2012年10月に発表された、﹁spモードメール﹂のクラウド化。その目的は、UI︵ユーザーインタフェース︶の刷新と、サーバ側にメールを置くことによる利便性の向上にあった。名称も﹁ドコモメール﹂に改めることが当時発表された。ところが、サービスの提供開始は順調にいかなかった。もともとは2013年1月に投入されるサービスだったが、提供時期は3月に延期。その後、さらなる延期を発表し、ようやく10月24日にドコモメールは船出することとなる。 紆余曲折を経て始まったドコモメールだが、サービス提供後は、順調に対応端末を拡大しており、本稿執筆時点では65機種で利用可能となった。12月17日にはiPhoneにも対応する。では、ドコモメールはなぜ“難産”になってしまったのか。あらためて同サービスの意義と、提供開始が遅れた経緯も聞いた。spモードメールとは完全に決別したUIを採用 ドコモメールは、従来からスマ
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