南スーダン南部西エクアトリア州の小学校を訪問し、子供たちの歓迎を受ける黒柳徹子さん=2013年6月(UNICEF提供) 国民的俳優の黒柳徹子さんが国連児童基金(ユニセフ)の親善大使に就任してから、2024年で40年となる。黒柳さんは時事通信の取材に応じ、ロシアによる侵攻が続くウクライナをはじめ世界各地で紛争や飢餓に苦しむ子供たちに対し、「大人があなたたちを助けてあげられなくてごめんなさいと謝りたい」と語った。(時事通信外国経済部 櫻田玲子) 〔写真特集〕黒柳徹子さん 紛争や飢饉(ききん)で命を落とす子供の数は年々減少傾向にある。それでも、ロシアによるウクライナ侵攻が1年半以上続くなど、今も世界各地で子供たちが苦しんでいる。「人間というのは学ばないんだなと思いますよね。ビートルズの『イマジン』を聴かなくたって、みんな戦争になったらどうなるか分かっていながら、なぜ繰り返すんだろう。本当に悲しく