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  • 「ひょえー!」藤井聡太名人が49分の長考で指した“イバラの道”の一手に控室では悲鳴が上がった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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      「ひょえー!」藤井聡太名人が49分の長考で指した“イバラの道”の一手に控室では悲鳴が上がった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

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        藤井聡太名人、そのあまりに高度な勝負術。控室では、棋士全員の顔色が変わった「王座戦の逆転劇よりも驚いています」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
      • 「『えっ、同じ部屋?』とびっくり…」“金星”でプレーオフ進出、内山あや女流初段(19)がライバルたちと過ごした日々 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

        「金星」。女流棋士の世界で常にタイトル争いをしている福間香奈女流四冠、西山朋佳女流四冠に若手の女流棋士が勝つとこう評される。2023年度の女流名人リーグで福間女流四冠から金星を挙げ、さらに格上の女流棋士にも次々と勝って7勝2敗の好成績を残し、プレーオフ進出を果たしてタイトル挑戦にあと一歩まで迫ったのが19歳の新鋭、内山あや女流初段だ。 注目度が一気に上がった内山女流初段に、挑戦を争った福間女流四冠のこと、数学科に在籍している大学のこと、一度女流棋士資格を得た中学生のときに申請しなかった理由など幅広く聞いてみた。 内山あや(うちやま・あや)女流初段 2004年5月22日生まれ。イギリス・ベルファスト生まれ、東京育ち。北島忠雄七段門下。2020年9月にアマ代表として出場した白瀧あゆみ杯本戦で優勝。2020年12月に女流2級。2023年3月に女流名人戦リーグ入りの実績で女流初段に昇段した。居飛車

          「『えっ、同じ部屋?』とびっくり…」“金星”でプレーオフ進出、内山あや女流初段(19)がライバルたちと過ごした日々 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
        • 「▲5三馬です!」「えええっ!」藤井聡太“八冠誕生”の瞬間、中継に映らなかった舞台裏で何が起きていたのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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            「▲5三馬です!」「えええっ!」藤井聡太“八冠誕生”の瞬間、中継に映らなかった舞台裏で何が起きていたのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
          • “人間の感覚を超えた”藤井聡太と“人間をやめる宣言”の永瀬拓矢、盤上にあったのはどこまでも「人間と人間の戦い」だった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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              “人間の感覚を超えた”藤井聡太と“人間をやめる宣言”の永瀬拓矢、盤上にあったのはどこまでも「人間と人間の戦い」だった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
            • 負けを覚悟した藤井聡太はガックリと…その後の逆転劇を棋士は誰でも経験している「血が逆流し、全身から汗が吹き出す」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

              夕食休憩明けの再開後、永瀬拓矢王座は香を成って手を渡す。このシリーズの特徴は、こういう手渡しが多いこと。挑戦者の藤井聡太竜王・名人は本局最長のほぼ1時間を使って、飛車の頭に歩を打ち、飛車の直射を消してから勝負に出た。 銀をぶつけて銀交換し、桂を中央に跳ね出したのだ。香から金を守っていた桂がいなくなり、渡した銀で飛車金両取りの割り打ちもある。捨て身の反撃だ。 だが永瀬はまたも踏み込んだ。銀で割り打ちをして、56手目、25分の考慮で△6六飛と、飛車を角と交換した。そして金を取り、先手の守りの金の上からごつく金を打ったのだ。控室で歓声があがる。この踏み込みも将棋AIは最有力と上げていたが、駒を渡すので怖いだろうと言っていた。だが現実にこの局面になってみると先手が困っている。 端攻めに続いて、永瀬はすごい踏み込みをした。事前の宣言どおり、人間を捨てているのか、恐怖心をなくすことができたのか。 藤井

