米ミズーリ州にあるセントルイス・ワシントン大学の研究チームが、室内に漂う新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を約5分で検出し、変異株の種類まで判別できるリアルタイム空気環境モニターを開発した。 この概念実証装置を手掛けたのは、同大マッケルビー工学部のラジャン・チャクラバーティ准教授(エネルギー・環境・化学工学)とジョセフ・プトゥセリー博士研究員、医学部のジョン・シリト教授(神経学)とカーラ・ユーディ准教授(精神医学)らのチーム。研究結果と技術の詳細は、英オンライン科学誌ネイチャー・コミュニケーションズで7月10日に発表された。 この装置は、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザウイルスやRSウイルスなど、呼吸器感染症を引き起こすさまざまなウイルスのエアロゾルを検出できる点で画期的だ。商用化されれば、病院や福祉施設、学校、共同生活施設といった公共施設での活用が見込める。 シリト教
2024年4月3日 感染制御プロジェクトの小原道法 特別客員研究員らは、「「裸のmRNA」からなる安全な新型コロナウイルスワクチンの開発に成功」について Molecular Therapy に発表しました。 「裸のmRNA」からなる安全な新型コロナウイルスワクチンの開発に成功 〜ナノ粒子製剤化していない「裸のmRNA」が全身性の副作用を 伴わず強力な免疫を誘導できることを世界で初めて実証〜 現在使われている mRNAワクチンは脂質性ナノ粒子(LNP)などの殻でくるまれて投与されているが、そのLNPが副次的有害事象を発生させている可能性が高い。 mRNAを殻で保護しない「裸のmRNA」からなるワクチンで、SARS CoV-2 (COVID-19)ウイルス感染症を予防することに、世界で初めて成功した。(mRNAワクチンにはナノ粒子が不可欠という常識を覆した) ジェットインジェクターを用いて「裸
こんにちは。ココです。 注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。 第10波に突入した、と言われている新型コロナウイルス。流行に鈍感になってきた私も、とうとう時代の波に乗ってしまいました…。 ● 新型コロナ感染?!体調は3週間経っても完全復活はしません…。さすが10の波をかいくぐって生き延びているウイルスだあ…(泣)。 夫が罹患 熱は平熱 主なコロナの症状 薬が効かない まとめ 夫が罹患 ある土曜日。私は喉がイガイガするなあ、と思いながら車の中にいました。その日は息子の好きなラーメン屋さんへお出かけ。 美味しいラーメンを堪能し、冬の週末恒例の温泉に入って帰宅しました。 寝る前、夫は「なんか喉がせらせらする…。やばいなあ、おばあちゃんの風邪、うつっちゃったかなあ」 去年11月から長期滞在している私の母は、3日前からダウ
6月27日に出張から帰ってきて、会社内では出張の事務処理等を行い、しばし休暇を取っていました。 まず7月4日に娘が新型コロナウイルスに感染。 その3日後に私と嫁が感染しました。 (完全に娘からもらいました) 7月6日は一日会社に出勤し、7月7日の朝には『喉の痛み』と『体調の違和感』がありながらも、会社に出勤。 午前中に嫁から 「私もかかったみたい。熱が上がってきたわ」 と電話があり、課長と相談の上、午後から半休で帰ることにしました。 リンク 帰宅後も私は熱が出ておらず、 「昼寝してから買い出しに行ってくるわ」 と言ったところ、娘から 「今のうちに行っといたほうがいいんちゃう?」 と言われ、それもそうやな、ということで買い出しに。 スーパーで買い出ししている途中でだんだんと調子が悪くなってきて、買い出しから帰ってきて荷物を整理し、少し落ち着いたら熱が出てきました。 37℃台が少し続いたあと、
イギリスの王立学会が「COVID-19: examining the effectiveness of non-pharmaceutical interventions(非薬物的介入の有効性の検討)」というレポートで、新型コロナウイルスのパンデミックにおいて、社会的距離を置くことやマスクを着用するといった措置が感染拡大を明らかに減少させたと報告しています。 COVID-19: examining the effectiveness of non-pharmaceutical interventions (PDFファイル)https://royalsociety.org/-/media/policy/projects/impact-non-pharmaceutical-interventions-on-covid-19-transmission/covid-19-examining-the-
世界中で猛威を振るった新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の塩基配列を初めて公開したウイルス学者の張永振(チャン・ヨンジェン)氏が、所属研究室を閉鎖される騒動に見舞われていたことがわかりました。 Chinese virologist who was first to share COVID genome sleeps on street after lab shuts https://www.nature.com/articles/d41586-024-01293-0 First scientist to publish Covid sequence in China protests over lab ‘eviction’ | China | The Guardian https://www.theguardian.com/world/2024/apr/30/first-scien
今回のキーワードは,ワクチン未接種のLong COVID患者の症状改善にワクチン接種は有効で,sIL-6Rが上昇した人で効果を認める,ワクチン接種をした非入院者に対しパキロビッドはLong COVIDの発症を抑制しない,シンバイオティクスはLong COVIDの症状の改善に有効である,腸管粘膜組織は感染後数ヵ月間,SARS-CoV-2ウイルスを保持する,Long COVIDではアンチトロンビンIIIは低下し,トロンボスポンジン1とvWF因子は増加する,労作後倦怠感の原因として骨格筋の構造・機能異常があり,激しい運動で増悪する,中脳ドパミンニューロンにおけるSARS-CoV-2ウイルス感染後の炎症と細胞老化による消失です. Long COVIDの治療に関する論文を3つ,病態に関する論文を3つ,そしてパーキンソン病の原因となる中脳ドパミンニューロンの消失がSARS-CoV-2ウイルス感染による
週プレNEWS TOPニュースIT・科学ツギハギな変異株「XBB」の出現。新型コロナの「進化」の変遷(中編)【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】 遺伝子組換えを起こして生まれた変異株「XBB」が出現 連載【「新型コロナウイルス学者」の平凡な日常】第3話感染力を維持しながら、免疫から逃れるという進化を遂げ、「全とっかえ」で大流行した新型コロナ。しかし、2022年下半期からはウイルスが多様化し、そこからこれまでにないふたつのウイルスが合体した変異株が現れた。 前編はこちらから * * * ■「西半球」 vs 「東半球」という新たな構図前編では、2022年夏のオミクロンBA.5の出現と流行まで、つまり、変異株の「全とっかえ」の変遷についてまとめた。今回のコラムでは、2022年下半期から現在(2023年夏)までの変遷を追う。 2022年夏まで続いたこの「全とっかえ」の構図があやふやになってき
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