﹁福島の桃を6個食べた。とてもデリシャスだった﹂ 福島での試合後、米国ソフトボールチームのエリクソン監督がこんなコメントを残し、その言葉に多くの人が反応した。 ﹁福島の桃は美味しいよね﹂ ﹁食べてくれてありがとう﹂ ﹁6個は食べ過ぎ。お腹壊さなかったかな﹂ そんなコメントを見て、私も思わずSNSで呟いてしまった。﹁福島の桃、食べてみたい﹂と。 その一言がきっかけで﹁福島の桃デリシャスプロジェクト︵勝手に命名︶﹂が走り出した。 ﹁敵に塩﹂ならぬ﹁桃﹂ その呟きを見た福島の陸上関係者︵Aさんとする︶から﹁桃、送りますよ﹂と連絡をいただいた。﹁いえいえ、買います﹂﹁いえいえ、送ります﹂という日本的なやりとりを数回した後、﹁ではソフトボールの米国代表に送っていただくことは可能ですか﹂とお願いしたところ快諾いただいた。 ソフトボールの米国代表はすでに福島を離れ、ライバル日本との決戦の舞台、横浜に滞在
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