40代を超えても脳が若い人、老化がどんどん進む人がいる。その決定的違いとは? 「脳をダメにする根本原因があるんです」と言うのは「脳の学校」代表の加藤俊徳氏だ。セブン‐イレブン限定書籍『45歳から頭が良くなる脳の強化書』からその驚きの仕組みを特別公開する——。(第1回/全3回) ※本稿は、加藤俊徳『45歳から頭が良くなる脳の強化書』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。 「若いころは頭がもっとシャープだったのに…」 「最近、もの忘れが多くなった」「人の名前が覚えられない」「まったくアイデアが浮かばない」「集中できない」……40歳を過ぎてこんな実感をしたとき、あなたは「もう歳だからしょうがない」と考えてはいないでしょうか。でも、それは間違いです。 加齢によって脳の中の神経細胞が減ったり、記憶に関係する「海馬かいば」という部分が萎縮したりすることは現実としてあります。でも、脳の機能低下の
「そのうち意識もおかしくなり、手が震えて字が書けなくなり、よろよろするようになりました。ついには口がうまく締められずよだれを垂らすようになり、トイレを我慢できず失禁するまでの状態に陥りました」 北陸地方で介護施設を経営していた、元警察官で70代男性のAさんは、精神科病院への1カ月強の入院で、自分でも信じられないほど、あっという間に衰弱してしまったと、当時の体験を振り返る。連載第4回「ある朝、精神病院に強制連行された男の凶体験」でも紹介した、この男性が入院させられたのが、報徳会宇都宮病院(栃木県宇都宮市)だ。 95歳オーナー医師の一方的な診察 「認知症で頭がおかしいから、これから病院に連れて行く」 2018年12月ある日の早朝6時45分。Aさんが妻とともに施設利用者の朝食準備をしていたところ、民間救急業者(同事業については連載第4回で詳述)の職員4人が土足で施設に立ち入りこう告げて、Aさんを
おととし、東京 池袋で車を暴走させて、母親と子どもを死亡させたほか、9人に重軽傷を負わせた罪に問われた、90歳の被告に、東京地方裁判所は「ブレーキとアクセルの踏み間違いに気付かないまま車を加速させ続けた過失は重大だ」と指摘し、禁錮5年の実刑を言い渡しました。 判決のあと、妻の真菜さんと娘の莉子ちゃんを亡くした松永拓也さんは記者会見を開き「きょうの判決は、私たち遺族が少しでも前を向いて生きていくきっかけとなり得ると思います」と話しました。 おととし4月、東京 池袋で車が暴走し、松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡したほか、9人が重軽傷を負った事故では、旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(90)が過失運転致死傷の罪に問われました。 裁判では運転にミスがあったかどうかが争点になり、被告側は「アクセルとブレーキを踏み間違えた記憶は全くない。車両に何らかの異常があった」と無罪を主張してい
「もしかして認知症?」と不安になっている親を傷つけるもの言いをしていませんか?(提供:Mono_tadanoe/イメージマート) 親が認知症かも?と思ったとき、親自身もその不安に駆られていることは多い。そんなときには、不安をあおり、親が傷つくような対応は避けたい。子ども世代は何に気をつけ、どんな接し方を心がければいいだろうか。 親と子ども、それぞれ大別される2つのタイプを紹介しながら、解説する。 認知症の不安抱く親の気持ち、2タイプに大別高齢になった親と接していて、こんなことはないだろうか。 親に何度も同じことを聞かれ、「え? それ、この前伝えたよね?」と答えることが増えた。通帳やサイフ、保険証などがないと言って、親が家の中を探し回る姿をよく目にするようになった。久しぶりに実家に行き、キッチンの戸棚をあけたら焦げた鍋がいくつもあった――そして、ふと頭をよぎる。 「うちの親、もしかして認知症
精神疾患により医療機関にかかっている患者数は日本中で400万人を超えている。そして精神病床への入院患者数は約28万人、精神病床は約34万床あり、世界の5分の1を占めるとされる(数字は2017年時点)。人口当たりで見ても世界でダントツに多いことを背景として、現場では長期入院や身体拘束など人権上の問題が山積している。日本の精神医療の抱える現実をレポートする連載の最終第13回中編。 「早期に退院させるという意思はなく」 「基本的に治療を目的としているとは思えない。生活保護患者に入院治療を行い早期に退院させるという意思はなく、できるだけ長期に、それこそ亡くなるまで収容することのみに専心していると考えられる」 2020年7月、宇都宮市内のある精神科病院が、入院患者に不適切な医療行為をしているとして、同市の元精神科嘱託医の朝信泰昌医師が、国と県、市に対して、同院への立入検査を求める申出書を提出した。