                負けを覚悟した藤井聡太はガックリと…その後の逆転劇を棋士は誰でも経験している「血が逆流し、全身から汗が吹き出す」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
              • 「藤井さんに敵わないと思うようじゃ覚悟が足らない」八冠制覇への“最後の壁”となる永瀬拓矢王座が掲げる「最終的な目標」とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                  「藤井さんに敵わないと思うようじゃ覚悟が足らない」八冠制覇への“最後の壁”となる永瀬拓矢王座が掲げる「最終的な目標」とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                • 藤井聡太の表情は「もう終わっちゃうの?」と…激闘の最終盤で一瞬の「詰み」を見逃さなかった“規格外の読み” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                    藤井聡太の表情は「もう終わっちゃうの?」と…激闘の最終盤で一瞬の「詰み」を見逃さなかった“規格外の読み” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                  • 「本局は藤井の逆転負けではない」永瀬拓矢は“八冠挑戦”の藤井聡太に勝つために何を“捨てた”のか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                    2016年、23歳の永瀬拓矢六段は初めてタイトル戦の大舞台に立った。羽生善治棋聖との第87期棋聖戦五番勝負は、2勝1敗と追い込みながら第4、5局を連敗し敗退した。 私は第3局の副立会と、第4局の観戦記を担当したが、永瀬の対局姿が気になった。外からの日差しを気にして対局席の位置を変えさせるなど、神経質であまりにも余裕がなかったのだ。羽生はそれを見透かしたかのように、第4局では永瀬の矢倉に対し、古いタイプの急戦を採用し、第5局では後手で1手損角換わりと、経験が多い形に誘導した。永瀬はあと1勝まで迫りながら、先手番で連敗。初挑戦でのタイトル奪取はならなかった。 「藤井聡太四段 炎の七番勝負」で唯一藤井に勝利 永瀬は人生のすべてを将棋に費やしてきた。観戦記で取材したとき、「1月は対局と研究会が28日でした。正月三が日だけはVSの相手がいませんでした」と言われて、言葉を返せなかったことがある。それを

                      「本局は藤井の逆転負けではない」永瀬拓矢は“八冠挑戦”の藤井聡太に勝つために何を“捨てた”のか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                    • 藤井聡太が笑い、指で「歩」をくるんくるんと回す…プロ棋士が感じた「八冠挑戦決定」よりも大事なこと | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                        藤井聡太が笑い、指で「歩」をくるんくるんと回す…プロ棋士が感じた「八冠挑戦決定」よりも大事なこと | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                      • 『攻殻機動隊』のススメ ~おすすめの観る順番・読む順番~


                        GHOST IN THE SHELL /  4K | neputa note GHOST IN THE SHELL /  4K 1      
                          『攻殻機動隊』のススメ ~おすすめの観る順番・読む順番~
                        • 将棋のトップ棋士、佐藤天彦九段と糸谷哲郎八段が繰り広げた“100局デスマッチ”を完全レポートする | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                           210015 292使1602使 
                            将棋のトップ棋士、佐藤天彦九段と糸谷哲郎八段が繰り広げた“100局デスマッチ”を完全レポートする | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                          • 「もう業者みたいなものですよ(笑)」将棋の「研修会」を運営する棋士が語る“意外なお仕事”とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                              「もう業者みたいなものですよ(笑)」将棋の「研修会」を運営する棋士が語る“意外なお仕事”とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                            • 「羽生さんも殺人的なスケジュールをこなして七冠に…」めずらしく疲れを見せた藤井聡太は、名人にどう挑んだか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                              渡辺明名人(右)に挑戦する藤井聡太竜王 ©文藝春秋 鍛えの入った精神力を持つ渡辺にとってすら… 渡辺明名人に藤井聡太竜王が挑戦する第81期名人戦七番勝負第5局は、5月31日~6月1日にかけて、長野県上高井郡高山村「緑霞山宿 藤井荘」で行われた。標高800メートル以上、200年以上の歴史ある旅館だ。 藤井は、数年前にこの藤井荘の方から手紙をもらったことをきっかけに、家族で長野電鉄に乗って泊まりにきたことがあるそうだ。長野電鉄の話になったとき、私に見せた藤井の明るい表情は印象に残っている。 名人戦はここまで渡辺の1勝3敗。七番勝負のカド番を先手でしのぐのか。あるいは挑戦者の藤井が史上最年少で名人を奪取するのか。将棋界はもちろん、社会的にも非常に大きな注目を集める一局となった。世相は「藤井持ち」を隠さない。鍛えの入った精神力を持つ渡辺にとってすら、圧力のかかる対局だろう。

