鉄道路線図が好きなので、アニメや漫画、ゲームなどを見ていると、背景などにチラッと映る鉄道路線図に「おっ!」となってしまうことが多い。 そんな、創作物に登場して「おっ!」となった架空の鉄道路線図を、路線図マニアと路線図デザイナーとともに鑑賞してみた。 創作物に登場する実在しない鉄道路線図 映画鑑賞をしたり漫画を読んだりするたびに、後ろに架空の路線図が映り込んでないか気にして集めている。 そこそこあつまってきたので、路線図マニアでライターの井上さん、路線図デザイナーの大森さんとともに鑑賞してみることにした。 左・路線図デザイナーの大森さん、右・ライターで路線図ファンの井上さん 大森さんはJR西日本で鉄道路線図のデザインなども手掛け、最近では柴又駅にある路線図でデザインした寅さんや、恐竜風にデザインされた福井県の鉄道路線図などが話題になった方でもある。 柴又駅の寅さん路線図(右上を見上げる寅さん
1970年神奈川県生まれ。デザイン、執筆、映像制作など各種コンテンツ制作に携わる。「どうしたら毎日をご機嫌に過ごせるか」を日々検討中。 前の記事:川柳100本ノック! イン・大島(デジタルリマスター) > 個人サイト すみましん まずは自宅から渋谷へ移動 企画実行の日、午前9時。 駅の様子がいつもと微妙に違うのは、そろそろお盆休みだからだろうか。いつものホームに、なんとなく緩い空気が流れている。 1. ホームに向かうエスカレーター そんな地元の駅で、まず最初の乗り物エスカレーターに乗ってホームへ登る。小田急線の各駅停車新宿行きに乗り、これで2つ目。下北沢で乗り換えて渋谷へやって来た。 2. 小田急線各駅停車の新宿行き 10時の開店を待って、西口バスターミナル前の東急プラザに入る。 夏物クリアランスセール中とあって、開店したばっかりだというのにお客さんの数が多い。ここで3つ目の乗り物、エレベ
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:ディスカバー埼玉(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 40年前の記憶が鮮明に蘇る 僕が使っているのはサイナスリンスという鼻うがいだ。 36℃のぬるま湯に生理食塩水にするための薬剤を溶かして、専用のボトルで片方の鼻に勢いよく入れる。するともう片方の鼻の穴からドバーッと水が出てくる。 これが鼻うがい 自分の身体がホースになった感覚が愉快なのだが、そのときに懐かしい景色が見える。 プールで鼻に水がはいってしまったときの感覚だ。うっかりプールの深いところに入ってゴボっとなったあの時。 イメージ)プールの底から見た太陽が歪んで光っている 練馬区にある城北中央公園の屋
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:サンノゼかぼちゃまつり2(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 行田のゼリーフライ 以前から行田のゼリーフライのうわさは聞いていた。実際に食べにいった人はおいしいという。 ゼリーのフライがうまいのか?アイスクリームのてんぷらみたいなものだろうか。 JR行田の駅を降りてベンチで荷物を整理していると、細長い紙が落ちていた。週刊誌の袋とじを開いたゴミだ。ほこりっぽい性が妙にエロティックだ。静かに僕のテンションがあがってゆく。 はまぐり刑事:「こりゃー、袋とじ開けたな。駅で。」 行田駅前の観光案内所でレンタサイクルを借りた。観光案内所は4時までとのこと。まあ、4時を
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:栗まんじゅうを好きになる日々 > 個人サイト webやぎの目 ねじれの位置かもしれない いまこの電車のなかでこの広告を見ている時間。この時間がウィーンの歌がうまい少年たちと、東アジアに住むウェブメディア編集者がもっとも接近した瞬間かもしれない。この後、ねじれの位置にある2つの直線は永遠に離れて二度と交わらない。 そう考えると切なくなって広告の写真を撮った。 そして5月下旬、僕は風邪で寝込んでいた。熱でだるい頭でウィーン少年合唱団のことを思い出した。あのコンサートはもうすぐじゃないだろうか。 布団の中でスマホで調べると来月だった。その日は午前中に会計事務所と打ち合わせがあった
1970年神奈川県生まれ。デザイン、執筆、映像制作など各種コンテンツ制作に携わる。「どうしたら毎日をご機嫌に過ごせるか」を日々検討中。 前の記事:コップの中に夕日をつくる(デジタルリマスター) > 個人サイト すみましん プロペラ機で大島へ 羽田空港から大島空港までの所要時間はたったの30分。本当に近い。 搭乗口からバスに乗り空港の端の方へ連れて行かれると、大島行きの飛行機が停まっていた。 大島行きの飛行機 随分小さいし、ハネにプロペラがついている。 ジェット機じゃないのか? 今回の取材に同行してくれた林さんとプロペラ機を見つめる。5段しかない搭乗タラップに、2人とも不安を隠しきれない。 1. ちょっと待て あのプロペラで 行くのかい?(す) 2. 滑走路 走る揺れ方 バスのよう(は) ※唐突ですが、ここから川柳100本ノックが始まっています。僕と林さんで100本を目指します。(す)=住、
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