国内の医薬品規制などを管轄するアメリカ食品医薬品局(FDA)が日本のエーザイとアメリカの老舗医薬品メーカー・Biogenが共同開発したアルツハイマー治療薬「ADUHELM」を承認した一件を巡って、FDAの諮問委員3名が辞任しました。辞任した諮問委員のうち1名は「近代のアメリカ史の中でおそらく最悪の医薬品承認」と述べています。 Three experts resign as FDA advisers over approval of Alzheimer’s drug | Ars Technica https://arstechnica.com/science/2021/06/three-experts-resign-as-fda-advisors-over-approval-of-alzheimers-drug/ Biogen says FDA didn't push for trial b
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かかりつけ医は、地域での保育園や幼稚園の園医や学校医として健康診断や健康相談に従事したり、職場での健康管理を職務とする産業医として活動している医師もいます。また、在宅療養が必要な人には訪問診療をしてくれる医師もいます。医療と介護のいろいろな職種の方々と連絡・連携しながら支援の必要な人への活動を行っています。 さらに、将来の人生をどのように生活をして、どのような医療や介護を受けて最期を迎えるかを計画して、ご自身の考えを心づもりとしてご家族や近しい人、医療やケアの担当者とあらかじめ表しておく取り組みをアドバンス・ケア・プランニング(ACP)といいます。愛称として「人生会議」と呼びます。環境や体調の変化により、繰り返し話し合いを行うプロセスでもあります。 人生の最終段階における医療についてもかかりつけ医はご本人・家族と一緒に考えていきます。 認知症を起こす病気には治すことが難しいものが多くありま
これまでの研究により、「6時間睡眠を続けている人は自分で気づかないうちに徹夜した人並みに認識能力が落ちている」ということが判明しています。さらに、イギリス人約8000人を25年間にわたって追跡調査した新たな研究により、中年期の睡眠時間が1日6時間を切っている人は、認知症のリスクが高いことが明らかになりました。 Association of sleep duration in middle and old age with incidence of dementia | Nature Communications https://www.nature.com/articles/s41467-021-22354-2 Sleeping Less Than 6 Hours a Night Linked to Higher Dementia Risk, Scientists Show https:/
精神疾患の患者の体をベッドなどにくくりつけたりする「身体拘束」の人口100万人当たりの実施数が、日本はオーストラリアの599倍、米国の266倍に上るとの分析結果を、国際研究チームが英精神医学誌「エピデミオロジー・アンド・サイキアトリック・サイエンシズ」に発表した。チームの長谷川利夫・杏林大教授(精神医学)は「患者が地域で生活できる環境を整えるなど現状を改善すべきだ」と話す。 研究チームは、日本▽オーストラリア▽米国▽ニュージーランド――の4カ国を対象に、公開されている2017年のデータを用いて分析。精神科病院で身体拘束されている1日当たりの患者数を比較した。認知症の患者は分析対象から除外した。