                                「羽生さんも殺人的なスケジュールをこなして七冠に…」めずらしく疲れを見せた藤井聡太は、名人にどう挑んだか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                              • 「師匠になんと伝えたいですか?」先輩プロ棋士の涙腺を緩ませた藤井聡太新名人の答えとは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                渡辺明名人に藤井聡太竜王が挑戦する第81期名人戦七番勝負第5局。5月31日~6月1日にかけて、長野県上高井郡高山村「緑霞山宿 藤井荘」にて行われた歴史的な一戦を現地からレポートする。 対局2日目の午後、渡辺が再び考えこむ。86分の大長考に続きまた長考とは変調のあかしだ。藤井が席を立つと、渡辺の頭が下がってうなだれた。対局態度と時間の使い方が、逆転したことを告げている。色めき立つ控室。 渡辺は47分の長考で成桂で桂を取り、藤井玉を下段に落とす。 攻めをつなぐ名手の攻めが切れた だが、危険に見える藤井玉も、いざ寄せるとなると手段が見当たらない。控室では戸辺誠七段と高見泰地七段という、攻めに長けた2人が一所懸命知恵を絞っているが攻めきれない。この手はどうか? いやこの角が利いている。じゃあこの手は? いやこっちの角が利いている。検討ではこんな会話の繰り返し。6段目に並んだ2枚の角の利きが、蜘蛛の

                                  「師匠になんと伝えたいですか?」先輩プロ棋士の涙腺を緩ませた藤井聡太新名人の答えとは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                • 「かなり将棋がお好きなんですねえ」藤井聡太の師匠がパソコンショップに行ったところ… | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                  次々とタイトルを奪取し、将棋界を席巻する天才・藤井聡太。その師匠である杉本昌隆八段が、瞬く間に頂点に立った弟子との交流と、将棋界のちょっとユーモラスな出来事を綴ったエッセイ集『師匠はつらいよ 藤井聡太のいる日常』(文藝春秋)。 その中の一篇「パソコンショップでの攻防」(2022年5月26日号)を転載する。 (段位・肩書などは、誌面掲載時のものです) ◆ ◆ ◆ パソコンの買い替えを藤井竜王に相談 私たちの仕事道具は将棋盤と駒だが、現代はそれとは別に欠かせないものがある。研究用のパソコンだ。 DL(ディープラーニング)系の将棋ソフトが形勢判断に優れているそうで、従来のものより評価が高い。藤井聡太竜王がそれで研究をしているとのことで、注目度は高いのだ。 起動させるためには高性能パソコンが必要で、これがかなり値が張る。昨年、渡辺明名人が購入されたパソコンは約130万円だとか。 実は私、長年使って

                                    「かなり将棋がお好きなんですねえ」藤井聡太の師匠がパソコンショップに行ったところ… | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                  • PCショップで店員から「購入すれば藤井竜王の気分になれますよ」 師匠の“自虐ネタ”がイキイキとしている理由 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                    藤井聡太竜王・名人の師匠である杉本昌隆八段の綴る週刊誌連載が、このたび通算100回を超えて単行本化されることになった。タイトルは『師匠はつらいよ 藤井聡太のいる日常』(文藝春秋)。そのなかの一編の「走る棋士」は『ベスト・エッセイ2023』(光村図書出版/6月26日発売予定)に収録されるなど、将棋界の枠を超えて注目を集めている。 この単行本化を記念して、杉本一門の室田伊緒女流二段と中澤沙耶女流二段にもお越しいただき、3人で一門のこと、そして同門の藤井聡太竜王・名人のことなどを愛知県名古屋市にある「杉本昌隆将棋研究室」で話していただいた。 まずは、師匠にとっても初めての経験となった週刊誌連載について聞いた。 杉本昌隆八段 1968年愛知県名古屋市出身。板谷進九段門下。1990年四段プロデビュー。 常に締め切りがあるという意味だと ――『師匠はつらいよ』の単行本化おめでとうございます。同書に収録

