「お金をもうけろと言われたので……。嫌ですね、不景気って。みんなすさんできちゃって」――@niftyの人気サイト「デイリーポータルZ」(DPZ)のWebマスター・ニフティの林雄司さんはつぶやく。 DPZは、どうでもいいことを真剣にリポートする日刊更新のWebサイトだ。月間ページビュー1800万、月間ユニークユーザー80万人の一大メディアだが、広告もほとんど掲載されておらず、お金の匂いがしないのが特徴。記事内容も、でっかいたばこの箱を作って隣にあるものが小さく見えるかを実験したり、食べ物を青くすると本当に食欲がわかないか試したりなど、身近でお金のかからないものばかりで、ギラギラしたネットビジネスの世界とは縁遠い。 収入源は、記事の下に申し訳程度に張ったAdSense広告と、TシャツやDVDなど、思いついたら作るグッズぐらい。はっきり言って大赤字だが、「これまでは会社からもあんまり、お金もうけ
2013年から世田谷区経堂のマンションで暮らしているという「デイリーポータルZ」編集長の林雄司さんに、「住まい選び」へのこだわりについて伺いました。インターネットの黎明期から面白いコンテンツを発信し続けてきた林さんにとって、家は仕事のアイデアが生まれる場でもあります。 そんな林さんが今の部屋を選んだ理由は、生活スペースと夫婦の仕事場を兼ねる大きな部屋があること。本や雑貨など、増え続けるモノが置けるスペースがあること。そして、「床が固い」こと? 独特の視点での住まい選びについて語っていただくとともに、コロナ禍の自粛期間でも生活を面白がる、林さんの日常についても伺いました。(取材はリモートで実施しました) 前の家を決めた理由は「管理人が江戸っ子だった」から? ――これまでのお住まいの遍歴を、ざっと教えていただけますか? 林雄司さん(以下、林):特に意識したわけではなかったんですけど、山手線の駅
文・朽木誠一郎/ノオト 写真撮影・それどこ編集部 「アンタまたこんなモノ買って! ムダ遣いでしょ!」―― 肝っ玉母ちゃんがいたら、そう怒られてしまいそうな人たちが、世の中にはいる。 立ち上げから15年目を迎えるインターネットのおもしろサイト『デイリーポータルZ(以下、デイリー)』のウェブマスター、林雄司さんもその1人だ。 林さんは顔が大きくなる箱を被ったり、 参照:顔が大きくなる箱 :: デイリーポータルZ ハトのマスクを被ったりする仕事をしている。 参照:ハトになりました :: デイリーポータルZ そんな林さんなら、さぞムダ遣いをしているに違いない。本人を直撃し、一緒にその「買い物遍歴」を辿った。 左が林さん、右が筆者の朽木誠一郎(以下、朽木)。 ▼ △ ▼ 朽木 さっそく、「変なもの」を見せてください。 林 「これはいい!」っていうものがありますよ。 朽木 何でしょう。 林 これ。モン
記事URL: https://dailyportalz.jp/kiji/straw-de-sake 内容はタイトルの通り。この方法が危険かどうかで、ブックマークコメントやTwitterでも意見が飛び交っています。 ブコメ:http://b.hatena.ne.jp/entry/s/dailyportalz.jp/kiji/straw-de-sake おもに気化アルコールの吸引の危険性についてのコメントが多いですが、 「肺から入るの根拠は何でしょうか? 下記の記事で医師が『ストローは酔いやすいは迷信』と明言してるので、気分の問題な気が、、! 」 「Alc数%の液体を、ストローで空気と混ぜたくらいで瞬間的に気化して肺に入るわけない。水をストローですすっても肺に入ったりしないし、仮に気管に誤嚥しても生理反応で咳き込むから気づく(空気が胃に入る胃膨満はある) 」 など懐疑的な意見もあります。 ちな
デイリーポータルZの林さん・古賀さん・藤原さんと筆者で楽天へ行ってきた 今年で6回目となる、地味な仮装イベント「地味ハロウィン」。 ある日、ソレドコ編集部の担当者から「地味ハロウィン、めっちゃ参加したくないですか? ちなみに、今年は楽天が協賛しているんですよ。取材って名目で行きません?」というお誘いがあった。 かくいう筆者も、毎年参加したいとは思っているものの、いざとなると二の足を踏んでしまう。地味な仮装を考えるのは意外と難しいのだ。一度、考え始めてしまうとなにが派手でなにが地味なのか、そしてなにが面白いのかが分からなくなってくる。 そんな悩みを正直に告白したところ、「じゃあ、一緒に教えてもらいましょうよ!」と、地味ハロウィンを主催するデイリーポータルZ(以下、DPZ)の林さんの元へアドバイスを請いに行くことになった。 【地味ハロウィンとは?】 ゾンビや魔女のように派手な仮装ではなく、「こ
