PENTAXブランドの新開発フィルムカメラ「PENTAX 17」が2024年7月12日(金)に登場します。PENTAX 17はハーフサイズフォーマットのフィルムカメラで、通常の2倍の枚数の写真を撮影可能。そんなPENTAX 17がGIGAZINE編集部に届いたので、令和に登場した本格フィルムカメラで一体どんな写真を撮影できるのか確かめるべく、写真を大量に撮影してきました。 PENTAX 17 | 製品 | RICOH IMAGING https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/pentax17/ PENTAX 17の外観は以下の記事で詳しくチェック済み。リンクをクリックすると、PENTAX 17のボタン配置や質感などを確認できます。今回はPENTAX 17でどんな写真を撮影できるのか示すために、60枚超えの作例を撮影してきました。 令和に現
超小型望遠大三元レンズ06 TELEPHOTO ZOOMの画質を確かめる無慈悲な撮り比べスナップ。2022年4月9日写真isofss(イソフス) 沼住民の皆様こんにちは。販売から10年以上経過するレンズの作例ページにお越しいただくとは、さては重度の沼人とお見受けします。ここで会ったが100年目、PENTAX Qシリーズの望遠大三元レンズこと06 TELEPHOTO ZOOMの写真をご覧頂ければ嬉しく存じます。しのごの言わずに参りましょう! 目次このサイズでF2.8通しだと!?ボケマスターにぶつけてみた。オールドレンズもぶつけてみた。忖度なし感想。1.このサイズでF2.8通しだと!?沈胴式なので撮影時はちょっと伸びる。特筆すべきはこのサイズ感でしょう。PENTAX Qシリーズは小型システムで有名ですが、06 TELEPHOTO ZOOMは望遠ズームでありつつF2.8通しの大三元レンズ。このサ
[作例20枚]70年前のシネレンズCINE-NIKKOR 13mm F1.9をPENTAX Q10に繋いで博多うろうろスナップ2022年2月。2022年2月24日写真isofss(イソフス) SNSでは猫も杓子も大シネマチック時代。皆、本当に得心してその言葉を使っているのだろうか?ここに古い古いシネレンズがある。名はCINE-NIKKOR 13mm F1.9と言う。販売時期は1950年代というから驚きだ。これをPENTAX Q10に繋いで写真を撮ってきた。ウンチクより結果が全てだ。まずは作例20枚をご覧頂きたい。 目次シネレンズの描写をご覧あれ。CINE-NIKKORの特徴。スナップカメラに求めること。シネレンズの描写をご覧あれ。この日は雨が強かった。シネマっぽい雰囲気になるのはいいが私はズブ濡れである。あまり意味を成さない傘を差しながら風景をパシャリ。なんとまぁ周辺のボヤボヤが凄い。これ
撮影条件。結論から申し上げますとRAW現像した写真の色がけっこう好みでした。アスペクト比は本来4:3ですが(私の好みで)3:2で書き出している点はご容赦下さい。使っているレンズはSMC PENTAX 1:1.9 8.5mm AL[IF]、35mm換算で約47mmの標準画角単焦点レンズです。フィルムカメラC35との比較都合で常に開放F1.9で撮影しております。では始めましょう! Q10で朝スナップ。ファーストカットです。まず最初に気づいたのは歪曲収差でした。↓ご覧いただけるでしょうか?遠景でもなんとなく歪んでいる具合。PENTAX Q10のRAWデータはDNGです。それを一旦PCに移し、ドロップボックス経由でiPadに移し、Photomator(過去記事で紹介)でRAW現像しております。レンズプリセットがない状態だと歪曲収差がそのまま出るのですね。単焦点レンズなのに!?ww ↓意地悪な逆光テ
2023年10月1日 施行の景品表示法による消費者庁 規制対象(通称:ステマ規制)にならないよう、配慮して記事を作成しています。ブログ内の製品紹介・レビューは基本的に管理人が誰からの指示もなく作成したものです。もしも第三者から内容に指示があれば記事内で明記します。また、問題のある表現がありましたら、問い合わせよりご連絡いただければ幸いです。アフィリエイトリンクを通じて製品を購入することで手数料が得られ、当ブログの編集者が独自の判断で製品を選び、テスト・レビューすることができます。 参考:令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 | 消費者庁 PENTAX FORUMSが「HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR」のレビューを公開。抜群の光学性能ではないものの、絶妙なボケ味やLimitedらしい高級感のある外装を高く評価し
