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coinhiveの検索結果1 - 40 件 / 69件
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テクノロジー
●2023/05/30
こんにちは。モロと申します。 実は数年前警察のお世話になり、数年裁判等をやって、昨年晴れて無罪放免となったのですが、そういえばその後どこにも情報をまとめていなかったことに気が付きました。 正直にいうとまったく気の進まない作業ですし、数年間これにかかりきりだったこともあり﹁わざわざまとめなくても誰でも知ってることでは……?﹂みたいな気持ちもあります。 とはいえ冷静に考えると大抵の人は一生関わり合いになることのない知識で、お世話になった界隈に対して何も残さないのも不義理という感じがしたため遅ればせながら筆を執らせていただきます。 はじめに 当記事は、実際に警察のお世話になり、数年間弁護士の方にご指導いただきはしたものの、あくまで法律の専門家でも何でもない一エンジニア︵というか多少エンジニアリングをかじったデザイナー︶によるもので、第三者による監修等もなされていません。 実体験に基づいて少しでも
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世の中
●2023/03/28
﹁全く身に覚えのない家宅捜索に入られた﹂ここ数年、そんな話をよく聞くようになりました。その多くがサイバー犯罪で疑われるケースです。 ネットで世界中が繋がった結果、遠く離れた赤の他人と、何らかの情報が紐付くことが起こり得るようになりました。 その中には当然犯罪者も含まれており、運悪く紐付いたために警察に疑われてしまう人がいるようです。 ネットの普及により、一般市民がとばっちりで警察に目を付けられるリスクは以前にも増して高まっています。 なぜ家宅捜索に入られたのかサイバー警察に誤って家宅捜索された人たちの記事をいくつかご紹介します。 在宅エンジニアが疑われた フリーランスのエンジニアが仕事で不正サイトを調査したところ、アクセス履歴から犯人と間違われた事件です。 真犯人がVPNで身元を隠していたためか、生IPでアクセスした彼が警察に疑われてしまったようです。おそらく警察は、真犯人がヘマして生IP
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世の中
●2022/03/01
みんな、ありがとう! これからは技術者として名をはせていけるよう精進するよ︵Coinhive事件最高裁解説 後編︶‥刑法感覚のないセキュリティエンジニアと技術感覚のない警察・検察との悪魔合体︵1/3 ページ︶ Webサイトに設置した﹁Coinhive﹂が不正指令電磁的記録保管罪に当たるとされたWebデザイナーのモロさんは、2022年1月、最高裁判所で逆転無罪を勝ち取った。裁判の争点は何だったのか、同様の事件を今後起こさないために必要なことは何か、主任弁護人と弁護側証人が解説する。 WebデザイナーがWebサイトに設置した﹁コインハイブ︵Coinhive︶﹂が不正指令電磁的記録保管罪に当たると問われた事件は、2022年1月20日、最高裁判所で逆転無罪となった。 前編では、どれほど低い確率からの勝利であったか、そしてそれが今後どのような意味を持つのかを、主任弁護人を務めた平野敬弁護士が振り返り
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世の中
●2022/02/28
逆転無罪を決定付けた﹁反意図性﹂と﹁不正性﹂の解釈︵Coinhive事件最高裁解説 前編︶‥モロさんは令和の﹁スパルタクス﹂だ︵1/2 ページ︶ 市井のエンジニアが不正指令電磁的記録保管罪に問われた﹁Coinhive裁判﹂において、最高裁判所は2022年1月、無罪判決を言い渡した。東京高裁での有罪判決から逆転無罪を勝ち取れたポイントは何だったのか、主任弁護人と弁護側証人が解説する。 Webサイトを閲覧した人の計算能力を利用して仮想通貨のマイニングを行うプログラム﹁コインハイブ︵Coinhive︶﹂を自分のWebサイトに設置したとして、不正指令電磁的記録保管罪に問われていたWebデザイナーの諸井聖也さん――Twitter上では﹁モロさん﹂の裁判で、最高裁は2022年1月20日、罰金10万円の支払いを命じた東京高裁判決を破棄し、逆転無罪判決を下した。 支援金の募集などを通じて一連の戦いを支援し
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政治と経済
●2022/02/03
