reviewとventureに関するraimon49のブックマーク (7)
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意識の脳科学 ﹁デジタル不老不死﹂の扉を開く (講談社現代新書) 作者:渡辺正峰講談社AmazonSFの世界ではよく人間の意識をアップロードして肉体の縛りから解放される、﹁マインドアップロード﹂と呼ばれる技術が扱われる。実際、人間の意識とはけっきょく脳内の化学的な作用の結果生まれるものであるという立場に立つのであれば、その作用をデジタル上でも機械上でも再現できればそこに﹁わたし﹂が宿るはずである。 今はまだSFの中の話にすぎないが、現実でもBMI(ブレイン・マシン・インタフェース)技術や脳神経科学の進展もあり、徐々に現実味を増してきている──ときて、本書﹃意識の脳科学﹄はまさにそうした﹁意識のアップロード﹂をテーマにした一冊だ。著者の渡辺正峰は神経科学を専門とする東京大学大学院工学系研究科の准教授で、研究だけでなく自身でも意識のアップロードを目指すスタートアップ﹁MinD in a Dev
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10月初めに著者の及川さんより﹁ソフトウェア・ファースト﹂を送っていただいていたのだが、つい先日まで仕事が立て込んでおりずいぶんと読み終わるのが遅くなってしまった。極めて良著だった。 とりわけ私にとっては、問題意識や取り組みの方向性があまりにも自分と一致しすぎていて、﹁いや、本当にそう。それでいまこういうことをやってるのよね。﹂と一致の程度が高すぎて読んでいてところどころで共感の気持ちが声として漏れ出てしまう内容であった。むしろ違和感があまりにもなさすぎて、危険だとさえ感じた。共感の程度が高すぎると、自らが肯定されたような気分になり、このままで良いのだろうかという迷いから生まれる自省的考察から自らを遠ざけることがあるからだ。 私がクレディセゾンに来たのはまさにこれが理由だ。 自分でアプレッソといベンチャーを立ち上げてきたし、DataSpiderというプロダクトも生み出した。だが、あるときか
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表紙からしてマリッサ・メイヤー後のヤフーの話かと思いきや、ヤフー全体の歴史を丁寧に描いてありかなり骨太な一冊です。 ※ヤフージャパンではなく米Yahoo! Incの話 初期は成功の歴史なのですが、直近10年位はまさに迷走。イーベイ、グーグル、フェイスブックを買収しそこね。CEO含め幹部選定にミスを続け、出資したアリババ株の値上がりになんとか助けられながら生きながらえている様が描かれています。 マリッサ・メイヤーも最初は周囲の期待感が溢れていた模様も描かれていますが、その後はコテンパンにされています。 ヤフーにとって、彼らは期待に値する人物だった。しかし、全員が敗北した。 メイヤーも同じ運命をたどるのかもしれない。 結局のところ、ヤフーが成功できたのは、世界に一瞬しか存在しない問題を解決したからだ。初期のインターネットは使うのが難しかった。ヤフーがインターネットを簡単にした。ヤフーがイン
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2014年04月11日14:00 スマホで弁当注文﹁bento.jp﹂のダメなところといいところ。 http://narumi.blog.jp/archives/5204686.htmlスマホで弁当注文﹁bento.jp﹂のダメなところといいところ。 スマホからさくっと注文できて20分で配達にくるという宅配お弁当アプリ﹁bento.jp﹂が公開されました。 目指すは弁当版Uber、スマホで注文してから20分で届く﹁bento.jp﹂が都内でスタート | TechCrunch Japan 弁当界のUberという非常にニッチなところを目指すサービスということで、当初はサービス範囲も渋谷区・港区に限られています。 価格は800円。ちょっと高いかな?という印象ですが、でも配送料込みですし、20分で到着して、味も良ければ全然いいんじゃないでしょうか。今日はオープン記念で無料とのことだったので試しに注
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2013年05月09日15:00 カテゴリ書評/画評/品評Art Why not here? - 書評 - YコンビネーターYコンビネーター Randall Stross / 滑川海彦・高橋信夫訳 [原著:The Launch Pad] 訳者より献本御礼。 奇妙な言い回しになるが、某社CTOを辞して以来、最も﹁読者という他人としての態度を取り難かった﹂一冊。 ﹁なんでおまえもやんなかったの?﹂と言われているような気がして。 本書﹁Yコンビネーター﹂(原著"The Launch Pad")は、副題の﹁シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール﹂として今や最も有名なY Combinatorを、﹁いわば﹃壁に止まったハエ﹄になってYCの中で起きることを漏れなく観察し、読者と友にその場に居合わせたかのようにその体験を伝える﹂一冊。 本題に入る前に苦言を。固有名詞をいきなりカタカナで書くのはや
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3月は論文の〆切が2-3個あるので、それを避けるように引っ越し日程を詰めているのだが、なかなか難しい。もはや数万円高くなるくらいは諦めている (論文の〆切間際は1日でも時間を大切にしたいので……)。 [twitter:@hillbig] くんが以前紹介していた﹁IN THE PLEX グーグル ネット覇者の真実﹂ グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ 作者: スティーブン・レヴィ,仲達志,池村千秋出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 2011/12/16メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 447回この商品を含むブログ (55件) を見るを登美ケ丘イオン (NAISTから最寄りのイオン) で先日発見し (ちなみに高の原のイオンの書店にも何冊か入荷している)、少しずつ読んでいたのをようやく読了。ものすごいボリューム……。しかし少なくとも情報系の方は必読。
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