前回紹介した認知症グレーゾーン(MCI・軽度認知障害のことを示す)の人は、「めんどうくさい」とは直接言わず、もっともらしいエクスキューズ(言い訳)を言うようになるのも特徴です。 たとえば、カラオケが大好きで近所の仲間も集まるカラオケ喫茶に通っていたのに、突然行かなくなってしまった。「どうしてやめてしまったの?」と家族が聞くと、正座がつらい、腰が痛い、早起きがつらい、カラオケ仲間に嫌な人がいるなど、適当なことを言ってごまかします。本当はただめんどうくさいだけなのに、やらないことに何らかの理由をつけて正当化しようとするのです。 やらなければいけないことを先延ばしにするときも同じです。「明日は銀行へ行って手続きをする」と言っていたご主人が、翌日になってもなかなか出かけないので、「早く行ったほうがいいですよ」と奥さんが声をかけると、「雨が降りそうだから、今日はやめた」などと言ってやめてしまう。 お
コロナだけのせいではないと思うが、地震でもめっちゃびびるような母なので、毎日じんわり継続的に続くストレスが要因の一つだと思う。 あと、認知症で寝たきりになった祖母(101)が胃ろうを断った後も点滴だけで2年目の延命に突入したというのも関係があると思う。(担当医師の経験上、点滴での生存は平均1年と言っていた) 見舞いに行けない、もう会えないまま一人で亡くなるだろうという精神的苦痛のせいもあるだろうが、この件に関してはそれだけではない。 祖母のボケて行った過程と、母のそれが似ている事に私は気付いていた。 母は今年68になる。 その発端を詳しくは覚えていないが、あれは私が退職して夜中起きている事が多くなった頃の事だったと思うので、3~4年前の事だと思う。寝言が半端じゃなくなった。 しかもいつも激怒してどなり散らしている。 スマホで録音して聞かせ笑い話にしていたが、多分原因は子供が無職で家にいるス
認知症は,近年患者数の増加がみられる疾患で,大きな社会問題となっているため,認知症を早期に発見することが必要とされている。東京大学医学部附属病院老年病科の秋下雅弘教授,亀山祐美助教(特任講師(病院))らのグループは,東京都健康長寿医療センター放射線診断科の亀山征史医長らと共同して,人工知能(AI;注1)が認知機能の低下した患者と健常者の顔写真を見分けることができることを世界で初めて示した。顔による認知症の早期発見は,非侵襲的で時間もかからない安価なスクリーニングとして期待される。 なお本研究は,国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)認知症研究開発事業の支援により行われ,日本時間 1月26日に米国科学誌 Aging(Albany, NY)に掲載される。 ●発表者: 亀山祐美(東京大学医学部附属病院老年病科助教[特任講師(病院)]) 亀山征史(東京都健康長寿医療センター放射線診断科医
大学在学中&休学中に複数のIT系スタートアップでのインターンやベンチャーキャピタルでのリサーチバイトを経験後、フリーランスとして独立。現在は「TechCrunch Japan」などでスタートアップ企業のプロダクトや資金調達を中心としたインタビュー・執筆活動を行っている。 From DIAMOND SIGNAL スタートアップやDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める大企業など、テクノロジーを武器に新たな産業を生み出さんとする「挑戦者」。彼ら・彼女にフォーカスして情報を届ける媒体「DIAMOND SIGNAL」から、オススメの記事を転載します。※DIAMOND SIGNALは2024年1月をもって、ダイヤモンド・オンラインと統合いたしました。すべての記事は本連載からお読みいただけます。 バックナンバー一覧 高齢化が進む日本において、「認知症」は大きな社会課題の1つだ。2025年には認
ごまたん(独身) @gomachan_ks 祖父の認知症はこのツイート当時より進行、寝付きが悪くなり夜間譫妄も始まりました。薬が効かず大変でしたが、カラオケで体力を奪い眠らせる作戦が効果覿面でした。費用もそんなに高くないので紹介します。 FireTVstick約5000円amzn.to/2X37ruo おうちDAM月額880円clubdam.com/app/karaokeAtD… 2021-01-02 03:29:14 ごまたん(独身) @gomachan_ks 家族は祖父の間違いを正さず、寧ろ話に乗ります。例えば祖父が旅行気分の時は添乗員を演じ、スナックに来たと思っている時は『突き出しです〜』と言って食事を出し、外商に間違えられたら適当に物を売ります。デイサービスの方々も番台や三助を演じてくれて有り難い事です。混乱が格段に減ります。 pic.twitter.com/jSAEf7mRHH
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