はじめに ついついPentax Q を衝動買いをしてしまったので、その特徴を下の4つにわけて考察してみることにしました。 デザイン 絵づくり トイレンズ イメージセンサ Pentax Qを買ってみた。 - トップページ 今回は、その中で絵づくりについて詳しくお話ししてみたいと思います。 Pentax Q には出来上がる写真を調整する以下の3つの機能が搭載されています。 カスタムイメージ デジタルフィルタ スマートエフェクト これらの機能を見ても、Pentax Q は単に写真を撮るということだけでなく、写真を撮ることを楽しむことを目指して作られているとうことを感じさせるものです。 こういった写真を調整する機能は最近では他のメーカーの機種でも良く見かけるメジャーな機能となっているようですが、Pentax Qの面白いところはそれぞれの項目をさらに自分で調整できるパラメータを多数持っているところで
リコー・PENTAX K-3 II+smc PENTAX-FA SOFT28mmF2.8 PENTAX K-1に使えるAF対応のKマウントソフトフォーカスレンズをぼくは2本持っている。「sms PENTAX-F Soft 85mmF2.8」と、そう、あの「smc PENTAX-FA Soft 28mmF2.8」である。もう1本あって、それはMFレンズ。67用の「smc PENTAX 67 Soft 120mmF3.5」でマウントアダプターを介すれば645シリーズにもKシリーズにも使える。名レンズである。 ソフト28mmについての話はのちほどとして、35mm判用のソフト85mmF2.8のAFレンズは初期の「F」タイプ。その後、改良版の「FA」も出たがが、基本的な光学系や操作系もほとんど同じ。 Fタイプのソフト85mmに限定して話をすれば、F2.8からF5.6までは実絞り連動となり、絞り優先オ
リコー・PENTAX K-1+smc PENTAX-F SOFT 85mmF2.8 一眼レフカメラとソフトフォーカスレンズを使ってファインダーを覗きながらピント合わせするのは大変に難しかった。強い球面収差のせいで、正確にピントを合わせて写したつもりでも、実際にできあがった写真をみるとわずかに「後ピン」になっていることが多い。 そのため、ファインダーでピントを合わせたら、撮影するときにわずかに「前ピン補正」をしてやらなければならない。ソフトフォーカスレンズをマニュアルフォーカスで使うとき、この微妙なピント補正がじつに難しかった。 それがAFレンズになって、劇的にソフトフォーカスレンズが使いやすくなった。自動的に後ピン補正をカメラとレンズがやってくれるようになったからだ。 だから、AF機能を備えたソフトフォーカスレンズを使って、わざわざMFでピントを合わせして撮影するというのは愚の骨頂、といえ
リコー・PENTAX K-1+smc PENTAX-F SOFT 85mmF2.8 20数年前、フィルムカメラ全盛の時代に発売されたソフトフォーカスレンズだ。オートフォーカスに対応してはいるが、相当の特殊レンズだ。 とくに、これから紹介するPENTAXのソフトフォーカスレンズは、K-1などKシリーズのデジタルカメラで使いこなすのはかなり厄介である。専用ソフトフォーカスレンズの描写はじつに素晴らしく魅力的である。 とくに、PENTAXのソフトフォーカスレンズはぼけ具合がキレイでやわらかく、他メーカーのソフトレンズとはひと味もふた味も違う。ただし、満足に使いこなすにはそれなりの覚悟と忍耐とテクニックが必要。 使いこなしのことを考えると、はっきり言って「おすすめ」はできない。 もし、「苦労も厭わない」というのであれば、のちほど使いこなしのコツと注意点を述べるつもりなのでそれを参考にするといい。い
双葉社は「週刊大衆」、「漫画アクション」などの定期刊行物、コミック、書籍などを発行している総合出版社です。
PENTAX K-3 昨年末、フジヤカメラに寄ったら、ショーケースに鎮座したボディがあまりにもカッコよかったので、PENTAX K-7のシルバーを購入。しかし、自分にはちょっと合わないカメラのような気がして、早々に手放してしまったということがあった。 過去の記事:PENTAX K-7 「でもやっぱカッコいいな…」 「あのくらい小型なのがいいんだよな…」 「あのグリーンの液晶イルミに魅かれるな…」 実は、ずっとそんな風に思っていたのである。で、このたび、2013年11月発売のK-3を中古購入することができた。コロナ禍で「おうちで撮ろう」状態ではあるんだけれども(まるで「おうちで徒労」だ)。 PENTAXの魅力は、ボディ形状がカッコいいこと、小さいのに剛性感があること、価格が安いことの三点だと僕は思う。悲しいことに、その他についてはニコンやキヤノンに完敗というのが通説になってしまっている。 し
対応年数経過によりメーカー修理不能となった品でも対応可能です。 他メーカー(マミヤレンズ、ブロニカレンズ等の) 接合面のくもりの剝離修理も対応致します。 長く愛用されているレンズです。諦める前に是非一度お声掛けください。 最高の技術を提供し、低価格でのレンズ再生で 高いお客様満足度を目指しております。 専門技術者による作業で、品質に絶対の自信があります。 品質に自信があるからこそできる6ヶ月の自然故障保障で安心!
