reviewとscienceに関するraimon49のブックマーク (7)
-
まとめ 幸村誠先生、﹁﹃プラネテス﹄はフィクションなんですー!わかってー!﹂と表明。野田篤司氏からお詫びの言葉も エンタメにおける考証の目的は﹁作品のクオリティ﹂の向上を目指すもの。 ※2022/01/27更新 幸村誠先生の追加表明。 野田篤司氏の謝罪。 154029 pv 443 386 users 221 大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @ohnuki_tsuyoshi ﹁世界﹂を宇宙に拡げることを仕事にしたいと考える自営業者。主な仕事は科学ライター。主な趣味はパラグライダー。フォローしていない方のmention通知は切っているので気付かないことがあります。お仕事に関する依頼・お問い合わせは contact@下記URLのドメイン のメールへお願いします。アイコンは自撮り︵FaceApp space-opinion.info 大貫剛🇺🇦🇯🇵З Україною @oh
-
メルケル首相が去る~奇跡の在任16年をもたらした政治家としての特質 決断が遅く、物言いは地味で、カリスマ性に欠ける彼女はなぜ政治家として大成したのか 宇野重規 東京大学社会科学研究所教授 ドイツのアンゲラ・メルケル首相がその地位を去る。2005年から16年間もの間、ドイツのみならずヨーロッパ、あるいは世界の動きを牽引した政治家は、9月26日の連邦議会の総選挙に出馬せず、選挙を経て誕生する新首相に後事を託して、政界を引退することになった。 物理学者がヨーロッパ最大の国家の指導者に 1989年のベルリンの壁崩壊以前、東ドイツで物理学者としてのキャリアを積み、政治とはまったく縁のない生活をしてきた女性が、人口においても経済力においてもヨーロッパ最大の国家の指導者をかくも長い期間にわたって務めたことは、ある意味で奇跡とも言えるかもしれない。 統合が進んだとはいえ、東西ドイツの間には今なお、様々な格
-
﹁中世ヨーロッパ﹂と聞いて、何を思い浮かべるだろうか。﹁疫病と飢饉﹂、﹁魔女狩り﹂、﹁異端審問﹂……。代表的なものを挙げたが、いずれにせよ、西ローマ帝国が滅んだ5世紀末からの約1000年間に明るく進歩的な印象を抱く人は少ないだろう。 だが著者は、そうしたネガティブなイメージはここ200年ほどの間に私たちに植え付けられた誤解だと説く。本書には、中世に関する11の﹁フィクション﹂が登場する。多くの人は、どれも一度は耳にしたことがあるはずだ。 中世の人々は地球が平らだと思っていた。風呂にも入らず、暮らしは不潔で腐った肉も平気で食べた。教会は科学を敵視し、今では誰も疑うことのない説も教会の権威によって迫害され続けた。何の罪もない女性たちが何万人も魔女として火あぶりにされた。 これらの説は、文化上構築された﹁中世﹂にすぎず、前世紀までに歴史学の専門家によって否定されている。だが、今でも大きな顔をして
-
何か不測の事態を前にすると、本読みの習性でつい本に手が伸びてしまう。 中国・武漢で発生した原因不明の肺炎に世間が注目し始めた頃、読み直さねばと書棚からひっぱり出したのは、﹃パンデミックとたたかう﹄という本だった。 この本は、SF作家の瀬名秀明氏が東北大学医学系研究科教授︵当時︶の押谷仁氏と新型インフルエンザについて議論を交わしたものだ。2009年に出た本だが、押谷氏の発言に教えられるところが多く、その名が強く印象に残っていた。 付箋を貼っていたところをいくつか抜き出してみる。 ﹁感染症の危機管理の基本は、わからないなかで決断をしなくてはいけないことです。その最終的な判断は、やはり政治家がすべきだと私は思います﹂ ﹁ウイルス性肺炎は、現代の医療現場でも、治療するのが非常に厳しい肺炎です﹂ ﹁重症者が多発した場合の治療の課題は、医療体制の問題として、日本はICUのベッドや人工呼吸器が限られてい
-
﹁寄生獣 完結編﹂終盤の問題について ※この文章は﹁寄生獣 完結編﹂終盤の重大なネタバレを含みます。もしまだご覧になっていない方がこれを読んでいる場合は、この先を読む前に映画本編をご覧になることを強くお勧めします︵上映終了後ならせめて原作だけでも︶。 お時間を割いていただきどうもありがとうございます。この文章は、私が﹁寄生獣 完結編﹂を拝見して、﹁これは何としてでも製作スタッフにお伝えしなくてはいけない﹂と思い、文章にしたためたものです。お見苦しい点もあるかもしれませんが、何卒ご容赦下さい。 はじめに 私は原作﹁寄生獣﹂にリアルタイムで接してファンになり、待ちに待った映像化の実現を心から喜んだ者の1人です。決して大作をしたり顔で評する評論家崩れや、原作との細かい差違をあげつらう原作至上主義者のようなことをする気はありません。実際、本作も今回問題にしている一点さえなかったら、映画向けに改変さ
-
-
2009年02月02日08:30 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 死もまた進化する - 書評 - 寿命論 NHK出版井本様より献本御礼。 寿命論 高木由臣 生物学者ならではの力作。﹁なぜ死ぬか﹂という形而上的な疑問に関しては、かのSteve Jobs も実に説得力のある答案を出したが、﹁どのように死が実装されているか﹂という形而下的な疑問に対する答えは、やはり専門家の手が必要だ。 本書﹁寿命論 - 細胞から﹁生命﹂を考える﹂は、ゾウリムシを長年研究してきた著者が、これまでの研究を総動員して、寿命という、ヒトには﹁あたりまえ﹂でも全生物を通してみると実は少しも当たり前でない現象を考察した渾身の一冊。 目次 - Amazonのものを追補 はじめに 第1章 寿命にはさまざまな形がある 動物の寿命・植物の寿命 個体の寿命・細胞の寿命 寿命と概日リズム 生物を形づくる分子の寿命 第2章 寿命
-
1