大学入試センターが7月10日に公表した来年度「大学入学共通テスト」の資料で、スマートグラスやスマートウォッチなどウェアラブル機器の使用禁止を明記した。今年2月、早稲田大学の入試でスマートグラスを使った不正行為が発覚したことを受けての措置とみられる。 試験時間中は、携帯電話やスマートフォンに加え、スマートウォッチやスマートグラスなどのウェアラブル端末、タブレット端末、電子辞書、ICレコーダー、イヤフォン、音楽プレーヤーなどの電子機器類は使用禁止となる。これら電子機器類を身に付けたり、手に持っていると不正行為となることがあるという。 さらに試験時間中のイヤフォンについては「耳に装着していれば使用しているものとして不正行為となる」と、より断定的な記述に。病気や負傷により補聴器などを使用したい受験生は「配慮申請」が必要だ。 試験時間中は、監督者が試験室内の巡視を行う。その際、「監督者が(受験生に)