2007年カメラグランプリに輝いたペンタックス K10D 2006年というと、今の大学写真部員の方がようやく生まれた頃だろうか。そんな年に発売された色褪せぬ名機が、今回取り上げるPENTAX K10D(以下K10D)だ。令和の今から見ればかなり古いデジタル一眼レフであるが、当時その眩しいスペックに憧れて何度も家電量販店に足を運び、その度に「画質革命」とシンプルに書かれたパンフレットを持ち帰って眺めていたものだ。 赤いPENTAXロゴのストラップが懐かしい 前回の記事で紹介したキヤノンEOS 5D Mark IIIに続き、オールドデジカメ礼賛という形で、今でも十分に通用するK10Dの魅力を紹介していきたい。当然スローな所もあるが、フィルムブームの昨今、一周回ってそういったユーザー層にピッタリな気もするのである。 ■撮影機材:PENTAX K10D + HD PENTAX-FA 31mmF1.
リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:森 泰智)は、2022年12月にお知らせしたPENTAXブランドでフィルムカメラの開発検討をおこなう「フィルムカメラプロジェクト」が次のステップに移行し、製品化に向けた開発段階に入りましたことをお知らせいたします。 「フィルムカメラプロジェクト」は、近年若年層を中心に人気が再燃しているフィルムカメラを新たに創り出すチャレンジとして、これまで開発検討をおこなってまいりました。デジタルカメラが主流となっている現在、あらためてフィルムカメラづくりに必要となる専用の部材調達や技術の伝承、フィルムや現像所の国内外での状況確認など、多岐に渡る課題を一つひとつクリアした結果、今の時代にマッチしたフィルムカメラの提供が可能だと判断いたしました。 今後、開発検討中に寄せられた国内外の多くのフィルムカメラファンの方々からの声に応えるべく、正式発表に向けて製品開発を進
はじめに ズームレンズでは世界初となるズーム全域でF1.8通し明るさを実現したSIGMAのArtレンズ 18-35mm F1.8 DC HSM | ARTをBlackMagic Pocket Cinema Camera 6K(以下BMPCC6K)に装着して撮影をしてみました。 BlackMagic Pocket Cinema Camera 6Kは、最大6144×3456の高解像度で記録できるシネマカメラで、レンズマウントにはキヤノンの一眼レフカメラと同じEFマウントを採用していますが、フルサイズ用のLレンズやAPS-C専用のレンズ両方を使用できます。 何故APS-C用のEF-Sレンズを使用できるのかという点ですが、BlackMagic Pocket Cinema Camera 6Kはスーパー35mmセンサーを採用しております。 写真用の35mmフィルムは横向きに装填して使用するので、パーフ
別次元の魅力を持った「PENTAX ME Super」登場 私にとって"アサヒペンタックス"というブランドネームは、1970年台半ばから後半にかけて "準備室"という言葉とともにあった。中学時代は学校の理科準備室に、高校に入ると同じく生物準備室や化学準備室の教師の机の上や実験器具などの収まる戸棚の中に、ペンタ部にASAHI PENTAXと記された(刻印された)カメラが鎮座していたからだ。 大抵は「ASAHI PENTAX SP」や「ASAHI PENTAX SV」などで、F1.8クラスの標準レンズが付いていることが多く、外観はどちらかと言えば草臥れた感じのものが多かった。そしてファインダーを覗くと、使い慣れた自分のカメラ(当時はキヤノンFTb)に比べアルミ蒸着のペンタプリズムのためちょっとスクリーンが薄暗く、ピントが合わせづらかったことを強く記憶している。 しかもマウントがスクリュー式だっ
レポート それでも買った2023! 失った何かを取り戻すべく手に入れた「K-3 Mark III Monochrome」 2023年に購入したベストアイテム、今回紹介するのは写真家の鹿野貴司さんセレクトのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III Monochrome」です。フルサイズミラーレス全盛の時代にあってAPS-Cフォーマットのデジタル一眼レフ、しかもモノクロセンサー搭載でモノクロ写真しか撮れない、という“ニッチ”を極めた1台。そんなマニアックなカメラをあえて購入した理由は? 選んだ製品:PENTAX K-3 Mark III Monochrome 価格:333,000円(メーカー直販サイト) 選んだ理由:失った自分を取り戻すため 満足度(5段階):★★★ アナログ的な要素を残す最新デジタルカメラ 2022年末から2023年にかけては、魅力的なカメラ・レンズが次
