電車の下部にはよく「モハ」「サハ」といった文言が数字とともに書かれています。あれはどういった意味なのでしょうか。 客車のタイプが違う? 電車の側面下部には「モハ」や「クモハ」「サハ」などの文言が数字とともに書かれています。鉄道に詳しい人との会話でも、そうした単語が頻繁に聞かれ、Nゲージなど鉄道模型の分野でも、山手線など実物通りフル編成で走らせる場合、その車両が「モハ」か「サハ」なのか気にする人がいます。これらは一体どういう意味なのでしょうか。 拡大画像 山手線E231系は1号車から順に「クハ」「モハ」「モハ」「サハ」「モハ」「モハ」「サハ」「モハ」「モハ」「サハ」「クハ」の組み合わせ(画像:PAKUTASO)。 大雑把に説明すると、これは国鉄時代から使われJR各社にも受け継がれている電車の形式を表す記号です。 電車の場合は「ク」は運転台のある制御車、「モ」は電車が動くのに必要なモーターがあ