リンク note(ノート) さよなら、愛しのFreeBSD|力武 健次 / りきたけ けんじ|note 2019年1月末でFreeBSDに関連する開発活動を止めることにした。とても愛していたOSだけに身を切られるような思いは否めなかったが、別れが来るなら自分の自由になるうちにと思い、決断した。以下は個人的な想いを綴っている。 BSDの大元は、カリフォルニア大学バークレイ校で作られたオペレーティングシステム、今風に言えば基本ソフトだ。Berkeley Software Distributionというのがもともとの名前だ。 1985年に自分がUNIXに触れたころから憧れていたのがこのBSDだった。当時のBSDは 287 users 3 発明家で技術コンサルの北神 @nonNoise 自作Linux基板作るんだから、Linuxについてお詳しいんでしょ?って思うじゃん! 言ってもまだLinuxをビ
STRATECHERYより。 2002年5月6日、スティーブ・ジョブズはWWDCでClassic Mac OSの葬儀を行いました。 18年後の昨日、OS Xはついに自ら終焉を迎えました。macOSの次のバージョンは10.16ではなく11.0です。 葬儀はありませんでした。 OS Xファミリー OS Xは、テクノロジーの中でも最も魅力的な系統樹を持っています。その重要性を理解するには、それぞれの先人を理解する必要があります。 Unix: Unixは、AT&Tのベル研究所(その著作権はノベルが所有)に由来する特異なオペレーティング・システムを指しますが、米国政府との和解のおかげで(電気通信の巨人を大目に見ることになり、広く批判されました)、Unixは特に大学に広くライセンスされています。結果として最も人気のある亜種の1つは、カリフォルニア大学バークレー校で開発されたBerkeley Softw
C10K 問題 (the C10K problem) は1999年に Dan Kegel が発表した文章、ならびにそこで提示された「問題」です。文章はその後も2000年代前半に何度か更新されているのですが、さすがに令和に読み返すと、当初の問題意識がわかりにくいところがあります。 2000年からの10年は、 ソフトウェア面では、select(2), poll(2) にかわる新しいシステムコールの実装と、それを使ったアプリケーションの普及 ハードウェア面では、x86 アーキテクチャの64ビット移行、仮想化命令の追加と、マルチコア化 さらにそこにクラウドも登場する、面白い時代でした。ここでは、それらの出来事を中心に、さらに、当時の雰囲気をつたえるような日本国内のブログやインタビュー記事をまとめることで、C10K 問題が、さまざまな側面から解決されていく流れを説明したいと思います。 書き足したいと
Twitterとか見て「そうだったのかー」とか言うんじゃなくて、ちゃんと調べてみましょうよ。/usr は元々ユーザーのホームディレクトリをおいていた場所ですよ。/bin などを置いていたシステムディスクの容量が足りなくなったので別ディスクだった /usr 以下を使うようになっただけです。Unix System Resources とかそんな長い名前、後付けに決まってるでしょ? 翻訳は面倒なので、DeepL(の少し手直し)です。 初期の Unix のドキュメントから URLと1972年という年から、おそらく Version 1 Unix (1971) のドキュメントだと思います。ここ 経由で見つけました。 12ページにこのようなものがあります。詳細はよくわかりませんがディレクトリ構造でしょう。 idata: / root 41. 140016 .byte 7,1 9f-.-2 41. <..
Macに搭載されているmacOSはAppleが開発を担っており、オープンソースOSのDarwinを基にしているもののソースコードは非公開です。そんなmacOSの代替として、従来通りのエクスペリエンスやMac向けアプリとの互換性を実現するオープンソースOSとして開発されているのが「ravynOS」です。 ravynOS – Finesse of macOS. Freedom of FreeBSD. https://ravynos.com/ ravynOS – Technical Details https://ravynos.com/more/ ravynOSのトップページには、「私たちはmacOSを愛していますが、閉鎖的なハードウェアとエコシステムは好きではありません。そこで私たちはravynOS―macOSの精巧さにFreeBSD(フリーでオープンソースのUnix風OS)の自由を提供する
はじめに 30年以上もの長い間 UNIX を支えてきた Bourne シェルも UNIX のサポート終了とともに消え去ろうとしています。みなさん、他のシェルへの移行はお済みでしょうか? 残り一年、まだ移行が済んでいないという人のために、移行のための簡単なガイドラインと各シェルの特徴をまとめました。 sh は昔は Bourne シェルのことでしたがそれも過去の話です。今どき「Bourne シェル」を解説している記事や sh のことを Bourne シェルと呼んでいる記事は情報が古い(大学関係に多い)、または古い情報を元にして書かれたか、シェルのことを正しく理解してない不正確な記事なので参考になりません。分かりやすい基準ですね。 関連記事 シェルとUNIXコマンドの未来 ~ これからの10年で起きるシェルスクリプトの変化 残り1年というのはどういうこと? Bourne シェルは POSIX に
SSDを簡単に消去するコマンドを作ってみた 更新情報 2024-02-16 「ドライブのfrozen」と「本当に消去できているのか」を追加 ストレージの消去コマンド 最近になってSSDやHDDのストレージには、セキュアイレース(Secure Erase)という書き込まれているデータを消去する制御コマンドがあることを知りました。FreeBSDやLinuxにはこの制御コマンドを発行するコマンド(FreeBSDではcamcontrol, Linuxではhdparm)が用意されています。書き込み済データを完全に消去できるのであれば、廃棄時に機密情報の漏洩を心配をする必要が無くなります。 消去そのものは制御コマンドを送るだけなのですが、そのためには事前に指定した手順でストレージ側を消せる状態にする必要がありOSのコマンドをそのまま使うだけでは微妙に手間です。そこでこれらの手順をまとめて、データ消去を
最初にまとめ 長くなってしまったのでまとめを最初に。 sudoを使うのをやめdoasに乗り替えた doasには必要十分な機能があり、sudoに比べ設定がシンプル doasは元々がOpenBSDプロジェクトのものであり、セキュリティ面でも信頼できる FreeBSDではpkgでインストール Linuxではソースからインストール (記事ではDebian/Ubuntu, CentOSでの例を紹介) doasのソース規模はsudoのそれに比べかなり小さい 最近manやmakeを知らない人が居るという事実を見かけるので、その辺りの利用例も含めて少々回りくどく記述しています。 本記事はSoftware Design誌 2020年1月号 に掲載された「sudoからdoasへ」の内容とほぼ同じもの、というより元の原稿そのものです。ネタを明かすと、元々Qiitaで公開するつもりで書いたのですが、書きすぎてボリ
2020.3.29 00:11 バッファサイズと shcat の本来の意図に関して文末に追記 まとまった文章を書く機会が減ってしまって、これではいかんと久しぶりに更新。 大学院に入った 19 年前。担当していた大学院生から研究室の計算機環境の管理を引き継いだ。動機は単純で、Unix 系 OS の管理に興味があったからだった。研究室では過去の管理者が構築したメールサーバが引き継がれていて、詳しいひとはすでにいなくなっていた。Unix 系 OS はデスクトップ用途で使われておらず、学生はほぼ全員、当時現役だった管理者が Windows NT で構築したファイルサーバと数台の Windows クライアントマシンを使っていた。 Windows の環境に問題があるわけではなかったが、クライアントマシンは台数が少なく、取り合いになっていた。ネットワークも共有フォルダがあるだけで、認証やホームディレクト