このPENTAX K100Dというカメラは、発売は今から18年前の2006年。610万画素という今ではちょっと信じられない低画素機で、今はなきCCDセンサーを積んだ、いわゆる「オールドデジカメ」ということになるだろう。 まあ、たしかに年数を経て古くはなったが、じゃあ「古臭いのか?」といえば、これがまったくそんなことは無い。写りも少なくとも僕の趣味的写真の範疇なら見事な描写を見せてくれるし、操作性もしっかりしている。 現行の最新機種と比べればスペック数値に関してはすべてに劣ると思うけど、それはあくまで数値的な比較であって、写真機としてのパフォーマンスはいま使ってもなんら不満は感じない。 それどころか、普通にモダンにすら感じるというと言い過ぎだろうか。でもこれはK100Dにかぎったことではなく、K10DにもK-30にも感じていて、PENTAXってなんでこんなに古臭さを感じさせないのだろう?と不
中判カメラANTHOLOGY、第4回は「PENTAX 645Z」の登場だ。 2014年発売と、新品購入できる中判デジタル機としては最も古い機種ではあるが、レンズを含めたシステムとしての魅力と圧倒的なコスパには目を見張るものがある。 今回はメーカーから645Z本体と、設計の新しい中望遠90mmマクロ、デジタル専用の広角ズーム28-45mmをお借りすることができた。短期間ではあるが個人的にも645Zを所有した経験があり、興味を持つ方の判断材料になればと思う。 ※執筆後の2023年6月5日、645Zの生産中止が各販売店よりアナウンスされた。 ペンタックスと中判デジタル 少し歴史を辿ると、かつて業務用一択だった高価な中判デジタルを、はじめて一般ユーザー向けに発売したのがペンタックスである。 前身となった「PENTAX 645D」は、2005年の開発発表から紆余曲折を経て、2010年にやっと発売され
はじめに 今回紹介するPENTAX K-3 Mark III Monochromeはモノクローム専用センサーを使ったモノクロしか撮れないデジタルカメラです。RAW現像もモノクロだけです。その結果、このカメラでしかだせないトーンがあると感じています。そのトーンの特徴はちょっとヌルッとするような粘りがあるもので、モノクロフィルムのトーンに近くなっています。その特徴的なトーンはレンズの個性でも変化するので、今回はレンズの紹介も合わせて行います。 ペンタ部の「PENTAX」、背面の「グリーンボタン」はマットグレーで、背面モニターの左上には「Monochrome」の文字が入ります。この機材写真はカラーです。そんな注意書きが必要なほどモノトーンな雰囲気が高いカメラになっています。 カスタムイメージは3種類 このカメラにはWBという機能はなく、カスタムイメージも「スタンダード」「ハード」「ソフト」の3種
PENTAXのデジタル一眼レフは、1975年にできたKマウントを(機能拡張しつつ)2021年になってもまだ使ってます。もうじき50周年ですね。 で、PENTAXというメーカーの生真面目さで、その後マウントに新機能が追加されても、後方互換性を(できるだけ)維持してたんですね。その生真面目さのおかげで、1975年当時の初代SMC PENTAXレンズも、今のデジタル一眼でも最小限の機能制限で使えるようになってます。 が。 今のデジタル一眼だと、電子接点がない初代SMC PENTAXおよびsmc PENTAX-Mレンズでは、自動露出ができない。(Mモードでハイパーマニュアルが使えるので、半自動露出くらいにはなりますが) しかし、その世代のフィルムカメラボディでは、そのレンズで絞り優先自動露出ができていました。PENTAX MEなんて、絞り優先AE専用機です。 珍しく後方互換性が失われてる部分なんで
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