警察庁の公式WebサイトやTwitterアカウントなどでは、削除理由に関しての情報発信は2月3日時点で確認できていない。 この注意喚起は、仮想通貨のマイニングツール﹁Coinhive﹂を設置した複数のサイト運営者を神奈川県警が摘発したことを受けて、2018年6月から警察庁が掲載したもの。この件で略式起訴された、Webデザイナーのモロさんは刑事裁判を請求。最高裁判所は1月20日に二審の有罪判決を破棄し、無罪と判断していた。 関連記事 Coinhive裁判4年間の舞台裏 担当弁護士が見た、始まりから逆転無罪前夜まで Coinhive裁判が幕を閉じた。結果は二審の判決を覆し無罪。社会的意義の大きい裁判を無罪に導いた平野敬弁護士が、日本ハッカー協会のイベントで、Coinhive事件発生当初から無罪を勝ち取るまでの“ドラマ”を語ってくれた。 最高裁で逆転無罪の確率は0.02%──針の穴を通したCoi
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テクノロジー
●2022/02/02
最高裁で逆転無罪を勝ち取ったCoinhive裁判。平野弁護士はこの裁判を戦い抜いたモロさんを、自身が興じるスマートフォンゲーム﹁Fate/Grand Order﹂にも登場する古代ローマの﹁スパルタクス﹂に例える。スパルタクスはローマの剣闘士奴隷で、紀元前73年に反乱軍を組織してローマ軍を破り、勢力を拡大した。その結果、ローマの奴隷を取り巻く法令が大きく変化したからだ。 ﹁モロさんはスパルタクスだった﹂︵平野弁護士︶ 関連記事‥︻前編︼Coinhive裁判4年間の舞台裏 担当弁護士が見た、始まりから逆転無罪前夜まで 関連記事‥︻中編︼最高裁で逆転無罪の確率は0.02%──針の穴を通したCoinhive裁判 覆った“従来の法解釈” “不正指令罪”は﹁手っ取り早く件数を稼ぐのにこれ以上無い犯罪類型﹂ 日本が2011年にサイバー犯罪条約に批准して以降、不正指令電磁的記録に関する罪は取り締まりの強力
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テクノロジー
●2022/02/02
2022年1月に決着したCoinhive裁判。最高裁で逆転無罪を勝ち取った平野敬弁護士が、1月31日に開かれた日本ハッカー協会のイベントで、最高裁での論点と、その判決が示した法解釈への影響力について解説した。 関連記事‥︻前編︼Coinhive裁判4年間の舞台裏 担当弁護士が見た、始まりから逆転無罪前夜まで 関連記事‥︻後編︼﹁モロさんはスパルタクスだった﹂──Coinhive裁判がもたらした“抑止力” “0.02%”を覆す1本の電話 ﹁心臓が止まるかと思った﹂ Coinhive裁判は横浜地方裁判所の第一審で無罪判決を受けた後、東京高等裁判所の第二審では逆転有罪となった。平野弁護士によると、第二審で有罪が出た場合、最高裁で逆転無罪になる確率は約0.02%という。 ﹁︵不安を与えないよう︶モロさんには言わなかったですが、ソシャゲのガチャで星5キャラを2連続引けるかどうかというところですね﹂︵
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テクノロジー
●2022/02/02
Coinhive裁判が1月20日に幕を閉じた。結果は二審の判決を覆し無罪。発端は被告人となったWebデザイナーのモロさんだったが、本件はWebエンジニアを始め多くのIT業界人にとってその行く末から目を離せない社会的意義の大きい裁判になった。 そんな裁判を無罪に導いたのが電羊法律事務所の平野敬弁護士だ。平野弁護士は1月31日に日本ハッカー協会が開催したイベントで、Coinhive事件発生当初から無罪を勝ち取るまでの“ドラマ”を語ってくれた。 ﹁これ、争うのかな?﹂ 事件の意義に気付くまで Coinhive事件は、Webデザイナーであるモロさんが自身のWebサイトに暗号通貨のマイニングプログラム﹁Coinhive﹂を設置するところから始まる。Coinhiveは、サイトの運営者が、サイト閲覧者のPCのCPUに暗号通貨を採掘させ、その収益を受け取る仕組みだ。 2017年9月、モロさんは広告を使わな
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●2022/02/01
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世の中
●2022/01/31
小橋はこ @hako584 過去の事例見るに、いかにもクラッキングですとか悪意(一般的な意味で)が推測される事例でなくて逮捕されるケースの弁護も手伝ってくれるらしいハッカー協会。 ライブラハック事件みたいなのあるもんね… #jha 2022-01-31 15:09:32
