人文学・社会科学系研究者にとって、「非常勤講師職」はどういう意味をもつか? – アンケート調査から見えたこと ※ 本記事は、academistのクラウドファンディングプロジェクト「人文・社会科学分野の若手研究者が抱えるキャリアの問題とは?」をもとに行われた調査結果を報告したものです。 はじめに アカデミアにおける近年の共通の課題として、若手研究者の育成をめぐる問題を挙げることができるでしょう。ですが、当然のことながら一言で若手研究者の育成といっても、その環境は分野間において大きく異なります。特に、人文学・社会科学系においてはポスドクとしての雇用先が少なく、専業非常勤講師(複数の大学の非常勤講師職によって生計を成り立たせている研究者)からテニュアへの就職が一般的である以上、非常勤講師歴を含めた教育経験の積まれ方は、研究者のキャリア形成において非常に重要な影響を与えていると考えられます。 しか
下記の記事で話題になっている件ですが, news.yahoo.co.jp はてブのコメントで紹介されていた2014年に書かれた関連しそうな内容の記事が面白くて,研究の話となんとなく似ているところがあるかなと思いました。 yanretro.hatenadiary.org 以下,研究(倫理)とのアナロジーを中心に思ったことを書きます。どちらかというと詳しい人に解説とか書いてほしいなという呼びかけに近いです。 研究や調査の対象になるという迷惑や暴力性 人文社会系に限らず,人を対象にした研究の基礎的な勉強では,「研究や調査の対象になるということは対象者にとって迷惑なことである」という話が研究手法や研究倫理と合わせて出てくるのがもう一般的になっていると言っていいのではないかと思います。ずばり,『調査されるという迷惑』という本もありますね。 調査されるという迷惑―フィールドに出る前に読んでおく本 作者
1on1が「上司と部下のいつもの会話」で終わってしまうワケ 上司が「教えてもらう側」に立つことで成立する、相互理解の場 なぜ1on1が機能しないのか ~企業成長を加速させる最強の組織づくり~ #2/3 テレワークの普及などでコミュニケーションの在り方が変化する中で、上司と部下の関係性が希薄となりつつある昨今。これまで以上に注目を集めているのが「1on1ミーティング」です。1on1は、既に多くの企業で導入されていますが、経営層や人事部が考える導入目的が各部署の上司や部下まで浸透せず「業務の進捗確認の場となっている」「形骸化している」など、運用・継続における課題感を感じている企業が少なくありません。そこで『シリコンバレー式 最強の育て方 ―人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング―』の著者であり、株式会社サーバントコーチ代表取締役 世古詞一氏が登壇したウェビナーの模様を公開。1on1
洋介犬 @yohsuken ホラー漫画家・洋介犬(ヨウスケン)日本漫画家協会特別職参与:商業連載中→黒懺悔/反逆コメンテーターエンドウさん/JC殺人鬼やめました/メメ/パラウドで逢いましょう/LaLaLa… ※Amazonアソシエイト登録者です ご依頼ご連絡はDM(開放中)もしくは公式ブログへ→yohsuken.blog.jp yohsuken.blog.jp リンク 30秒怪奇妙漫画ブログ「イヌギキ」 30秒怪奇妙漫画ブログ「イヌギキ」 30秒で一度の恐怖…ホラー漫画家・洋介犬(ヨウスケン)による現代怪列異伝 ※当ブログはホラー漫画ブログという性質上、出血等グロテスクな表現があります。ご閲覧は充分な御心構えの上、自己責任でお願いいたします。
アメリカの最高の仕事ランキング「この13年で編集者は最下位に」 仕事の未来はどのように予測したらよいのでしょうか? 「仕事の未来」に関する様々な書籍が出ていますが、私が薦めたいのは、(1)数年にわたって仕事の動向を「定点観測」(定期的に観測する)しているレポートと、(2)数値データを収集して調査研究した学術研究です。 (1)の定点観測したものとしては、『The Jobs Rated Almanac: The Best Jobs and How to Get Them』(iFocus Books)という書籍があり、同書は、2015年度版で730ページ近くある分厚い辞書のような本で、電子書籍版も出版されています。1988年から、仕事について、各種の評価を定点的に実施しています。 アメリカにおける最高の仕事と、最低の仕事、それらの中間年収や仕事の将来性、どうやったら就職できるか、という情報をまと
これからお話することは、私にとって1種のトラウマ。いつもは心の奥底に凍結保存しているのだが、毎年この時期に新社会人を目にすると解凍が始まってモゾモゾと動き出す。 20年ほど前なのに、まだ忘れられない。でも昔のことだから、いま書いたところで誰にも迷惑をかけないだろう。舞台となったお店はすでに閉店したようだし、もう時効だよな……と判断して公開することにした。 あれは私が社会人1年目の頃。当時は、残業が毎月200時間くらいある編集プロダクションに勤めていたのだが、その会社が請け負っている業務の1つに、グルメサイトに掲載するための飲食店取材があった。 食べログではないのだが、それ系のサービス。今でこそ当たり前にあるものの、当時はちょうど出始める頃で、サイトの運営会社は飲食店の取材を私の所属する編集プロダクションに委託していたのである。 以下で簡単に仕事内容を説明したい。 ・飲食店の紹介シートを作成
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