群馬県にある「鳴瀬橋」。 長さ32メートルのコンクリート製の橋で、かつては車も通れる橋でした。 しかし、3年前から通行止めの状態が続いています。 これは北海道の「百松橋」。 こちらも車が通れる橋でしたが、今は車両通行止めに。 看板には「解除時期は未定」の文字が…。 実は今、こうした「渡れない橋」が各地で増えています。 国土交通省が調べたところ、自治体が管理する橋のうち、通行止めになっているのは2018年で2901。2008年は977橋だったのに10年間で3倍近く増えています。 背景にあるのが…そう「老朽化」です。 「コンクリートは永久構造物」「とにかく造れ」 そう思われていた時代がありました。 戦後の高度経済成長期です。 人口が増加する中で、私たちの暮らしを豊かにするために、「道路を造れ」「トンネルを掘れ」「橋を架けろ」という時期でした。 いわば“どんどん”造れや造れの時代。 「老朽化」や
コンテナには開発生産性の向上、拡張性と可用性の向上、コストの低減といったメリットがある。これらを享受するにはシステムの開発と運用のやり方を変える必要がある。基本といえるCI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)以外に、先行ユーザーの事例から、汎用的な活用法である「迅速スケール」「最適サイジング」、応用的な活用法といえる「クラウド乗り換え」「コンテナ納品」という4つの活用法が浮かび上がった。今回は迅速スケールを取り上げる。 負荷が急増すればすぐ台数を自動追加 ZOZOは従来、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」のシステムをオンプレミスの仮想環境で運用してきた。2020年11月現在、同システムのクラウド移行を段階的に進めている。移行に合わせてモノリシック(一枚岩)だったアプリケーションをマイクロサービスアーキテクチャーで作り直し、クラウドでは主にコンテナで稼働させる。 移行
Gigazineさんでdrawthe.netを取り上げていたので紹介です。使い方はGigazineさんのほうが丁寧なので、気になる方はチェックしてみてください。(2020年12月1日、追記) drawthe.netとは cidrblock/drawthe.netは複雑なネットワーク図も「テキストで書いてブラウザ上でSVGレンダリングできるようにしよう」というコンセプトのもと開発されたツールです。下図のように複雑な構成図も精度高く描くことができます。 拡大してみると情報量が多いこと、またいかに整っているかがわかると思います。 デモサイトも用意されているので、サクッと試したい場合はコチラが便利です。コードはGitHubで公開されています。更新が2017年末で止まってしまっているのが玉に瑕ですが、十分な性能を発揮してくれます。 drawthe.netを使いたい理由 美しい構成図といえばInter
技術本部 サービスリライアビリティグループ(SRG)の長谷川 @rarirureluis です👳 #SRG(Service Reliability Group)は、主に弊社メディアサービスのインフラ周りを横断的にサポートしており、既存サービスの改善や新規立ち上げ、OSS貢献などを行っているグループです。 はじめに Apple M1 で Arm という単語をよく耳にし、そしてその性能に驚いた方も多いと思います。Apple M1 が搭載された Mac のベンチマークはこちら そして Amazon EC2(以下:EC2)にも Arm が搭載されたインスタンスがあります。 https://aws.amazon.com/jp/ec2/graviton/ 今回はとあるサービスの全開発環境の EC2 インスタンスを m5.large から t4g.medium へ移行したら幸せになれたので、この記事を
そんな峠道に、暗闇のなか突入するのはやめておこう――。そこでいい抜け道はないかと、私はスマホの地図アプリを眺めた。すると、飯田市上村から進路を西に変えて国道256号に入れば、その先の飯田市街から高速道路に乗れることがわかった。 実際の地図アプリの画面。国道152号から256号へ抜けるルートがわかる 国道256号へ向かうには、上村から一旦県道に入る。その道を3キロほど北に進むと、256号に左折できるようだ。早速県道に入り、北上する。……だが、明らかに3キロを過ぎても、一向に左折できそうな道が現れない。地図アプリを確認すると、既に256号への分岐点はとうに越えている。 どれだけ走っても見つからない道 「スマホの電波状態が悪いから、きっと現在地が正確に表示されてないのだろう」。そう思い、Uターンして分岐点付近に戻ってみたが、やはり道が無い。さらにUターンして行ったり来たりを繰り返したが、結果は同
さて、前編ではトヨタの新型MIRAIプロトタイプの刷新内容と走りについて評価した(記事参照)。運動体として、魔法の絨毯(じゅうたん)のような極上の乗り心地と、重量級GTとして破格の運動性能を両立していることをお伝えしたのだが、インフラとの兼ね合いなしにFCVの普及はあり得ない。後編ではそのインフラの今と未来をエネルギー政策全般を通してチェックしてみたい。 水素の現状 まずは厳しい現実の話から始めよう。第一に2020年11月のこの時点において、水素スタンドのインフラはかなり絶望的な状態にある。相当に言い訳を重ねないと擁護できない。 筆者が知る限り、ふらりと行って水素充填ができるスタンドは23区内ですら2軒しかない。港区の芝公園(9:00〜21:00)と大田区の池上(9:00〜17:00)にあるイワタニの水素ステーションだ。それ以外はあらかじめ電話で確認してから行かないと営業していない恐れがあ
