リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:森 泰智)は、2022年12月にお知らせしたPENTAXブランドでフィルムカメラの開発検討をおこなう「フィルムカメラプロジェクト」が次のステップに移行し、製品化に向けた開発段階に入りましたことをお知らせいたします。 「フィルムカメラプロジェクト」は、近年若年層を中心に人気が再燃しているフィルムカメラを新たに創り出すチャレンジとして、これまで開発検討をおこなってまいりました。デジタルカメラが主流となっている現在、あらためてフィルムカメラづくりに必要となる専用の部材調達や技術の伝承、フィルムや現像所の国内外での状況確認など、多岐に渡る課題を一つひとつクリアした結果、今の時代にマッチしたフィルムカメラの提供が可能だと判断いたしました。 今後、開発検討中に寄せられた国内外の多くのフィルムカメラファンの方々からの声に応えるべく、正式発表に向けて製品開発を進
OM SYSTEM(OMデジタルソリューションズ)のM.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PROを買ってそろそろ3ヶ月になるので、感想をまとめてみました。 今週のお題「最近買った便利なもの」 超広角に強い新世代の便利ズーム 基本的なスペックとファーストインプレッションは購入報告と直後の記事にて紹介していますが、35mm判換算で16-50mm相当、開放絞りF4.0通し、重量411g、最大撮影倍率0.42倍というスペックを持つ、OLYMPUSブランド(発売当時)のPROレンズシリーズのズームレンズです。 発売当初から便利なことは分かりつつも色々とネガティブな印象もあり(暗い・面倒・言うほど軽くもコンパクトでもない・見た目……)、2年近く手を出してなかったのですが「やっぱ便利そうだし使ってみるか」と心変わりして購入。基本的な印象はファーストインプレッションのときから大きく
2007年カメラグランプリに輝いたペンタックス K10D 2006年というと、今の大学写真部員の方がようやく生まれた頃だろうか。そんな年に発売された色褪せぬ名機が、今回取り上げるPENTAX K10D(以下K10D)だ。令和の今から見ればかなり古いデジタル一眼レフであるが、当時その眩しいスペックに憧れて何度も家電量販店に足を運び、その度に「画質革命」とシンプルに書かれたパンフレットを持ち帰って眺めていたものだ。 赤いPENTAXロゴのストラップが懐かしい 前回の記事で紹介したキヤノンEOS 5D Mark IIIに続き、オールドデジカメ礼賛という形で、今でも十分に通用するK10Dの魅力を紹介していきたい。当然スローな所もあるが、フィルムブームの昨今、一周回ってそういったユーザー層にピッタリな気もするのである。 ■撮影機材:PENTAX K10D + HD PENTAX-FA 31mmF1.
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