記者会見で教諭によるいじめ問題の経緯を説明する神戸市立東須磨小の校長(右)ら=神戸市中央区の市役所で2019年10月9日午後5時40分、峰本浩二撮影 神戸市立東須磨小で男性教諭(25)が同僚教諭4人からいじめや暴行を受けていた問題で、市議会は4日、市立小中高の校長や市教委幹部ら約320人分の冬のボーナス(期末・勤勉手当)の増額を見送る条例改正案を賛成多数で可決した。 ボーナスの増額が見送られるのは、市立学校の校長や事務長約250人と市教委事務局…
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神戸市の公立小学校の4人の教諭が同僚に悪質ないじめを繰り返していた問題で、加害者側の教諭は学校の聞き取りに対し「そこまで嫌がっているとは思わなかった」などと話していることが分かりました。校長は記者会見を開いて「児童や保護者らに多大な迷惑と心配をかけた」と謝罪したうえで、今後、4人を指導にあたらせない考えを示しました。 神戸市の市立東須磨小学校では、30代の男性教諭3人と40代の女性教諭1人の合わせて4人が、20代の同僚の男性教諭に対して羽交い締めにして激辛のカレーを無理やり食べさせるなど悪質ないじめを繰り返していたことが分かっています。被害を受けた教諭はことし9月から出勤できなくなっているということです。 東須磨小学校の仁王美貴校長が9日記者会見し、「児童・保護者らに多大なるご迷惑、ご心配をおかけした」と謝罪しました。 校長によりますと、ことし7月初旬、被害を受けた教諭からコピー用紙の芯で
神戸市の小学校の教諭らによるいじめ問題で、被害を受けた男性教諭は熱湯の入ったやかんを顔につけられるなどおよそ50に上る悪質ないじめ行為を受けたと訴えていることが分かりました。代理人の弁護士は、11日夕方、警察に被害届を出しました。 神戸市の市立東須磨小学校では、30代の男性教諭3人と40代の女性教諭1人の合わせて4人が、20代の同僚の男性教諭に悪質ないじめを繰り返し、被害を受けた教諭は体調を崩して先月から出勤できなくなっています。 被害を受けた教諭の関係者によりますと、いじめは去年春ごろから始まり、羽交い締めにして激辛のカレーを無理やり食べさせられただけでなく、ドレッシングやキムチ鍋のもとを飲まされたこともあったということです。 また熱湯の入ったやかんを顔につけられたり、首を絞められたりするなどの暴力を日常的に受けていたほか、「クズがしゃべるな」などとひんぱんに暴言を吐かれたとしています。
神戸市の公立小学校で複数の教諭が同僚をいじめていた問題で、被害を受けた男性教諭は「加害者の女性教諭が児童の前で悪口を言い、『反抗して学級をつぶしたれ』などと言っていた」と訴えていたことが分かりました。学校は教育委員会に報告していなかったということで、教育委員会はハラスメントへの意識の低さが問題の深刻化につながったとみて実態の把握を急ぐことにしています。 神戸市の市立東須磨小学校では、30代の男性教諭3人と40代の女性教諭1人の合わせて4人が、20代の同僚の男性教諭に対し激辛のカレーを無理やり食べさせるなど悪質ないじめを繰り返していました。 この問題で、初めて会見した仁王美貴校長は謝罪したうえで、被害を受けた男性教諭は「女性教諭が児童の前で悪口を言い、『反抗しまくって学級をつぶしたれ』などと言っていた」と訴えていたことを明らかにしました。 さらに、女性教諭が児童に対して「あなたが嫌い」などと
名古屋市立小学校の男性教諭(40代)が、2019~21年に同僚の女性教諭(20代)と学校内で性行為をしていたことなどを女性本人から学校側に告発され、自主退職していたことが関係者への取材で明らかになった。 女性教諭が23年1月に所属先の小学校に提出した報告書などによると、2人は19年4月、6年生(2クラス)の担任となり、男性は学年主任だった。 当時、男性は既婚、女性は未婚だったが、男性教諭が女性教諭に好意を抱き、19年7月から男性教諭が他校へ異動する21年春まで、校内で日常的に胸や尻を触っていたほか、男子トイレ内での性行為、裸の写真や下着姿などのわいせつ画像の送信要求などを繰り返していたという。
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発端の生徒告発はうそ 風刺画の授業、実は欠席―昨年10月の仏教諭殺害テロ 2021年03月25日20時31分 殺害されたサミュエル・パティ教諭を追悼するためパリのレピュブリック広場に集まった人々=2020年10月(AFP時事) 【パリ時事】パリ近郊の中学校で昨年10月、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を授業の教材にしたサミュエル・パティ教諭=当時(47)=が首を切られて殺害された事件で、発端となった女子生徒の告発が虚偽だったことがフランスの報道で明らかになった。「優しい先生」と評判だった教諭の命を奪うだけでなく、イスラム教徒が多い国々とフランスの対立を招いた虚言に、やりきれない思いが広がっている。 「優しい先生」、学校に衝撃 一部保護者は授業に反発か―パリ近郊テロ 8日付の仏紙パリジャンによれば、女子生徒は問題の授業を欠席していた。しかし、自身の父親に対し、教諭が風刺画を見せる前にイス
