JR東海が進めるリニア中央新幹線のトンネル掘削工事で、岐阜県瑞浪市の井戸やため池の水位低下が発覚した問題は、環境保全や水資源に関して「地域との合意をどう形成すべきか」という課題を改めて突きつけた。今回の問題はなぜ起きたのか。国土交通省リニア中央新幹線静岡工区モニタリング会議の委員を務める元大同大教授の大東憲二氏(67)=環境地盤工学=は、前時代的な発想で工事を進めてきたJR東海の姿勢を厳しく批判し…
2024年5月5日正午より、フジテレビの衛星放送「BSフジ」で放送された、サンデ―ドキュメンタリー「今こそ鉄路を活かせ!地方創生への再出発」についてJR北海道からクレームがあったことが判明した。クレームの内容は、JR北海道が、小樽駅の外観撮影と布部駅の外観撮影、根室本線の廃線跡の撮影について無断撮影だと局に対して抗議をしてきたというものだ。これは、番組の制作を行った番組制作会社社長が、大阪市のミニFM局「エフエムひめ」が制作した番組内で語ったもので、この内容については現在もYouTubeで視聴が可能だ。 38:45~がJR北海道についてです。 番組制作会社社長が激白 「BSフジ」で放送された「今こそ鉄路を活かせ!地方創生への再出発」は、北海道を始めとした全国のローカル線問題をクローズアップしたもので、北海道の問題については北海道庁が主導する密室の並行在来線対策協議会で廃止の方針を決めた函館
川勝平太前知事が妨害し続けてきた静岡工区のリニア工事について、一条の光が差し込んだ。ジャーナリストの小林一哉さんは「約2年間泥沼にはまっていた『山梨県境のボーリング調査』を鈴木康友新知事があっさりと承認した。『川勝色』は一掃されつつある」という――。 【写真】川勝前知事の言い掛かりで始まった山梨県の工事ストップ問題 ■「調査ボーリング問題」があっさり解決 新たな静岡県政の最高責任者に就いた鈴木康友知事が、早速リニア問題の解決に向けて大きく舵を切った。 川勝平太前知事が約2年にわたって粘着していた「山梨県内の調査ボーリング」の言いがかりを退けたからだ。 川勝氏は2022年以降、「水一滴も県外流出は許可できない」として、「静岡県の水を一滴でも引っ張る山梨県内の調査ボーリングをやめろ」を主張し続けた。 ところが、鈴木知事は「山梨県内の調査ボーリング」だけでなく、調査ボーリング以上に大量の湧水流出
「青春18きっぷ」の発売が、6月18日に発表された。普通列車乗り放題で知られるきっぷである。 発売が発表される1週間ほど前から、ネットでは「この夏の『青春18きっぷ』は発売されるのか?」という疑問がいろんなところで湧き起こっていた。 無理もない。なくなるかもしれないという話は何度も出てきており、この春の発売の際の告知には、春の「青春18きっぷ」の予定しかなかったのだから。 例年、「青春18きっぷ」の告知をする際には、春・夏・冬をまとめて行ってきた。 そのパターンが、今年は崩れた。 それゆえに、「青春18きっぷ」はなくなるのではないか? という疑問を、多くの人に抱かせることになった。 「青春18きっぷ」廃止の状況証拠は? たしかに、「青春18きっぷ」廃止に至るだけの根拠となることは、多少なりともある。3月のダイヤ改正で、北陸新幹線の金沢~敦賀間が開業し、行きにくい路線が増えたことや、津軽線の
JR東海は“ドクターイエロー”の愛称で親しまれる新幹線設備用点検車両の機能を代替する東海道新幹線「N700S」の新車両を投入する。2026―28年度に17編成のN700Sを投入し、一部に画像解析による電車線金具の異常検知機能とレールなどの軌道材料のモニタリング機能を新たに搭載する。投資額は非公表。 営業車で高頻度に点検を行うことで安全性を高める。丹羽俊介社長は、「より安全で快適、環境性能も高められる」と説明した。 今回の追加投入で、同社の保有するN700Sは合計76編成となる。新編成には停電時にバッテリーで空調を稼働させる機能も追加し、廃棄車両から再生したアルミニウム部材の使用範囲を従来編成に比べ約1・6倍に増やす。また、新編成と既存編成の両方でパンタグラフへの飛来物付着を検知する機能の追加や車両データの伝送機能の強化を行う。 丹羽社長は引退するドクターイエローについて「多くの人にご愛顧い
利用者が少なく維持費をカバーできない赤字のローカル線を廃止すべきかどうかという議論がよく行われているが、ほとんど利用されない道路は維持費に見合わないから廃止せよという声はまず聞かない。道路はガソリン税などの税金で維持するものという考え方が国民の間に浸透しているためだ。しかし、『デフレの正体』『里山資本主義』などの著書を持つ地域エコノミストの藻谷浩介氏はこうした考え方に警鐘を鳴らす。平成大合併前の約3200市町村すべてを自分の足で訪問し鉄道と道路の両方に精通する藻谷氏に話を聞いた。 日本の鉄道政策はガラパゴスだ ――ガソリン税による地方鉄道の維持を主張されています。なぜでしょうか。 世界の常識に沿って、日本のやり方は「ガラパゴスだ」と指摘しているのです。世界の常識とは、「交通インフラは税金で整備し、維持する」ということ。旅客鉄道に関しては、路盤を税金で整備し、そこに民間企業が列車を運行させる
JR東海とJR西日本は17日、夏休み期間中に名古屋から北陸方面へお得に利用できる限定きっぷを発売すると発表した。今年3月に北陸新幹線の金沢―敦賀間が延伸開業して以降、中京圏と北陸を結ぶ特急「しらさぎ」の利用が伸び悩んでおり、てこ入れを図る。 きっぷの名称は「乗ってみよう北陸☆WEB早特21」。7月20日~8月31日(同月10~19日は除く)の期間中、利用日の21日前までに予約すれば、名古屋と福井、金沢、富山間の運賃が最大で半額以上安くなる。名古屋―敦賀間は「しらさぎ」のほか東海道新幹線「ひかり」「こだま」の普通車自由席を米原駅まで利用することも可能。敦賀駅より先は北陸新幹線の普通車指定席を利...
