オープンソースソフトウェアの開発においては、コミュニティメンバーからのコードのコントリビュートだけでなく、さまざまな立場の人々から﹁この機能がほしい﹂﹁この動作はバグではないか﹂といった意見が寄せられます。 有名なオープンソースプロジェクトであるほど、そうした多くの意見やコメントを受け止めつつ開発は進んでいくわけですが、そうした状況は一方でさまざまな気苦労を生むであろうことは容易に想像が付きます。 人気のあるプログラミング言語として知られるPythonの生みの親であるGuido van Rossum氏は2018年7月、Pythonを開発する過程で生ずるさまざまな意思決定の気苦労から離れたいとの理由で、Pythonにおける﹁優しい終身の独裁者﹂からの引退を発表しました。 ちょうど新バージョン﹁Ruby 2.6﹂が登場したばかりのRubyに対しても、米国の掲示板redditで﹁[whining
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