AWS Database Blog Performing major version upgrades for Amazon Aurora MySQL with minimum downtime December, 2022: Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) now supports Amazon RDS Blue/Green Deployments to help you with safer, simpler, and faster updates to your Amazon Aurora and Amazon RDS databases. Blue/Green Deployments create a fully managed staging environment that allows you to deploy
背景 株式会社マインディアCTOの@matsubokkuriです。 事業規模の拡大に伴いオフィスの移転がありました。それに伴い社内ネットワークインフラの構築しました。オンサイトで働く人は約10名。エンジニアは私1名なのでインフラ整備を自分でやるか外注するかという選択でしたが、外注するためにはRFP作るのが面倒だし費用がかかるのでDIYしました。 中小企業のネットワーク構築の記事は5年前の@wadapさんの記事が詳しいです。その記事以降、まとまった社内LAN構築の良い感じのノウハウ記事を見つけられませんでした。その5年の差分を埋めるためにも記録を書いておきます。 要求定義 ゲスト用ネットワークの分離(インターネット回線、LAN回線) 将来のシステム監査で指摘されるであろうことなので。 トラフィックのQoS制御のため。 インターネット上のホストにおいてグローバルIPアドレスによるアクセス制限が
“@Netflixhelps Why doesn’t Tiger King play on my phone?” — a Netflix member via Twitter This is an example of a question our on-call engineers need to answer to help resolve a member issue — which is difficult when troubleshooting distributed systems. Investigating a video streaming failure consists of inspecting all aspects of a member account. In our previous blog post we introduced Edgar, our t
This is an updated version of a post we originally published in 2020. You can read the original version here. The growth of the data infrastructure industry has continued unabated since we published a set of reference architectures in late 2020. Nearly all key industry metrics hit record highs during the past year, and new product categories appeared faster than most data teams could reasonably ke
JR貨物の“いま”につながるターミナル。 TwitterやYouTubeの公式ページ、 またご自宅で楽しめる無料コンテンツなどを まとめてご紹介しています。
Welcome to our series of case studies about companies using Elixir in production. See all cases we have published so far. Founded in 2015 by Jason Citron and Stan Vishnevskiy, Discord is a permanent, invite-only space for your communities and friends, where people can hop between voice, video, and text, depending on how they want to talk, letting them have conversations in a very natural or authen
