概要 応答速度の改善を目的にシステムに非同期処理を組み込むことはよくあることかと思います。AWSでもSQSを利用することで比較的簡単にジョブキュー処理を実現することができます。一方で、バッチ処理との組み合わせも踏まえると、AWSのサービスの選択肢は複数存在するため分かりにくいです。 そこで、本記事では以下を整理してみました。 本記事で得られる内容 非同期処理のメリット・デメリット AWSで非同期処理・バッチ処理を実現する方法 実際にSQS × lamda × EventBridgeの組み合わせでサンプルアプリを作成 知識整理編 まず、前提となる基礎知識や非同期処理・バッチ処理を実現するために必要なAWSリソースを簡単に整理してみます。ここで紹介する内容は概要に留めるため、より詳細を知りたい方はAWSの公式ドキュメントやBlackBelt等の資料をご確認ください。 非同期処理 非同期処理とは