| そのルックスは見るからに「怪物」である | 当時のアウディ含むドイツの自動車産業はひたすら「大排気量」を追求していた さて、みんな大好き「生産に移されなかった悲運のクルマ」。 今回アウディが1930年代に考案された「16気筒エンジン」を搭載する”タイプ52”にまつわるストーリーを公開し、グッドウッド フェスティバル オブ スピードにて実車をお披露目するというプレスリリースを発行しています。 まず、このタイプ52は1930年代のタイプ22グランプリ レースカーの公道バージョンとして企画され、200馬力以上を発生する16気筒エンジンを搭載し、最高速度は時速200キロを超えて「当時最速のクルマの1つになるはずだった」と紹介されています。 残念ながらアウディ「タイプ52」の生産は実現せず 正確に言うならば、このタイプ52はアウディではなく、その前身である「アウトウニオン」によって作られたもの。