Published 2024/06/15 12:42 (JST) Updated 2024/06/15 21:59 (JST) 15日午前、さいたま市大宮区の大宮車両所でJR貨物が開催した車両部品の販売イベントで、複数の客が抽選の列に割り込み、整列用のパイロンが壊れるなど混乱があった。安全性が確保できないとして、イベントを一部中止した。 同社によると、イベントでは車両の銘板や警報機、標識灯などを販売。先着50人に限り、優先的に部品購入の抽選に参加できる仕組みだった。午前9時半の開場時間ごろ、50人に入れなかった一部の客が列に割り込みトラブルが生じたという。 会場にいた人が「客が口論している」と110番した。県警大宮署によると、警察官が出動し、けが人はいない。
「JR線区間」が含まれていることが条件です。 西谷~羽沢横浜国大では適用外 拡大画像 相鉄20000系電車(画像:相模鉄道)。 相鉄新横浜線の西谷~新横浜間を含むIC通勤定期乗車券を持っていれば、追加運賃なしで相鉄本線の横浜駅を利用できるサービス「YOKOHAMAどっちも定期」。2025年3月から、新たに西谷~羽沢横浜国大~JR線間を含むIC通勤定期乗車券にも適用されます。 「YOKOHAMAどっちも定期」では、例えば平日は相鉄新横浜線経由で通勤、休日は横浜駅周辺で買い物といった利用が可能です。ただし、西谷~横浜間の本線において途中下車はできず、振替輸送の対象にもなりません。「JR線区間」が含まれていることが条件です。 なお実施予定日より前に購入した場合でも、新たな手続きは不要で、相鉄本線の横浜駅で乗降ができるようになります。 【了】
駅前の超一等地! 横浜駅東口で新たな再開発の動き 神奈川県最大のターミナルである横浜駅東口で、再開発事業に向けた動きが本格化します。日本郵政不動産とJR東日本、京急電鉄は2024年6月11日、「横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合」が設立され、3社が事業協力者として選定されたと発表しました。 拡大画像 東海道線の車両(画像:写真AC)。 計画地は、横浜駅東口駅前の約1.3haのエリア。同地区は、横浜のまちづくり指針「エキサイトよこはま22」で、「センターゾーン」として位置付けられています。 同地区では、横浜の玄関口に相応しい開発を進めるとしています。今後は、具体的な施設計画などの検討が進んでいく見込みです。 【了】
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
JR東海と東急は5月30日の記者会見で、静岡県の観光振興と地域活性化を目的としたクルーズトレイン「THE ROYAL EXPRESS ~ SHIZUOKA・FUJI CRUISE TRAIN~」を今秋に運行することを発表した。 横浜を出発し、静岡県内を周遊して3泊4日で横浜に戻る旅行商品として発売する。日中の移動は列車で、車内では沿線を代表する名店の料理を提供。専用バスを利用して宿泊先に向かう。宿泊は3泊とも静岡県内の名だたるホテル・旅館で、旅行代金は1人当たり75万円からという豪華観光列車だ。改めて日本のいいところを旅したいと考えている70代をターゲット層とする。 東急が傘下の伊豆急行で運用していた「アルファ・リゾート21」を改造し、2017年から運営しているTHE ROYAL EXPRESSを活用する。横浜~熱海間の運行はJR東日本が担うため、実質的には3社連携のプロジェクトと言える。
「ドクターイエロー」は、東海道・山陽新幹線の線路を営業車両と同じ速度や条件で走行しながら、線路にゆがみがないかや設備に異常がないかなどを検査する車両です。 これについて、車両を保有するJR東海とJR西日本は、老朽化などを理由に運行を終える方針を正式に発表しました。 JR東海の車両は2025年1月、JR西日本の車両は2027年をめどに運行を終えるということで、ドクターイエローは2つの編成いずれも引退することになります。 引退後の線路などの検査は「のぞみ」などとして運行されている「N700S」という車両に専用の機器を取り付けて行われる見通しで、これまでのように検査の専用車両は投入しないということです。 今のドクターイエローは700系の新幹線をもとに作られた7両編成の車両で、およそ10日に1度の頻度で走行しています。 ただ、イベントなどを除けば一般の客は乗ることができず時刻表も公表されていないた
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く