はじめに CX事業本部の佐藤智樹です。 今回はAWS CDKでServerlessアーキテクチャを構築する上で参考となる実装が紹介されているCDK Patternsという取り組みが気になったので紹介します。 実装はGitHub上で公開されているので、いつでもすぐにcloneして動かすことができます。 この記事を読むことでAWS CDK+Serverlessで何か開発する際の設計パターンが分かり、独自に検討するより早く実装できるようになります。 正直自分でもこのパターンいいじゃん!使いたい!となったので、CDKで何か作ってる方には絶対参考になると思います。 CDK Patternsとは 以下はCDK PatternsのGitHubリポジトリからの引用です。 CDK Patterns houses an opensource collection of AWS Serverless archi
AWS Lambdaの環境がどのようになっているか、ユーザが用意したLambdaファンクションがどんな感じで実行されるかってあたりを可能な限り詳しく説明したいと思います。 はじめに 大前提 コールドスタート/ウォームスタート コントロールプレーン/データプレーン アイソレーション AWS Lambdaのコンポーネント群 同期実行かつ初回呼び出し(コールドスタート)、もしくはスケーリング 同期実行かつ再利用(ウォームスタート) 非同期実行 スケールアップ エラーハンドリング リトライ その他 ネットワーク まとめ はじめに この投稿は2020年9月29日の21時から開催予定のイベント(ライブストリーミング)で話す内容です。 serverless-newworld.connpass.com もし間に合えば、かつ時間があればぜひライブ配信のほうにも参加ください。 (2020.09.30 upda
日本CTO協会は「技術」を軸に規模や業種の異なる様々な人や組織が集まっているコミュニティです。会員は本社団の活動内容、調査テーマについて参加、提案し、他の技術者・技術組織とともに成長する機会が得られます。ご興味のある方は法人会員向け申し込みフォームからお問い合わせください。 複雑化する傾向のある開発の現場で最適なテクニックやツールを選べていますか? Infrastructure as Code (IaC)という言葉は、もはやソフトウェア・エンジニアリングに携わる人にとっては常識レベルに浸透してきていると言っても、過言ではないかもしれません。しかし実際のところ、どういう点に気をつけるべきなのか、具体策に悩んでいる人も多いのではないでしょうか?本記事ではコードとしてのインフラストラクチャ、そしてフィーチャートグルをどのように活用すればそれらのツール・テクニックの利点を生かせるのか、深掘っていき
DA事業本部の春田です。 AWS Summit Online絶賛開催中!ということで、本記事では「CUS-65: ペイメントプラットフォームにおける AWS の活用」の内容についてまとめていきます。 セッション情報 楽天株式会社 グローバルテクノロジー統括部 國谷 彩 氏 AWS上でのPayment Platformシステムの歴史についてお伝えします。AWSへ移行してからこれまでの課題と解決方法について説明します。 ※セッション動画は以下リンク アジェンダ 楽天グループについて ペイメントプラットフォームについて ペイメントプラットフォームにおけるアマゾンウェブサービス(AWS)の歴史 楽天グループについて Eコマースのサービス「楽天市場」をはじめ、Fintech事業やエンターテイメント事業まで、さまざまなビジネスを展開 各サービスが楽天共通IDで繋がることで、サービスを跨いだグループシナ
最初に お仕事で「Kubernetesはいいので、次のプロジェクトで使いたい」と言うと 「何がいいんですか?」とか「何ができるの?」とか聞かれてうまく答えれない事がまぁまぁあったので自分なりにKubernetesがなぜ生まれたのか、なんで使いたいのかと何ができるかをまとめてみた リソース調達の歴史から見るKubernetesが現在の地位につくまで リソース(アプリケーションを動かすためのサーバなど)調達の視点から、Kuberenetes誕生までを見ていきます。 物理サーバを調達する時代 原初のアプリケーション開発では、アプリケーションを開発してキャパシティを予測して、リソース見積もりを行い、サーバ購入を行っていました。 この方法では以下のような課題がありました。 リソースを用意するのに、数週間から数ヶ月かかる サーバを注文してから、到着するまでの時間もかかりました。 またその前のリソース見
AWSアカウントセキュリティをIaCで実装する『クラウド破産を回避するInfrastructure as Code実践ガイド』という本を出します。 BOOTHと技術書典9から購入できます。 booth.pm techbookfest.org どんな本? 本書のテーマはAWSアカウントセキュリティとInfrastructure as Codeです。 実装技術にはTerraform・Serverless Framework・Go言語を採用し、サンプルコードは150以上用意しています。 特に次のような人にオススメです。 クラウド破産の記事を見るたびにドキドキする AWSアカウントを安心して運用できるよう、セキュリティを向上させたい セキュリティでもInfrastructure as Codeを実践したい AWSアカウントセキュリティの実装スキルを効率よく習得したい TerraformやServe