Webサイト「デイリーポータルZ」編集部に所属している古賀及子(こが ちかこ)さん(id:mabatakixxx / @eatmorecakes)は、ブログ「まばたきをする体」で、2018年からほぼ毎日日記を書き続けています。何気ない日常生活を日々書いている古賀さんに、「ごく普通の日記」を書くこと、それをWebで公開して他の人に読まれることについてどう感じているかなどについて、オンラインインタビューで伺いました。 【目次】 毎日日記を書く原動力は……「ひとつもわからない」! アクセスやはてなスターが「励みになる」の文字通り、励みになる 自分の日記にはメッセージもないし、感想もない 私が生きている限り、「日記」は終わらない 毎日日記を書く原動力は……「ひとつもわからない」! ──普段の仕事についてお聞かせください。 古賀さん 普通の会社員で、「デイリーポータルZ」(以下、DPZ)の編集とライ
「頭の悪くなる大人のDPZトレーニング」 最近、頭の良くなるゲームってよく見ますね。ゲームやって頭が良くなるなんて、夢のような話です。というわけで、僕もさっそく作ってみました。 が…、このゲームはやればやるほど、頭が悪くなるかもしれません。。。 遊び方 頭のよくなる問題が5問出題されます。 問題の意味など考えず、ひたすら連射して、問題を消し去りましょう!
隊長とイケダハヤトのイベントが予想以上につまんなくてガッカリしてた時にjizouさんが面白いネタを提供してくれてた。デイリーポータルZ(以下DPZ)のライターが個人の住宅を至近距離から撮影してコンテンツ化していた記事だ。 jizouさんの指摘 http://d.hatena.ne.jp/kyoumoe/20130412/1365750948 問題の元記事 リンクジュースを与えたく無いのでh抜き ttp://portal.nifty.com/kiji/130412160305_1.htm 法的に問題は無い多くのブックマーカーが指摘しているように法的に問題は無い。日本の一戸建て住宅は塀で囲まれているが、この塀よりも著しく高い視点から住宅の敷地内を撮影した場合は少しまずいことになるが、DPZの写真は人の目線の高さなので法的には問題が無いだろう。 間違いなくイタズラの標的になる劇的ビフォーアフター
所長:加藤まさゆき ライター。専門は理科教育(生物)。茨城在住。デイリーポータルZというメディアに記事を書いています。あらゆる文章書き・プレゼン、引受けます。 最近の『DPZ』掲載論文 執筆110報 ツイート 科学の力で実現するホワイト・クリスマス 執筆109報 ツイート 七味唐辛子を自作したら新世界が開いた 執筆108報 ツイート 仕事に疲れ果ててヤブイヌを見に行った 執筆107報 ツイート 巨樹が写真のトレーニングに最適すぎる 執筆106報 ツイート どこまでも簡単に作る海南チキンライス 執筆105報 ツイート 茨城?埼玉? 洪水と戦う五霞町のなぞ 執筆104報 ツイート 昔の「燃やすフラッシュ」で写真を撮る 執筆103報 ツイート 英和辞典の性俗語率を真面目に調べる 執筆102報 ツイート JALのカバンが語る、45年前の海外旅行 執筆101報 ツイート 究極の濃厚ビール「IPA」の
「Web担当者Forum安田編集統括が訊く デイリーポータルZのサイトリニューアル裏話ぜんぶ」 http://tokyocultureculture.com/event/general/25923 事業譲渡に伴い16年分15,000記事と一緒にCMS、サーバ、そしてドメインの引っ越しを迫られたオルタナ系ポータルサイト「デイリーポータルZ」。決められた期限は1年。限られた予算の中で、行く手を阻むオールドスクールな文字コード、むやみに大量にある画像データ、レガシーの影に潜むベタうちのHTMLファイル、旧CMSの機能をフルに使い倒した実装・・・ 無事リニューアルを終えた今(2018年10月22日現在)、業界のすべてを知るWeb担当者Forumの安田編集統括を招いて、月間1,500万PVの人気サイトの全面リニューアルはどう行なわれたのか、ハードルはどこにありどう乗り越えたのか、デイリーポータルZの
ストーリー by hylom 2013年08月16日 8時00分 日本には世界で取り上げられるべきポテンシャルのあるネタがまだあるはずだ 部門より あるAnonymous Cowardのタレコミより。@nifty デイリーポータルZの記事「一人で彼女にあーんしてもらっている写真を撮る方法」が世界的な話題になっている模様。 この記事はタイトルの通り、自分一人だけでカップルで過ごしているかのような写真を撮影するという方法を紹介するもの。ライターの地主氏は「一人で恋人と手をつないでいる感覚を味わう方法」や「一人で彼女と電車旅に行った写真を撮る方法」といった記事も書いている。これが、台湾のメディア「ETtoday」が報じ、それが中国メディアの人民網に転載されている。 この記事は海外ブログOddity Centralでも報じられ、The Atlantic(米国の著名雑誌のWeb版)でも取り上げられる
