サイボウズの社長が書いた本。なので、ポジショントークであることは考慮が必要だが、「会社とは何か」について本質的な指摘をしており、サラリーマンは一読の価値があると思う。 要約 「カイシャ」は実体も意思も無い 取締役がカイシャ(法人)の資産の使い道を決める権限を持つ 「代表取締役」の権限は特に強い 中小企業でも「社長(代表取締役)」に金持ちが多いのは、自分の給料を自分で決められるから 本来は会社は「株主のもの」だが、大企業になるほど株主が取締役を監視するのは難しい 日本は特に持ち株比率の少ない個人株主が多いので、株主全体が一枚岩になりにくい 団結して意見をまとめて代表を辞めさせる手間をかけるより、株を売ってしまった方が早い 大企業の代表取締役は、辞めさせられるリスクも低く、給料も増やせる、とても美味しい立場 カイシャの従業員は実際には「経営者=(代表)取締役」のために働いている カイシャのブラ
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