奈良市の小学校でいじめを受けた女子児童が「わたしは死ねばいいのに」と書いて提出したノートに、担任の教諭が「花丸」を付けて返していたことがわかりました。市の教育委員会は、不適切な対応だったとして近く調査結果を公表することにしています。 奈良市教育委員会や児童側の弁護士によりますと、いじめを受けていたのは、市内の小学校の5年生の女子児童で、3年生だったおととしから4年生の去年にかけて、同級生の男子児童に蹴られ、1週間のけがをするなどの被害を受けたということで、学校側は去年11月、いじめ防止対策推進法の「重大事態」と認定しました。 女子児童が去年6月、当時の担任の教諭に提出した自習ノートには「わたしは死ねばいいのに」などと書いてありましたが、教諭は「花丸」を付けたうえで、「You can do it!!」=「あなたはできる」などと書いて返していたということです。 6日に臨時の会見を開いた市教育委
神戸市教育委員会は2日、担任をしていた当時中学3年の女子生徒に性行為をしたとして、市立中学校の30代男性教諭を懲戒免職にしたと発表した。処分は昨年12月27日付。 市教委によると、教諭は昨年7月から家庭訪問で生徒の自宅をたびたび訪れており、8月になって生徒宅に宿泊したり、自宅へ送り届けたりした際に、少なくとも3回、みだらな行為をしたという。 生徒が保護者に話して発覚し、9月下旬に兵庫県警に相談した。市教委の聞き取りに教諭は「恋愛感情はなかったが、教師として正しい判断ができなかったことは反省してもしきれない」と説明。生徒は「後から振り返ると、好意につけ込まれた」と話したという。 市教委は管理監督責任を問い、50代の男性校長も厳重注意とした。市教委は「生徒や保護者の信頼を裏切ることになり、深くおわびしたい。再発防止に努める」としている。(井沢泰斗)
奈良県大和郡山市の市立郡山南小学校で教諭4人が2学期が始まって以降に一度も出勤していない問題があり、4人は30日、読売新聞などの取材に応じ、「他の教諭や管理職によるいじめやパワハラがあり、体調を崩した」と訴えた。 4人は2~3年生の学級担任を務める男女(20~50歳代)。管理職を含む6人から暴言などの被害を受けたと主張し、うち20歳代の女性教諭は昨年6月頃から、同じ学年の担任の50歳代女性に「秘書」と呼ばれて雑務を押し付けられたり、無視されたりしたという。いずれも医師から3~4か月の休養が必要と診断されたとしている。 また、4人は8月末の職員会議で職場環境の改善を求めたほか、大和郡山市以外の学校への異動を県人事委員会に要求したという。 児童らに対しては「子どもたちの夢を見ることもある」「一緒にやりたいことがたくさんある」とし、「申し訳ない気持ちでいっぱい」と謝罪した。 市教育委員会によると
兵庫県姫路市の小学校で、特別支援学級の担任をしていた39歳の男性教諭が、クラスの児童に対し「生きる価値がない」などと日常的に暴言をはいたり、体罰を繰り返したりしていたとして、懲戒免職の処分を受けました。 体罰も日常的に 懲戒免職となったのは、兵庫県姫路市の市立城陽小学校で特別支援学級の担任をしていた籔田侑亮教諭(39)です。 兵庫県教育委員会によりますと、教諭はことし6月までの3年余りの間に、6人の児童に対して合わせて34件の暴言や体罰を繰り返していたということです。 この中には登校時、かばんをしまうなどの支度をしなかった児童に「生きる価値なし。早く転校しろ」などと暴言をあびせたり、別の日には「死ぬしかないやろ」などの暴言をはいたりしたほか、児童が泣きながら「もう学校やめる」と言うと「ほんまに絶対やめろよ」などと迫ったこともあったということです。 さらに、足をかけて体を倒し、覆いかぶさった
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3年前、名古屋市守山区の中学校で、火をつけたトーチを回す練習中に2年生の男子生徒が大やけどをした事故で、書類送検された男性教諭に罰金30万円の略式命令が出されました。 2019年7月、守山東中学校の運動場で、火をつけたトーチを回す「トーチトワリング」の練習中に当時2年生だった男子生徒が大やけどをしました。 この事故で、練習を指導していた現在54歳の男性教諭がトーチの灯油を絞り切らない状態で火をつけるなど安全対策を怠ったとして、書類送検されていました。 名古屋区検は男性教諭を業務上過失傷害の罪で略式起訴し、名古屋簡易裁判所は今月23日付けで罰金30万円の略式命令を出しました。 男子生徒の保護者は「本人への謝罪もなく罰金で済んでしまう結果には納得できない」とコメントしています。 この事故を受け、名古屋市では全ての小中高校で火を使った演舞が禁止されました。
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