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こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。多くの常識的な都民をうんざりさせた東京百鬼夜行のような都知事選から2週間。世間も落ち着きを取り戻してきたところで、振り返ってみました。 投票前に各戸に配られた選挙公報は、過去最多56人の候補者の主義主張が満載されたぶ厚いものでした。主張の9割はイカれたたわごとなので、すべて目を通すのが苦痛でしかありません。この候補者たちは都知事選を、陰謀論や差別思想を自由に発表できる闇の文化祭かなんかだと思ってるんでしょうか。 知事というのは、いうなれば都道府県の雇われ経営者みたいなものです。県政全体に目を配り、舵取りをする能力・資質が求められるので、自分の好き嫌いだけで物事を決めるような人がなってはいけません。都政とまったく関係ない個人的な主義主張を叫ばれても迷惑なだけ。 通常であれば、公言したらクソミソにけなされるような愚論や陰謀論を、政治的主張という大義名分を
主人公が、幼少期から疎ましく思っていた知的障害のある妹との向き合い方を模索していく漫画「血の間隔」。作者であり、“きょうだい児”である吉田薫先生に作品に対する思いをインタビューしました。
大阪・ミナミにあり、個性的なバーが集まる「味園ビル」の2階店舗が年内で営業を終了する。外観も特徴的な「昭和の飲み屋街」ビルはミナミを象徴する建物。近年はインバウンド(訪日外国人)も多く訪れ、深夜
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