橋田: これはかばんというかリュックで、たまたま見つけたんですけど。 古賀: かわいい。 橋田: ベルロイっていうやつで、全然知らなかったけど革を扱っているかばんらしいんですけど。 古賀: そうなんだ。 橋田: 革だけじゃなくて、こういうバックパックとか作ってるところで。オーストラリアのところでした。調べたところ。 林: へえ。 橋田: で、気に入ってるところは、ひっかかるから背負って後ろに厚みがあるのがあんまり好きじゃないんです。だから薄いのがよくって。ここが気に入って買いました。 がばっと開いてノートパソコンも入る。 林: これファスナーが全部開いていいですね。おれも横まで開けて使います。 古賀: 本当だ。たしかに。 橋田: それで、仕切りちょっとこれがフカフカになってて、ここにパソコンを入れる、ね。 林: これってなんですか、よく見かけるけど。 表のポケットに入っている金具のようなも
ついに始まってしまいます。デイリーポータルZらしからぬともいえる、超王道の企画が。その名も「西vs東DPZ読者によるごはんのおとも大推薦祭り」! 「ごはんのおとも」に一家言あるという方は多いでしょう。それも、自分の生まれ故郷や住んでいた街など、縁ある場所「ならではの味」となれば、思い入れもひとしお。 我々デイリーポータルZは、そんな主観爆発のごはんのおともへの想いを、ただただ聞かせてほしい! それをおかずに、白メシをガツガツとかっこみたい! 読者のみなさま、ぜひあなたの心に刻まれし「ごはんのおとも」を教えてください。 (編集部より)今回の企画は2020年2月8日~9日に二子玉川で行われるイベント「二子玉川らいす2020 ごはんのおとも東西決戦」との連携企画となっております! 東西の考え方は以下の通りです! 東日本:北海道・東北・関東・中部(北陸含む) 西日本:近畿・中国・四国・九州(沖縄含
「お金をもうけろと言われたので……」 DPZにも不況の波!? 有料「友の会」オープン 9月28日15時33分配信 ITmedia News 「お金をもうけろと言われたので……。嫌ですね、不景気って。みんなすさんできちゃって」――@niftyの人気サイト「デイリーポータルZ」(DPZ)のWebマスター・ニフティの林雄司さんはつぶやく。 DPZは、どうでもいいことを真剣にリポートする日刊更新のWebサイトだ。月間ページビュー1800万、月間ユニークユーザー80万人の一大メディアだが、広告もほとんど掲載されておらず、お金の匂いがしないのが特徴。記事内容も、でっかいたばこの箱を作って隣にあるものが小さく見えるかを実験したり、食べ物を青くすると本当に食欲がわかないか試したりなど、身近でお金のかからないものばかりで、ギラギラしたネットビジネスの世界とは縁遠い。 収入源は、記事の下に申し訳程度に張っ
アフタートークとは アフタートークは林と石川があの記事のあそこ良かったよね~とじんわり語り合う動画です。まさに演劇のあとのアフタートークをウェブ記事に対してやっている稀有な企画。 今回紹介するのはこの3本の文字起こし 石川: 面白かったですね。 林: 今年からナオさんの原稿を担当させてもらって、しっかり読んでいるんですけど、やっぱりいいですね。 石川: いいですね。 林: 変わったことはしてないんだけど、よくこういうの書けるなってしみじみ思いまして…。 まずですね、 いきなり冒頭のとこが好きだったんです。 ナオさんのパチンコの思い出なんですけど、過去に2回だけパチンコやって勝ってやめてるんですよ。 林: 1回やってフィーバーして、そのあともう1回やったら、3人いた中で私だけが勝った。 >>そこで自分の一生分のパチンコ運を使い果たしたと判断し、以降、近づかないことにしたのである。 こういうエ
「マウス検定(DPZ版)」 デイリーポータルZ公認の資格試験ゲーム登場です! 「クリック速度」「クリック精度1」「クリック精度2」「ドラッグ速度」「ドラッグ&ドロップ制度」の5つの値を測定することで、あなたのマウス熟練度が分かります。ちなみに僕は443ポイントの3級でした。 操作方法 ナビゲーターの指示に従って操作してください。 フキダシの赤い矢印をクリックすると先に進めます。