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●2022/01/31
IT技術者の勉強会や研究発表が自粛され、日本のIT技術者の萎縮を招きくきっかけとなりかねないCoinhive事件。その最高裁判決が2022年1月20日に下される。判決の内容がどうであろうとも、この判決が日本のIT技術の将来に大きな影響を与えるものになるのは間違いない︵※2022年1月20日 最高裁にて逆転無罪判決。︶。そこで、Coinhive事件の当初から被告人の弁護を務めていた平野敬先生にこのCoinhive裁判を振り返って頂き、高木浩光先生にはこの最高裁判決が与える今後の影響について詳しく解説いただき、IT技術者の方々へのさらなる啓蒙を図る。 ・平野 敬先生﹁コインハイブ事件最高裁無罪判決をどう理解するか﹂ ・高木 浩光先生 ﹁不正指令罪、どうしてこうなった? これからどうなる?﹂
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●2022/01/21
こんにちは。モロ︵@moro_is︶です。4年近く続いておりましたコインハイブに関する裁判について、昨日、最高裁にて﹁無罪﹂の判決を賜りました。 地裁、高裁と繰り返しになってしまいますが、非常に多くの方のご助力あってこそ勝ち取れた判決と感じております。 多大なるご支援、心からありがとうございました。 判決について 専門外となってしまうためあまり難しいことはいえませんが、地裁に続き、 ウェブサイトの運営者が閲覧を通じて利益を得る仕組みは、ウェブサイトによる情報の流通にとって重要である というクリエイターの目線に立った一文を添えていただけたことを非常に嬉しく思います。 また、無罪であったとはいえ私の方にも反省する点は多く、今後はよりユーザーの目線に立った制作者たるよう、肝に銘じて精進いたします。 若輩者ではございますが、引き続き何卒よろしくお願いいたします。 無罪のびろーんについて ﹁無罪﹂
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●2022/01/21
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●2022/01/21
■はじめに 最高裁第一小法廷︵山口厚裁判長︶が、コインハイブ事件について無罪の結論を出しました。 最高裁︵第一小︶令和4年1月20日判決]([裁判例結果詳細 | 裁判所 - Courts in Japan 本稿では、下級審で判断が分かれたのは何が問題だったのか、そして、最高裁はそれにどう答えたのかについて解説したいと思います。 ■コインハイブ事件とは何だったのかコインハイブ︵Coinhive︶とは何か 本件は仮想通貨︵暗号資産︶に関して生じた事件ですが、そもそも仮想通貨とは、そしてコインハイブとは何でしょうか。 仮想通貨もいわばデジタルのお金ですが、国が紙にお金としての価値︵信用︶を与えている円やドルなどの法定通貨とは根本的に異なります。 仮想通貨は、特定のネットワークにつながった人たち︵仮想コミュニティ︶の中で﹁ある情報﹂を﹁お金﹂として認め合った上で﹁お金﹂として使用されているものです
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テクノロジー
●2022/01/21
最高裁判所第1小法廷︵山口厚裁判長︶は2022年1月20日、他人が閲覧するWebサイトに暗号資産を獲得するためのマイニング用プログラムを設置したことで不正指令電磁的記録保管の罪に問われた刑事事件について、プログラムを設置したWebデザイナーの諸井聖也氏を無罪とする判決を下した。2020年2月の東京高裁判決では、諸井氏に対して罰金10万円の有罪判決が言い渡され、諸井氏側が上告していた。 最高裁判決が高裁判決を棄却したことにより、諸井氏の無罪が確定した。諸井氏の弁護人を務めた平野敬弁護士は判決後の会見で、﹁諸井氏の戦いだけでなく、技術開発を萎縮させないための日本の技術者全体の戦いであると位置付け、裁判を戦ってきた﹂と裁判を振り返った。 裁判では、一般のWebサイト閲覧者に無断でマイニング用プログラムを置くことが、利用者の意図に反する動作をする﹁反意図性﹂と、一般には不正アクセスやデ ータ破壊な
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テクノロジー
●2022/01/20