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Serving Netflix Video at 400Gb/s on FreeBSD Drew Gallatin EuroBSDCon 2021 Outline: ● Motivation ● Description of production platform ● Description of workload ● To NUMA or not to NUMA? ● Inline Hardware (NIC) kTLS ● Alternate platforms Motivation: ● Since 2020, Netflix has been able to serve 200Gb/s of TLS encrypted video traffic from a single server. ● How can we serve ~400Gb/s of video from the s
オンライン掲示板サイト・Redditのユーザーが、古いNetflixのキャッシュサーバーを無料で入手したとして、そのハードウェア構成の詳細を公開しました。このキャッシュサーバーは「Netflix Open Connect」と呼ばれる独自のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)の一部を構成していたものでした。 So I got a Netflix cache server... : homelab https://www.reddit.com/r/homelab/comments/ydollm/comment/ittgzsq/ How a Redditor Ended Up With an Industrial-Grade Netflix Server https://www.vice.com/en/article/k7bkev/how-a-redditor-ended-up-with-an-
LinuxコンテナをFreeBSDで動かす「Linux containers on FreeBSD」、containerd 1.7.0で正式サポート コンテナランタイムのもっとも代表的な実装としてCloud Native Computing Foundation(CNCF)が開発を主導するのが「containerd」です。 その最新版として3月11日付でリリースされた「containerd 1.7.0」に「Linux containers on FreeBSD」が正式な機能として組み込まれました。 Linux containers on FreeBSDは、LinuxコンテナをFreeBSD上で実行する際に、FreeBSDのファイルシステムの代わりLinuxファイルシステムにマウントする機能だと説明されています。 FreeBSD上でLinuxコンテナを実行可能に FreeBSDには以前からシ
IoTや産業用デバイス向けにセキュリティソリューションを提供するForescoutが、「NAME:WRECK」と呼ばれる数百万台のIoTや産業用デバイスに影響をおよぼす可能性のある脆弱性の存在を報告しています。 NAME:WRECK - Forescout https://www.forescout.com/research-labs/namewreck/ NAME:WRECK vulnerabilities impact millions of smart and industrial devices | The Record by Recorded Future https://therecord.media/namewreck-vulnerabilities-impact-millions-of-smart-and-industrial-devices/ How the NAME:W
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Enlarge / OpenZFS added distributed RAID topologies to its toolkit with today's 2.1.0 release. Friday afternoon, the OpenZFS project released version 2.1.0 of our perennial favorite "it's complicated but worth it" filesystem. The new release is compatible with FreeBSD 12.2-RELEASE and up and Linux kernels 3.10-5.13. This release offers several general performance improvements, as well as a few ent
Junos OS Evolved is a unified, end-to-end network operating system that provides reliability, agility, and open programmability for successful cloud-scale deployments. With Junos OS Evolved, you can enable higher availability, accelerate your deployments, innovate more rapidly, and operate your network more efficiently. We've aligned Junos OS Evolved with Junos OS so that you can seamlessly contin
On AWS Firecracker – but there are other new micro-VM engines around, too Replacing a sort algorithm in the FreeBSD kernel has improved its boot speed by a factor of 100 or more… and although it's aimed at a micro-VM, the gains should benefit everyone. MicroVMs are a hot area of technology R&D in the last half decade or so. The core idea is a re-invention of some of concepts and technology that IB
FreeBSD Foundationは2024年6月4日、FreeBSDの最新リリース版であるFreeBSD 14.1-RELEASEを公開した。 FreeBSD 14.1: What’s new, and how did we get here? | FreeBSD Foundation FreeBSD 14.1-RELEASE Release Notes | The FreeBSD Project 🚀 Just in! #FreeBSD 14.1-RELEASE is here with a bang! 🎉 Dive into the latest enhancements including new drivers, improved hardware support, and stronger security. #OpenSource #TechUpdatehttps://t