                                      PCショップで店員から「購入すれば藤井竜王の気分になれますよ」 師匠の“自虐ネタ”がイキイキとしている理由 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                    • 「藤井聡太さんはよく考える人でしたね…」木村一基九段49歳が“浮き沈み”を経て、ふたたび立ち上がるまで | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                      プロ棋士がシビアにランク付けされるのが順位戦だ。新たに始まる第82期順位戦でB級1組の12位にノミネートされているのが木村一基九段(49)である。 木村が悲願の初タイトルである王位を獲ったのが2019年。さらなる栄光への道を進むかとも思えたが、そこに立ちはだかったのが新世代の王者、藤井聡太だった。虎の子のタイトルをわずか1年で明け渡し、さらには順位戦でもA級からB級1組、さらにはB級2組へ落ちる屈辱も味わった。 だが、木村はあきらめない。2021年にはまたもタイトル戦の舞台に立ち、さらには知命を迎える年に「鬼の棲家」へ再び舞い戻ってきた。「不撓不屈」の精神に迫ってみたい。 まさか本当に来るとは…とんでもない誕生日プレゼントとは ――文春オンラインで木村九段にお話をうかがうのは、2019年に王位を取られた直前以来の2度目となります。まず、王位を獲得されてから、現在に至るまではどのようにお考え

                                        「藤井聡太さんはよく考える人でしたね…」木村一基九段49歳が“浮き沈み”を経て、ふたたび立ち上がるまで | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                      • 「リアクションしてくれないのね…」藤井聡太以前、以後で将棋は変わった 果たして“史上最年少名人”は誕生するのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                        「前夜祭には300人集まっていただきまして、それだけの方に来ていただいたということで渡辺さんはテンションも上がっているように見えました。ファンの方に『お越し下さりありがとうございます』と感謝の言葉を述べていましたね。 対局初日は両対局者とも普段どおりでした」(深浦九段) すこし話がそれるが、深浦の弟子の佐々木大地七段が棋聖戦と王位戦でダブル挑戦者になったことが大きな話題となっている。私が叡王戦五番勝負第3局を見に、名古屋に赴いたとき、控室で深浦と藤井の師匠・杉本昌隆八段と一緒になった。深浦が「弟子が挑戦することになったので、よろしくお願いします」とメールを送り、杉本が「弟子のせいで仕事がなくなった仲間が増えて嬉しいです」と返信をした、という話をしていた。 タイトル戦の立会は八段以上の棋士が務めるが、弟子が出場する場合は立会も副立会もできない。深浦は棋王戦、王将戦、名人戦で立会を務めたが、棋

                                          「リアクションしてくれないのね…」藤井聡太以前、以後で将棋は変わった 果たして“史上最年少名人”は誕生するのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                        • 「将棋に負けたほうが記憶に残る」天才・藤井聡太とレジェンド・羽生善治の共通点とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                          昨年度の将棋界を「観る将」の視点で振り返る「観る将アワード」。 4年目の開催となる今年は、「名局賞」「最優秀棋士賞」「最優秀女流棋士賞」「ベストパフォーマー賞」「ベストエッセイスト賞」「名言賞」「ベスト棋譜コメ賞」「ベストサポーター賞」の8つの部門に、観る将ファンの方から熱い投票をいただいた。 選考会場は、今年も「読む将の聖地」であるジュンク堂池袋本店。深浦康市九段と遠山雄亮六段とともに行った選考会の様子をご紹介したい。まずは「名局賞」選考の様子からお届けしよう。 もっとも票を集めたのは棋王戦の第3局 ――観る将のみなさんから事前に投票いただいた結果、票数の多い順からこのようになりました。 1位 棋王戦第3局 渡辺明棋王-藤井聡太竜王 2位 王将戦第2局 藤井聡太王将-羽生善治九段 3位 朝日杯将棋オープン戦 藤井聡太竜王-増田康宏六段 ――もっとも票を集めたのは、棋王戦の第3局でしたが、