メディアを続けるためには? DPZ林×ヨッピー×ノオト宮脇がネットコンテンツ15年を振り返る #ノオト15th レポート(前編) 「今Webメディアでおもしろライターとして稼ぎたい人がいたら、どういう記事で活路を見出していったらいいでしょうか?」 会場からの質問に、「文章で? 動画じゃなくて?」と苦笑しながら聞き返すのは、デイリーポータルZ編集長の林雄司さん。2019年6月29日、有限会社ノオトの15周年を記念し、全15時間の長尺イベント「#ノオト15th 大感謝祭」が東京・五反田のコワーキングスペース・スタジオ「CONTENTZ」で開催されました。 「Webメディアやネットコンテンツの過去・現在・未来を考える」をコンセプトに開かれた3つのトークセッション。まずは第1部「ネットコンテンツの15年を振り返る あの日、あの時、あのウェブメディアで」をレポートします。 登壇者は、林雄司さん、ライ
扶桑社は4月11日(金)、書籍「世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書」略して“ビジネス書”を発売します。著者はWebサイト「デイリーポータルZ」の編集長・林雄司さん。憂鬱なプレゼンを乗り切る方法やアイデア・企画をひねり出すコツ、ネットでの処世術など、林さん流の「仕事ができる(ように見える)」メソッドが書かれています。 ▽ 林雄司 ビジネス書 お知らせブログ ▽ 世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書|書籍詳細|扶桑社 “ビジネス書”には、4章にわたり計77のメソッドがまとめられています。例えば第2章「最低限の努力で人を動かす」では、「ときにはニセの気合を出してみる」「催促メールはしれっと書く」「人の企画には茶々を入れて膨らませる」「努力を禁止する」などのテクニックが紹介されています。ほか、林さんがデイリーポータルZで執筆した記事
« オバマさんも食べた抹茶アイスを食べに行く | 中ネタ 2009-2010トップ | 年末の成田空港には芸能人がいっぱいなのか » 電子レンジで餅が作れる at 2009.12.30 Wed 11:00 by 工藤考浩 手軽に餅を作る 正月に餅を食べるとおいしくて、「どうしてこんなうまい物を 一年中食べないんだ」と思うのだが、冬が終わるとすぐに忘れてしまう。 やっぱり正月に食う餅はうまいんだろう。 今年もスーパーでパックの切り餅を買ってこようかと思ったのだが、僕が子供のころ叔母が作ってくれた「電子レンジとミキサーでできる餅」を作ってみよう。 生まれて初めて餅米を買った たぶん今から30年近く前だと思う。 隣の家に住む叔母のところに遊びに行ったところ、「お餅を作ってあげる」という。 当時はパック入りの切り餅なんて知らなかったから、正月でもないのに餅をつくのかと驚いたのだが、電子レンジとミキ
ニュースサイトGIZMODEがコネタ城の記事「細い通路の先には細いトイレのドアがある」*1をかなり失礼な形で紹介している。個人的には紹介というよりも盗用に近いように思われる。 細すぎるビルの細すぎるトイレ (GIZMODE) 突っ込みどころは以下のとおり: 公開時に引用元の記載が無く、コメント欄等で指摘を受け引用元の記載を追加した。 コネタ城等の記事を紹介するのではなく、「サイズを比較するために女の子に立ってもらいました」と、あたかも主体がGIZMODEであるかのように書かれている。実際は、その「女の子」が元の記事を書いた人である。 GIZMODEの記事ではビルの細さに関して執拗に言及しているが、ビルの写真は全くない。元記事の意図をあまり理解していない可能性もある。 特に問題とするべきは、2つめの自分が主体であるかのような書き方ではないだろうか。このことは無断で使ったことや、(公開時に)引
11/23(日)~24(月祝)の2日間、DIYの祭典「Maker Faire Tokyo」が東京ビックサイトで開催される。 その会場にて、デイリーポータルZは「技術力の低い人限定ロボコンMini(通称:ミニヘボコン)」を、第1回~第6回まで、一挙開催する。(詳しくはこちら) 今回はその前哨戦ということで、Maker Faireを主催するMake:チームと、われらがデイリーポータルZチームで、メディア対抗戦を行うことにした。 Make:といえば日本のMakerムーブメントの総元締めみたいなメディアである。いっぽうこちらは志の低い工作で日本のMakerの平均点を下げ続けているサイトだ。しかしヘボさでは負けていない自負がある。 別に負けても差し支えない戦いの幕が、ここに切って落とされる! インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変わった音楽を集めたりしています
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