坂東太郎の青木愛さん︵左︶と鈴木聡美さん︵右︶。店舗にも﹁社訓 親孝行﹂と掲げられる。2人も坂東太郎に入社してから親孝行について真剣に考えるようになった Photo by Toshio Fukumoto 親孝行を経営理念に掲げ、社員に親孝行の実践を義務づけている会社がある。そもそも親のことなど会社に指示されるものではないはずだ。しかし、そこにはさまざまな効果があるようだ。︵週刊ダイヤモンド2011年3月5日号特集﹁今、親のためにしたいこと﹂より。肩書き、年齢などは当時のまま︶ ﹁親が、周りの人に自慢できる息子・娘となることが、すなわち親孝行である﹂──。 北関東を地盤に和食レストラン﹁ばんどう太郎﹂や﹁かつ太郎﹂など66店舗を展開している坂東太郎は、﹁親孝行﹂を経営理念に掲げている。同社を率いる青谷洋治社長は、親孝行をこう定義し、日々の生活のなかで社員に実践するように指導している。 なかで
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