                                            「将棋に負けたほうが記憶に残る」天才・藤井聡太とレジェンド・羽生善治の共通点とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                          • 対局中の藤井聡太が突然「ガックリ」 AIの評価値よりも藤井の対局姿勢のほうが“信頼できる”これだけの理由 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                            うなだれていた藤井はもういない 渡辺も次々と意表をつかれて参ったろう。距離を取って戦い、遠目からパンチを打ち、しっかり守ってポイントを稼ごうとしたのに、竜を作らせてまで攻められたら、どうしても打ち合いは避けられない。渡辺はなんども頭に手をやり、銀取りに桂を打って攻めてから、自玉の頭上に香を打ってガードする。 ところがまたも藤井の態度が変わる。夕食休憩は30分だが、藤井は3分もしない内に対局室に戻り、一心不乱に考える。その姿勢は朝と変わらない。うなだれていた藤井はもういない。 形勢を戻した、手応えを感じた、それを伝えるかのような対局姿勢だ。AIの評価値よりも藤井の対局姿のほうが信頼できる。盤上に現れるドラマ、水面下のドラマ、脳を極限まで酷使する、これぞ究極の頭脳ゲームだ……。 「ゆったりした進行は昔のタイトル戦のようですよね」 渡辺明名人に藤井聡太竜王が挑戦する、第81期名人戦第2局は4月2

                                              対局中の藤井聡太が突然「ガックリ」 AIの評価値よりも藤井の対局姿勢のほうが“信頼できる”これだけの理由 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                            • 「羽生マジックの逆転に憧れるのですが…」勝率2位、絶好調の斎藤明日斗五段が明かす“現代将棋の難しさ” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                              斎藤 正直、不思議な感覚ですね。まずABEMAトーナメントがあって、その期間中に将棋に対する取り組みの意識が変わりました。ドラフトで選ばれたのが1月、予選の収録は2月、本戦は6月からでしたが、4月から9月くらいまでは充実感があり、公式戦でもいい内容の将棋を指せている自覚がありましたね。 ABEMAトーナメントが終わってからは燃え尽きた感覚があり、調子がいいとは思っていませんでした。ABEMAトーナメントでの貯金をやりくりできたのか、力そのものがついたのか、正直なところよくわかっていません。 ――ABEMAトーナメントでは永瀬拓矢王座に指名され、増田康宏七段ともども、チームを組みました。 斎藤 指名されたのは正直、驚きでした。実は他の棋士から組みたいと匂わされていたんです。ドラフトが行われた当時は7連敗中で、将棋に対してモチベーションがなかった時期です。指名された結果、永瀬さんからは研究会に

                                                「羽生マジックの逆転に憧れるのですが…」勝率2位、絶好調の斎藤明日斗五段が明かす“現代将棋の難しさ” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                              • 挑戦者・藤井聡太は「羽生善治の得意技」までもマスターしたのではないか《最年少名人に向けて大きな1勝》 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


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                                                  挑戦者・藤井聡太は「羽生善治の得意技」までもマスターしたのではないか《最年少名人に向けて大きな1勝》 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                • 「朝の時点では7番手だったので…」大混戦の三段リーグを抜け出した3人が語った“憧れの棋士” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                  723311姿
                                                    「朝の時点では7番手だったので…」大混戦の三段リーグを抜け出した3人が語った“憧れの棋士” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                  • 「これが試験のプレッシャーなのか…」プロ棋士になるため会社員をやめた小山怜央さんが感じた“あと1勝”の重み | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                    アマ将棋のトップとして出場したプロの公式戦で好成績を挙げたことにより棋士への編入試験資格を獲得、昨年11月から四段の棋士5人と1人ずつ対局していくという棋士編入試験を受けていた小山怜央さん(29)が、3勝1敗の成績で合格を決めた。奨励会未経験者の合格は現行制度では初めてだ。 試験中に感じた不安や苦しさ、試験と並行して行われA級の広瀬章人八段と対戦した朝日杯、将棋に専念したここ2年の勉強の成果について聞いてみた。 小山怜央(こやま・れお) 1993年7月2日岩手県釜石市生まれ。中3の奨励会試験、岩手県立大学ソフトウェア情報学部休学中の奨励会三段リーグ編入試験と2回不合格だった経験がある。アマチュアトップとして活躍していた2021年4月に勤めていた会社を退職し、棋士編入試験の資格獲得と合格して棋士になることを目指し将棋に専念するという決断をした。 アマ大会上位者に与えられるプロ公式戦出場15回