仮想通貨のマイニングツール﹁Coinhive﹂を閲覧者に無断で自身のWebサイトに設置したとして、Webデザイナーの男性が不正指令電磁的記録保管罪に問われた﹁Coinhive事件﹂を無罪と判断した理由について、最高裁判所が1月20日に全文を公開した。 不正指令電磁的記録に関する罪は、利用者の意図する動作をさせないなどの﹁反意図性﹂と、社会的に許容できない影響を与えるなど﹁不正性﹂の2つを持つプログラムの作成や提供、保管を処罰するものであると最高裁は説明。 被告側が閲覧者の同意なくマイニングのプログラムコードを設置したことに関して最高裁は﹁より適切な利用方法などが採り得た﹂とし、閲覧者の知らないところで行われていたマイニングには反意図性があったことを認めた。 一方で、そのコードがPCの機能や情報処理に与える影響は﹁CPUを一定程度使用することにとどまり、使用程度も閲覧者がその変化に気付くほど
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●2022/01/20
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●2022/01/20
事件番号 令和2(あ)457 事件名 不正指令電磁的記録保管被告事件 裁判年月日 令和4年1月20日 法廷名 最高裁判所第一小法廷 裁判種別 判決 結果 破棄自判 判例集等巻・号・頁 刑集 第76巻1号1頁 判示事項1 刑法168条の2第1項にいう﹁その意図に沿うべき動作をさせず,又はその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録﹂に当たるか否かの判断方法2 ウェブサイトの閲覧者の同意を得ることなくその電子計算機を使用して仮想通貨のマイニングを行わせるプログラムコードが不正指令電磁的記録に当たらないとされた事例 裁判要旨1 刑法168条の2第1項の反意図性︵﹁その意図に沿うべき動作をさせず,又はその意図に反する動作をさせるべき﹂という要件︶は,当該プログラムについて一般の使用者が認識すべき動作と実際の動作が異なる場合に肯定されるものと解するのが相当であり,一般の使用者が
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●2022/01/20
伏線回収 https://t.co/IZR7kqH1tO
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テクノロジー
●2022/01/20
最高裁判所は1月20日、仮想通貨のマイニングツール﹁Coinhive﹂を閲覧者に無断で自身のWebサイトに設置したとして、Webデザイナーの男性が不正指令電磁的記録保管罪に問われた﹁Coinhive事件﹂について、二審の有罪判決を破棄して無罪と判断した。 サイト内に設置したプログラムコードが、刑法168条の2第1項のいう﹁人が電子計算機を使用するに際してその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせるべき不正な指令を与える電磁的記録︵不正指令電磁的記録︶﹂に当たるのかが争点となっていた。 一審の横浜地裁は﹁プログラムコードは、反意図性が認められるが、不正性は認められないから、不正指令電磁的記録に当たらない﹂として、無罪を言い渡した。これに対し、二審東京高裁は﹁プログラムコードは、反意図性及び不正性が認められ、不正指令電磁的記録に当たる﹂として一審判決を破棄し、罰金10万円の
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テクノロジー
●2022/01/20
自身のウェブサイト上に他人のパソコンのCPUを使って仮想通貨をマイニングする﹁Coinhive︵コインハイブ︶﹂を保管したなどとして、不正指令電磁的記録保管の罪︵通称ウイルス罪︶に問われたウェブデザイナーの男性の上告審判決が1月20日、最高裁第一小法廷︵山口厚裁判長︶であった。 山口裁判長は罰金10万円の支払いを命じた2審・東京高裁判決を破棄し、無罪と判断した。裁判官5人全員一致の意見。 ●最高裁の判断は 第一小法廷はマイニングによりPCの機能や情報処理に与える影響は、﹁サイト閲覧中に閲覧者のCPUを一定程度使用するに止まり、その仕様の程度も、閲覧者がその変化に気付くほどのものではなかった﹂と指摘。 ウェブサイトの運営者が閲覧を通じて利益を得る仕組みは﹁ウェブサイトによる情報の流通にとって重要﹂とし、﹁広告表示と比較しても影響に有意な差異は認められず、社会的に許容し得る範囲内﹂と述べ、﹁プ
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世の中
●2022/01/20