データセンター構成ツールあるいはDevOpsツールなどとして知られる「Chef」を提供するChef社が、開発ツールベンダのProgress社によって買収されることが発表されました(Chefの発表、Progressの発表)。 Big News Today! We’ve entered into an agreement to acquire @Chef. Read the official announcement for all the details: https://t.co/uNF7PgFiqC pic.twitter.com/qkCCsivhnp — Progress (@ProgressSW) September 8, 2020 Chef社はもともとOpscodeという社名でしたが、データセンター構成ツールの「Chef」が成功したことで2013年に社名を製品名と同じ「Chef」に
概要 これまで業務・プライベートの双方でAWS CDK (Cloud Development Kit)というInfrastructure as a CodeツールをDeveloper Previewのころから着目し利用してきたので、その特徴を競合と比較しながら説明します。 概観を掴んでもらうことを目的とするので詳細は外部の公式・非公式のドキュメントへ適宜リンクするかたちをとります。 想定読者 AWS CDKが何かよくわかっていない人 CloudFormationとの違いがわかっていない人 IaCに興味がある人 前提・背景 AWS CDKの特徴を説明するためにIaCの変遷について簡単に言及したく、そのためにはWeb開発におけるインフラの変遷に触れる必要があります。 結論から言うと 現代においてインフラとアプリケーションの境界は非常に曖昧 で、比較的はっきり別れていた時代に定義・設計された I
こんにちは、滝澤です。 筆者の趣味として調べているDNSのプロトコルのここ数年のトピックについて紹介してみます。 ほぼ毎年、DNSに関連する新しいRFC(インターネットに関する技術仕様)が公開され、仕様が更新されたり、新しい仕様が追加されたりしています。 ここ数年のトピックについてまとめてみたいと思い立ち、この記事を書きました。 なお、この記事は2020年8月時点での情報となります。すべてを網羅しているわけではありません。 ちなみに、筆者は次のサイトを公開している人でもあります。 DNS RFCs ANYクエリーに対してRRsetをすべて返すわけではない 2019年1月に「RFC 8482 Providing Minimal-Sized Responses to DNS Queries That Have QTYPE=ANY」が公開されました。 このRFCでは、DNSレスポンダー(DNSレ
メルカリSREの@kazです。 今日は、メルカリの所有する物理サーバのセットアップと設定配布の自動化をどのように実現したかをお話します。 メルカリのデータセンタ 本題に入る前に、メルカリが現在構築している自社データセンタ(東京DC)についてご紹介します。 メルカリでは現在、基幹システムのMicroservice化を進めています。各Microservicesの開発においては、そのサービスの特性などを鑑みて、チームの裁量で柔軟にインフラを選択することが可能です。その結果として、メルカリはさくらインターネット、GCP、AWSなど複数のクラウドにまたがって運用される状況となりました。 こうした中、SREチームが問題視したのは「各クラウドデータセンタ間の物理的距離」です。メルカリでは、コストダウン・低災害リスクの観点から、主にさくらインターネットの石狩リージョンを利用しています。一方で、GCPやAW
この記事は、著者の許可を得て配信しています。 https://mbird.biz/writing/do-i-need-kubernetes.html 私がチームからよく聞かれる質問がこれです。「スタックをKubernetesでホストすべきか」というものです。技術の世界でKubernetesが話題になっていることを考えると、多くの人がそうすべきだと思い込んでいます。 私は数年間k8s(Kubernetes) を使って仕事をしてきました。非常に強力で複雑なプラットフォームを使うことも多々ありました。 ただ真実はもっと微妙だと思っています。 ここでは、その判断をした経緯を紐解いてみたいと思います。スタートアップや、自社製品のホスティングに責任を持つ、より広い組織内の自給自足のチームを対象とした記事となっています。また、大規模な組織の従来のIT部門の人々にも役に立つ記事になっていると思います。 何
「月額3480円でネット使い放題」をうたっていた、グッド・ラックの「どんなときもWiFi」が突然、無制限プランの提供を終了すると告知し、利用者から「ふざけるな」「無制限が売りだったのに」など批判の声があがっています。現状の無制限プランは10月31日で終了し、利用者はそれまでに“代替プラン”へと移行してほしいとのこと。 公式サイトに掲載されたお知らせ 「どんなときもWiFi」はこれまで「どれだけ使っても通信制限なし」「データ容量無制限」などを強みとして展開してきましたが、関係各社との協議の結果、現状の“誰にでも無制限”となるサービスは事業の採算上、継続が不可能との判断に至ったとのこと。同社としては「『どんなときも、自由に』そして最適なインターネット環境(WiFi)を届けたい」という考えは当初から変わっていないとしつつも、現状のシステムでそれを実現することは「不可能不誠実と判断せざるを得ません
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