                                                      「これが試験のプレッシャーなのか…」プロ棋士になるため会社員をやめた小山怜央さんが感じた“あと1勝”の重み | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                    • 苦悩の表情を浮かべていた羽生善治が笑い、藤井聡太も楽しそうに会話している《王将戦決着局、“宇宙人たち”の感想戦》 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                      110調20CPU 使   1  退
                                                        苦悩の表情を浮かべていた羽生善治が笑い、藤井聡太も楽しそうに会話している《王将戦決着局、“宇宙人たち”の感想戦》 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                      • 二人の会話はまるで宇宙人 “最強オールラウンダー”羽生善治が抜いた「伝家の宝刀」を藤井聡太はどう受け止めたか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                        72ALSOK22522526 16064  15使2
                                                          二人の会話はまるで宇宙人 “最強オールラウンダー”羽生善治が抜いた「伝家の宝刀」を藤井聡太はどう受け止めたか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                        • 「これが最後の1局で」が何局も続いていく…内側からみた関西将棋会館の「棋士室」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                                  西 21210 2
                                                            「これが最後の1局で」が何局も続いていく…内側からみた関西将棋会館の「棋士室」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                          • 「いやいや、それ空いている日と違うでしょ!」先輩棋士も驚かせた里見香奈が将棋にかける“熱量” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                            201621西74A8A61225 103  
                                                              「いやいや、それ空いている日と違うでしょ!」先輩棋士も驚かせた里見香奈が将棋にかける“熱量” | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                            • 初の「女性棋士」に挑戦するも…里見香奈は“人生をかけた勝負”プロ棋士編入試験をどう戦ったのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                              2022122312 4221 1199 2022
                                                                初の「女性棋士」に挑戦するも…里見香奈は“人生をかけた勝負”プロ棋士編入試験をどう戦ったのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                              • 《棋士は見た》羽生善治は右手をタクトのように、藤井聡太は扇子をくるくると…“1時間超え”感想戦は「ふたりの世界」だった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                                 1220222A調 22022811202293320231  4
                                                                  《棋士は見た》羽生善治は右手をタクトのように、藤井聡太は扇子をくるくると…“1時間超え”感想戦は「ふたりの世界」だった | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                • 「あー、こっちの人ですかあ」羽生善治九段の擬人化した表現に、藤井聡太王将も思わず笑った | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                  「オールラウンダー羽生」をリスペクトしてきた 羽生の選択は角道を止める出だしだった。居飛車党が角道を止める場合は雁木が本命とはいえ、羽生には振り飛車もある。羽生はタイトル戦だけに限定しても、中飛車・四間飛車・三間飛車・向い飛車と、すべての場所に振ったことがある。また藤井との対戦でも、2020年の銀河戦で三間飛車にしている。 それを踏まえて藤井も準備をしていた。11手目、玉上がりを保留して、角を上がったのが羽生対策の新手。すべての含みを残した手で、振り飛車なら持久戦で、四間飛車には穴熊、三間飛車には左美濃と堅く囲う。 居飛車なら急戦で、雁木なら船囲い、高美濃ならばカニ囲いなどの簡略化した囲いで急戦にするつもりだ。羽生が昨年12月の長谷部浩平五段との朝日オープンで、雁木と見せかけて高美濃にし、さらに矢倉に組んで勝っていることも、調べているだろう。「オールラウンダー羽生」をリスペクトし、警戒し、

