「ルックバック」が6月28日より劇場公開中。同作は2021年に「ジャンプ+」で公開され大きな話題となった、「チェンソーマン」で知られる藤本タツキの読み切り漫画を原作としたアニメ映画だ。 「ルックバック」 2024年6月28日(金)より全国公開 (C)藤本タツキ/集英社 (C)2024「ルックバック」製作委員会 その本予告が公開されたときも「原作の絵がそのまま動いている」ことなどに絶賛の声が相次いだが、本編の衝撃と感動はそれをはるかに上回っていた。「創作」にまつわる寓話としても、漫画のアニメ映画化作品としても、ひとつの到達点だった。 劇場アニメ「ルックバック」本予告 なお、本作の上映時間は58分(鑑賞料金は1700円均一)。だが、アニメのクオリティーと物語の密度が半端ではないため、その短さを感じさせない満足度がある。こだわりの演出の数々と、haruka nakamuraによる流麗な音楽を堪能
先月から、オレンジジュースの高値や無期限販売休止が相次いでいる。主要原産国ブラジルの天候不良などの影響などでオレンジが高騰したためだ。これに限らず、この数年の食料品の度重なる値上げで、毎回の買い物や食事計画に苦慮している人は多いのではないだろうか。 地球規模の災害による打撃に加え、戦争や紛争が原因で起こる原材料の輸入困難、そして国内での値上げラッシュ。食料自給率の低い日本では、近い将来、本格的な飢餓が蔓延するのではないかという不安に囚われる。 1960年代後半から80年代にかけて、SFではユートピアとは真逆の世界である「ディストピア」を描くことが流行した。当時は東西冷戦時代、全面核戦争後の終末世界や悪夢のような管理社会を想定した映画が数多くつくられている。 その中に、生殖の禁じられた世の中を描いた『赤ちゃんよ永遠に』(1972)や、30歳になった人間は抹殺される社会を描く『2300年未来へ
バンダイナムコグループのバンダイスピリッツは26日、2025年大阪・関西万博で開設する人気アニメ「機動戦士ガンダム」の世界を表現したパビリオンに、実物大のガンダム像を展示すると明らかにした。今年3月末まで横浜市で展示していた動く実物大ガンダム(高さ約18メートル)で使われた資材を再利用するが、万博に展示するものは動かないという。 同日、オンラインで開催された「ガンダムカンファレンス SUMMER 2024」で、チーフガンダムオフィサーの榊原博氏が発表した。展示される実物大のガンダム像は、過去にあったような立ち姿ではなく、片膝をついて上空に向かって右腕を伸ばした姿を予定している。 バンダイナムコグループの横断プロジェクト「ガンダムプロジェクト」は昨年10月、都内で開いたイベントでガンダムのパビリオンについて公表した。このイベントには大阪府の吉村洋文知事が登壇し、「個人的な思いですが、ガンダム
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