クラウドストライクは2023年12月12日、2024年に注目すべきサイバーセキュリティ業界の6つの予測を発表した。同社のCTO(最高技術責任者)であるエリア・ザイツェフ氏による業界予測だ。 同予測によると、生成AI(人工知能)が組織にもたらすリスクや従来のSIEM(Security Information and Event Management)ソリューションが限界を迎えていることなどが指摘されている。 予測1.クラウドを狙う攻撃の増加 テレワークやハイブリッドワークの普及、クラウドコンピューティングの普及、デブオプス(DevOps)の急速な拡大、ノーコード/ローコード開発プラットフォームの利用増加などによって、企業におけるクラウドプラットフォームの利用は急激に増加している。 この状況を反映するように2023年にはクラウドの脆弱(ぜいじゃく)性を利用した侵害が95%増加し、クラウドを狙う