どうにも腑に落ちないので覚え書きを残しておきたい。Mozilla Japanブログ『Do Not Track - 重要なのはユーザ本人の意思を伝えること』によれば、Do Not Track(以下DNT)について、「そのシグナルが、ソフトウェアメーカーではなく、実際に画面に向かっている人間によって行われた選択を表すことが重要」だという。そして、Mozillaは「ユーザの意思は分かりませんので、初期設定ではサーバに対して何もシグナルを送信しません」という立場を採用している。しかし、何もしないという不作為もまた一つの選択だ。ユーザーに積極的な選択をするよう求めるならば、平均的なユーザーにその選択ができるだけのリテラシーがあり、かつ判断材料となる情報が提供されていることが必要だろう。DNTに関して、そうした条件が満たされているとは思えない。 DNTは、ユーザーがオンライン上で行動追跡されるのを拒否
Thunderbird 78に未対応のアドオンのThunderbird 78対応の現状と課題について Mozillaサポート業務に従事している結城です。 去る7月17日、Thunderbird 78がリリースされました。この記事では、Flex Confirm MailのThunderbird 78対応版開発作業*1を通じて得られた知見を元に、「アドオンのThunderbird 78対応化」が可能かどうかの大まかな判断基準や、参考となる情報をご紹介します。 Thunderbird 78における従来型アドオン対応終了の経緯 Thunderbird 78では従来形式のアドオン(以下、「XULアドオン」と表記します)が一切動作しなくなり、WebExtensionsと呼ばれるAPIセット*2に基づく新形式のアドオン(以下、「WebExtensionsアドオン)のみが動作するようになりました。これは、
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