                                                                    「あー、こっちの人ですかあ」羽生善治九段の擬人化した表現に、藤井聡太王将も思わず笑った | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                  • 「なんなんだこの1手は」羽生善治九段が藤井聡太王将から勝ちをつかんだ“異次元の攻め”とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                                    72ALSOK1使 2 20219B1 12 A
                                                                      「なんなんだこの1手は」羽生善治九段が藤井聡太王将から勝ちをつかんだ“異次元の攻め”とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                    • 「なんなんだこの2人は…」藤井聡太-羽生善治、2日間にわたる“世紀の決戦”後にプロ棋士を驚かせたこと | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                                       182019123 6019 1 3
                                                                        「なんなんだこの2人は…」藤井聡太-羽生善治、2日間にわたる“世紀の決戦”後にプロ棋士を驚かせたこと | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                      • 羽生善治九段の“壁ドン”、藤井聡太をにらむ先輩棋士…棋士を撮り続けてきたカメラマンが「忘れられない7つの名場面」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                                            7 58  71232003
                                                                          羽生善治九段の“壁ドン”、藤井聡太をにらむ先輩棋士…棋士を撮り続けてきたカメラマンが「忘れられない7つの名場面」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                        • 4月からの対局数は29局 それでも女流棋士が「常に対局をしているような感覚」になる理由とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                                          西西    
                                                                            4月からの対局数は29局 それでも女流棋士が「常に対局をしているような感覚」になる理由とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                          • 「プロ棋士になりたいから、仕事を辞めます」上司にそう告げた27歳男性の“勝算”とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                            2015年9月、大学4年生だった小山怜央さんはアマチュア最高峰タイトルの1つ「アマ名人戦」で初タイトルを手にした。そこで得た権利として、「三段リーグ編入試験」に臨んだ。大学を休学して関東奨励会の例会に乗り込むと、場の空気はピリピリしていたという。 プロになるチャンスを逃し、一度は就職した 三段リーグ編入試験は、アマ名人、アマ竜王、アマ王将、朝日アマ、赤旗名人、支部名人の6大アマ大会で全国優勝し、1年以内に申請すれば受験することができる。 奨励会の例会に参加するかたちで、原則二段(初段の場合も)の会員と1日2局、最大2カ月で8局対戦して、6勝2敗以上で合格だ。棋士編入試験と違うのは、試験対局の相手となる奨励会員にとっても勝ち敗けが例会の成績としてカウントされること。13歳だった藤井聡太二段も、別のアマの編入試験の相手になって負け、その黒星が響いて三段リーグへの参加が半年遅れてしまった。受験者

                                                                              「プロ棋士になりたいから、仕事を辞めます」上司にそう告げた27歳男性の“勝算”とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                            • 奨励会受験は不合格、将棋の「エリート」ではなかった。それでも、小山怜央さんがプロに勝ち越した理由とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                              小山怜央(こやま・れお) 1993年7月2日岩手県釜石市生まれ。岩手県立釜石高校、岩手県立大学ソフトウェア情報学部卒。2010年朝日アマチュア名人戦全国大会でベスト8に入り17歳でプロ公式戦初出場。2015年アマ名人戦優勝、2016年アマ王将位優勝など6大アマタイトルのうち5つで優勝経験がある。アマ大会の上位者に与えられるプロ公式戦出場経験14回。通算成績13勝13敗。2022年9月にもっとも良いところから見て10勝以上かつ勝率6割5分以上という棋士編入試験受験資格を獲得し、11月28日から月に1局ずつ受験予定。 ◆ ◆ ◆ 小2で将棋と出会い、ネット対局に夢中に 「時間があったから将棋を指したんです。避難所ではそんなにすることもなかったし、指していると落ち着くから」 2011年の東日本大震災で岩手県釜石市の海沿いにあった自宅を津波で流され、数カ月にわたる避難所暮らしを経験した高校生の小山

                                                                                奨励会受験は不合格、将棋の「エリート」ではなかった。それでも、小山怜央さんがプロに勝ち越した理由とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                              •            
                                                                                  「藤井聡太さんに指し手の意味を聞いたんですよ。そしたら、『ははは、うっかりです(笑)』って」 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                                • 「書くのは苦しいですよ。でも…」将棋のプロである棋士・女流棋士が“観戦記”を書く理由とは | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン


                                                                                  34343 19982420 20     
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