他人のパソコンを無断で使って暗号資産︵仮想通貨︶のマイニング︵採掘︶をするプログラムをウェブサイトに置いたとして、不正指令電磁的記録保管の罪に問われたウェブデザイナー、諸井聖也被告︵34︶の上告審判決が20日、最高裁であった。第1小法廷︵山口厚裁判長︶は﹁パソコンに与える影響はネット広告と大差なく、社会的に許容できる範囲内だ﹂として、逆転無罪を言い渡した。無罪が確定する。対象のプログラムは﹁C
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●2022/01/19
明日はコインハイブ事件の最高裁判決です。弁論において弁護人が述べた内容を掲載しておきます https://t.co/HB3gq1IPb8
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●2022/01/19
■ 不正指令電磁的記録罪の構成要件、最高裁判決を前に私はこう考える Coinhive事件の上告審判決言渡しが明日に迫ってきた。私としては、昨年4月のL&T91*1で自説を述べたところである。言いたいことは書き切ったのだったが、読み返してみると、紙幅の都合でギシギシに詰めてロジックを書き込んだため、いささか意味を理解されにくい箇所があるところに悔いが残った。どこかに補足を書いておきたいと思っていたのだが、本業に勤しんでいるうちにとうとう直前になってしまった。もはや書いても判決には何ら影響しないが、判決前のうちに書いてしまっておきたい。 私見の要旨 L&T91で述べた私の見解の根幹は、改めて要約︵説明の順番を入れ替え単純化するなどして要約︶すると以下の通りである。 一審判決が、﹁意図に反する動作﹂該当性︵反意図性︶を肯定し﹁不正な﹂該当性︵不正性︶を否定して無罪としたものであったところ、反意図
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●2022/01/17
概要IT技術者の勉強会や研究発表が自粛され、日本のIT技術者の萎縮を招きくきっかけとなりかねないCoinhive事件。その最高裁判決が2022年1月20日に下される。判決の内容がどうであろうとも、この判決が日本のIT技術の将来に大きな影響を与えるものになるのは間違いない︵※2022年1月20日 最高裁にて逆転無罪判決。︶。そこで、Coinhive事件の当初から被告人の弁護を務めていた平野敬先生にこのCoinhive裁判を振り返って頂き、高木浩光先生にはこの最高裁判決が与える今後の影響について詳しく解説いただき、IT技術者の方々へのさらなる啓蒙を図る。 講演内容 講演内容は、判決日(1月20日︶以降に決定されます。 平野 敬先生﹁コインハイブ事件最高裁無罪判決をどう理解するか﹂ 高木 浩光先生 ﹁不正指令罪、どうしてこうなった? これからどうなる?﹂ ※現在17‥10以降にて追加の登壇が可
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テクノロジー
●2022/01/11
アンチウイルスソフト﹁ノートン 360﹂に搭載された仮想通貨のマイニング機能が強制インストールで削除が難しく、かつ採掘した仮想通貨の15%が手数料として取られることで批判を集める中、無料アンチウイルスソフトとして知られる﹁Avira Free Antivirus﹂にも仮想通貨マイニング機能が追加されていたことがわかりました。 500M Avira Antivirus Users Introduced to Cryptomining – Krebs on Security https://krebsonsecurity.com/2022/01/500m-avira-antivirus-users-introduced-to-cryptomining/ ﹁Avira Free Antivirus﹂は、2006年に創業したドイツ企業・Avira Operations GmbH&Co. KGが開発
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テクノロジー
●2022/01/03
■ #WizardBible 事件から考えるサイバーセキュリティ 年末年始休暇でやりたかったこと第2弾。年末2日寝込んでいたのもあって、けっきょく2つしか消化できなかったよ、トホホ。それにしても、ものすごく久しぶりに読書記録をつけてる気がする*1。 ご存じ﹁Wizard Bible事件﹂﹁Coinhive事件﹂﹁アラートループ事件﹂からなる、近年のサイバーセキュリティ3大冤罪事件をまとめた本である。出版にあたってクラウドファンディングが行われたんだけど、たしかそれを知ったときには目標を達成していた覚えがある。とにかく業界の注目度はめちゃくちゃ高いので、さもありなんという。 それぞれの事件はわりと熱心に追っていたし、約3年前のイベントにも参加していたから全体像は把握していたものの、本書はそれに加えて当事者への詳細なインタビューと、この手の刑事事件に巻き込まれてしまったときの対処法まで詳しく書
