フォロワーシップとは、リーダーをフォローすることではない。組織がよりよい方向に進むよう主体的に動いたり、メンバーに働きかけたりすることだ。 従ってフォロワーシップは、組織のメンバーになっている以上、常に求められる。たとえ新入社員であってもこの意識は必要だ。 しかし、その意識が乏しい若者が多い。若者自身の問題もあるかもしれないが、 「それぐらい、言わなくてもわかるだろう」 と考えている会社側にも責任はあるだろう。 ボート競技で考えてみれば分かりやすいか。8人のメンバーでボートを漕ぐ場合、いくら自分が新人だろうが、勝つために力を尽くさなければならない。ほかのメンバーで不足している部分があれば、何とかカバーしようと意識すべきだ。休んでいる暇などない。 しかし、周りから指摘されない限り漫然と漕いでいるメンバーがいたらどうだろう? 「休むな」 「自分ができることを考えろ」 と注意されるに違いない。
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