﹁Apple Watch﹂の圧倒的な完成度とそれでも拭えない不安‥本田雅一のクロスオーバーデジタル︵1/4 ページ︶ 発売日の熱狂を冷めた目で見ていたが…… ﹁Apple Watch﹂が4月24日に発売されたとき、遠く欧州の出張先にいた筆者は、入手した人たちがこぞって絶賛するレビューやブログを、実のところ冷めた目線でしか見ることができずにいた。4月27日に帰国すれば手元には製品が届いているのだが、そもそも﹁腕時計﹂という形のデバイスが、情報化時代の新しいインフラとなったスマートフォンのコンパニオンとして正しい選択なのか否か、懐疑的な気持ちが燻︵くすぶ︶っていたからだ。 以前にも本誌のコラムで述べたように、スマートウォッチは腕時計という道具を通じて、スマートフォンに届くさまざまな情報を通知する道具だ。簡単なアクションも返すことはできるし、スマートフォンに収められている情報を一時的に保持する
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