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●2021/12/30
コインハイブ事件における弁護活動 電羊法律事務所 弁護士 平野敬 本稿は﹃Wizard Bible事件から考えるサイバーセキュリティ﹄に寄稿するため執筆した未校正の文章です。同書に掲載されているものが正式版です。他にも有益な記事がたくさん掲載されていますので、興味をお持ちの方は同書をご購入ください。 はじめに本稿の位置づけ本稿はコインハイブ事件において筆者がおこなった刑事弁護活動につき、その体験をまとめたものである。想定読者として2つの方向を意識している。 法律実務家に向けて第1に、筆者同様にIT関係の複雑な事件について刑事弁護を受任することとなった弁護人[1]に対し、指針と手がかり、あるいは批判的教訓を提供することにある。 刑事弁護とITは食い合わせが悪い。今日、得意分野としてIT関係を掲げる弁護士はありふれているし、司法試験を受ける前にはIT関係の会社に勤めていたという人も少なくない。
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●2021/12/30
コインハイブ事件における弁護活動 共有ログインお使いのブラウザのバージョンはサポートが終了しました。 サポートされているブラウザにアップグレードしてください。閉じる ファイル編集表示ツールヘルプユーザー補助機能デバッグ
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テクノロジー
●2021/12/29
﹃Wizard Bible事件から考えるサイバーセキュリティ﹄の執筆にあたり、警察庁へ﹁各都道府県からの申報︵不正指令電磁的記録罪︶﹂という行政文書の開示請求を行いました。申報は警察内部で共有されている報告書です。受け取った申報は400枚と膨大な量がありますので、本ページでは仮想通貨とアラートループに関するページのみを公開します。 宮城県警の申報では、﹁本件は全国初となる仮想通貨の不正採掘にかかるマイニングウイルス事件であり、警察庁指揮の下、全国10県警が捜査、一斉広報を行ったもの﹂と書かれてあり、地方警察ではなく警察庁がCoinhive事件の全体の指揮を執っていたことをうかがわれる記述があります。 彦根警察の申報では、Coinhive事件では大手セキュリティ会社から聴取を行ったとする記述があります。 新潟県警の申報では、神奈川県警から引き継ぎを受けて予備校生︵元Coinhiveユーザーさ
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世の中
●2021/12/17
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世の中
●2021/12/09
1.コインハイブ事件 ■追記 2022年1月22日に最高裁第一小法廷(山口厚裁判長)でこのコインハイブ事件について無罪判決が出されました。詳しくはこちらをご参照ください。 ・︻速報︼コインハイブ事件の最高裁判決で無罪判決が出される あるウェブデザイナーの方︵モロ氏、以下﹁被告人﹂︶が、自身のウェブサイトに仮想通貨採掘アプリ﹁coinhive﹂を設置していたことが、不正指令電磁的記録等罪︵いわゆるウイルス罪・刑法168条の2以下︶に問われたいわゆるコインハイブ事件において、2018年の横浜地裁平成30年3月27日判決は、不正指令電磁的記録等罪の構成要件における、﹁反意図性﹂の該当は認めたものの、﹁不正性﹂︵社会的許容性︶の該当は認められるとはいえないとして、被告人を無罪としました。 ところが、控訴審の東京高裁令和2年2月7日判決︵栃木力裁判長︶は、﹁反意図性﹂および﹁不正性﹂の両方が成立する
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世の中
●2021/12/09