Published on 2020-04-11. Modified on 2023-10-27. I run FreeBSD as my daily driver on both my main workstation and on all my servers and I have been running FreeBSD since about 1999 because I consider it an amazing operating system. In this article I will address some of the technical reasons for choosing FreeBSD over a GNU/Linux distribution. A complete operating system On FreeBSD you'll notice ri
UNIX の伝統的なファイルシステムには atime というアクセスされた時刻を保持するフィールドがあります。 ZFS もこの機能をサポートしておりデフォルトでは on に設定されています。 しかし、Copy On Write を基本とする ZFS と atime は非常に相性が悪く、性能劣化を引き起こす要因になります。 なぜならば読み込み操作を行うたびに atime の更新という書き込み処理が発生し、全ての書き込みは Copy On Write で一度コピーが作成されるため、読み込み操作の数に比例して作業用にディスク容量を必要とすることになります。 性能面、資源面ともにデメリットとなりますので、off にしましょう。 なお、FreeBSD のインストーラから ZFS root でインストールした場合、インストーラが zroot の atime を off にします。 そのため、後から自分
先日、FreeBSD上にOpenVPNを用いたVPNサーバを構築する手順(ネットワーク設計編、OpenVPNサーバ編、およびNAT・ファイアウォール編)を紹介しました。その後、無事クライアントからの接続もでき、公衆WiFiでも安全な通信が可能になって満足しています。 なにも問題はなく順調といいたいところですが、OpenVPN以外で一つ問題が起きました。 くだんのVPNサーバは、VPS (Virtual Private Server)を借りてその上に構築しています。ときどきVPSにSSH (Secure Shell)で接続して、メンテナンスなどの作業を行ないますが、使っているうちに奇妙なことに気がつきました。 コマンドの実行には問題がありません。ファイル編集も問題なくできます。しかし、通信がそこそこ連続的に起こるような状況(たとえば、ファイル数の多いディレクトリでls -lを実行してファイル
FreeBSDの標準のユーザインターフェースはCLI(コマンドラインインターフェース)です。インストール直後は以下のように黒い背景に文字だけを表示した画面です。WindowsやMacのようなグラフィカルな画面でありません。 CLIの基本的な操作は文字列で構成されたコマンド(命令)を入力してコンピューターに指示をします。 Web、メール、共有ファイルなどのサービスを提供することが目的でFreeBSDを利用する場合はCLIでも問題ないですが、画像や動画のようなグラフィカルなデータを扱う用途にはGUI(グラフィカルユーザインターフェース)が必要になってきます。 FreeBSDも追加でGUI関連のソフトウェアをインストールすることでGUIの環境を構築することが可能です。 LinuxではGUIのパッケージを1つ選択すれば関連するソフトが自動的にインストールされるので簡単にGUIの環境を構築できますが
ravynOS is a new open source OS project that aims to provide a similar experience and some compatibility with macOS on x86-64 (and eventually ARM) systems. It builds on the solid foundations of FreeBSD, existing open source packages in the same space, and new code to fill the gaps. The main design goals are: Source compatibility with macOS applications (i.e. you could compile a Mac application on
OpenZFS 2.0 Released With Unified FreeBSD/Linux Support, Many New Features Written by Michael Larabel in Linux Storage on 30 November 2020 at 05:00 PM EST. 17 Comments OpenZFS 2.0 has been officially released! OpenZFS 2.0 marks a major step forward for open-source ZFS file-system support for what started out as ZFSOnLinux but is now OpenZFS with unified FreeBSD and Linux support (macOS support is
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The Utilization Saturation and Errors (USE) Method is a methodology for analyzing the performance of any system. It directs the construction of a checklist, which for server analysis can be used for quickly identifying resource bottlenecks or errors. It begins by posing questions, and then seeks answers, instead of beginning with given metrics (partial answers) and trying to work backwards. The re
At present all major operating system kernels are written in C/C++, languages which provide no or minimal assistance in avoiding common security problems. Modern languages such as Rust provide better security guarantees by default and prevent many of the common classes of memory safety security bugs. In this post we will take a brief look at existing community efforts towards this goal and build a
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