、逆に医師が気付かないようなことを患者さんから学ぶこともよくあります。ですから、この連載が患者さんと医療者の距離を少しでも近づけることができるようなものになるといいなあと考えています。 さて、今回は新型コロナウイルス感染症の検査についてのお話です。2020年春頃は医療機関でもPCR検査がすぐにはできないという状況がしばらく続き、感染症を専門としたごく限られた医療機関でしか検
ワクチン接種で絶大な効果が出るとした論文なのに、マスゴミが「ワクチン効果出にくい」と印象操作していました。 千葉大学病院論文:ワクチン接種で99.9%が抗体陽性 飲酒頻度高や高齢等の因子は抗体価が上がりにくい 抗体価の上昇は確定的、抗体価の多寡は相対的な話 テレ朝の印象操作「飲酒はワクチン効果出にくい」タイトル 「飲酒習慣だと接種しても意味ないならやらない」と思う人も:やはりメディアは公衆衛生の敵か 千葉大学病院論文:ワクチン接種で99.9%が抗体陽性 お知らせ|千葉大学医学部附属病院 2021年6月3日 千葉大学医学部附属病院 新型コロナワクチン接種者1,774名のほぼ全員で抗体価上昇 新型コロナワクチン(ファイザー社製)を接種した当院職員の抗体価を調べたところ、1,774名のうち1,773名、ほぼ全員に抗体価の上昇がみられ、ワクチンが有効であることを確認しました。 【研究成果のポイント
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