サイトを閲覧した人のパソコンを無断で利用していわゆる仮想通貨=暗号資産を獲得するプログラムが違法かどうかが争われ、1審は無罪、2審は有罪となった被告の裁判で、被告側と検察側の双方の主張を聞く弁論が最高裁判所で開かれました。 弁論は判断を変更する際に必要な手続きのため、2審の判決が見直される可能性が出てきました。 都内に住む34歳のウェブデザイナーは、4年前、サイトを閲覧した人のパソコンの処理能力を無断で利用し暗号資産を獲得するプログラム﹁コインハイブ﹂を、自分の運営するサイトに埋め込んだとして不正なプログラムを保管した罪に問われています。 争点は、プログラムが違法なものといえるかどうかで、9日、最高裁判所で開かれた弁論で、被告の弁護士は﹁プログラムは広告に代わってインターネットの重要な維持手段となる可能性を秘めたものだった。閲覧した人のパソコンに明らかな悪影響を与えるものではなく、利益にな
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●2021/12/09
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テクノロジー
●2021/10/25
本日、PEAKS出版﹃Wizard Bible事件から考えるサイバーセキュリティ﹄の電子書籍版がリリースされました。著者は私と、Wizard Bible事件の当事者であるIPUSIRONさんです。 Wizard Bible事件を中心にCoinhive事件やアラートループ事件も扱った本です。一連の事件を扱った一般本としては国内初になると思います︵法学雑誌・紀要を除く︶。 一連の事件の取材・寄稿協力 本書は複数の関係者の取材・寄稿をオムニバス形式で掲載しています。以下の方々から取材や寄稿のご協力を頂いています。 IPUSIRONさん︵Wizard Bible事件当事者︶ Lyc0risさん︵Wizard Bible事件関係者︶ 金床さん︵Wizard Bible投稿者︶ 元Coinhiveユーザーさん︵Coinhive事件当事者︶ モロさん︵Coinhive事件当事者︶ 平野敬さん︵Coinh
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●2021/10/18
ご無沙汰しております。モロ︵@moro_is︶です。 早いもので前回のご報告から1年半が経ちました。 報道やTwitterですでにご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、最高裁で弁論が開かれることが決まりました。 たくさんの方のご協力のおかげです。本当にありがとうございます。 これまでの顛末 ︵高裁︶コインハイブ事件について控訴審のご報告と意見書募集のお願い ︵地裁︶コインハイブ事件のご報告とこれからのこと 進捗冒頭のとおり、12月9日に最高裁にて弁論が開かれることとなりました。 ﹁弁論が開かれる﹂であまりピンときていないのですが、大半が上告棄却される最高裁において、改めて申し開きの機会が与えられる時点でかなりの狭き門をくぐり抜けた形です。 まだまだ安心はできませんが、﹁あっさり棄却されて終わり﹂という最悪の幕引きとならなかったのは、弁護士の平野先生や日本ハッカー協会様をはじめ、ご協力く
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●2021/10/14
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テクノロジー
●2021/08/23
A Study of Crimes Related to Electronic or Magnetic Records Containing Unauthorized Commands based on Practice of Application Development
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世の中
●2020/05/28
Web制作会社でデザイナーとして働いています。最近話題のCoinhive事件について思うところがあるのでこの記事を書くことにしました。 最高裁で逆転無罪判決 最高裁は2022年1月20日、罰金10万円の支払いを命じた2審・東京高裁判決を破棄し、無罪判決を言い渡しました。裁判官5人全員一致の意見です。 本件は、罰金10万円の略式命令を受けたデザイナーのモロさんが、略式命令を不服とし、横浜地裁に正式裁判を請求した刑事裁判です。 モロさんの裁判は地裁で無罪、高裁で有罪の判決が出て、最高裁に上告していました。 最高裁は、閲覧者のPCに与える影響は軽微で、サイト運営者が閲覧を通じて利益を得る仕組みは情報の流通のため重要だとし、今回のプログラムコードは﹁社会的に許容し得ないものとはいえず、不正性は認められない﹂と無罪を言い渡しました。 無罪判決について、警察や官公庁などで情報セキュリティーのアドバイザ
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