こちら︵米国︶では、見つかった Java のセキュリティホール︵+それを利用した実際のアタック︶が大問題になり、米国政府が﹁ただちに Java を無効にするように﹂と声明を出し︵参照︶、全国ニュースでも大きく取り上げられている。 実質的な危険があるのは Java appletなのだが、Java と Java appletの違いの分からない報道機関は、大々的に﹁Java が危険﹂と報道しており、Sun Microsystemsを買収して Java を入手した Oracle にとっては大きなブランドイメージの損失だ。Oracle は火曜日には56カ所のセキュリティホールを塞いだパッチを提供するそうだが、そんなパッチでは、今回作られてしまった﹁Java は危ない﹂というイメージは拭えない。 どのみち、Java appletにはほとんど価値がないので、これを機会に無効にする人も多いようだ︵