判決を受け会見する原告の日暮かをる教諭︵前列右から2人目︶ら原告団=東京・霞が関の司法記者クラブで2009年3月12日、内藤絵美撮影 性教育に取り組んできた元東京都立特別支援学校教諭の日暮かをるさんは、都立七生養護学校︵現・特別支援学校︶に在籍中の2003年に、一部の都議と都教委による激しい攻撃を受けました。 なぜこんなことが起きたのか。日暮さんと考えました。︻聞き手・須藤孝︼ ◇ ◇ ◇ とりあげられた教育目標 ――激しいバッシングでした。 ◆バッシングでは﹁性教育﹂だけでなく奪われたものがあります。﹁都立七生養護学校教育目標﹂です。2年間話し合って作ったものですが、掲げられたのは03年だけで、翌年からはなくなりました。 ﹁なかまとともに からだをつくる こころをひらく たのしくまなぶ﹂というものです。 私はバッシングで異動させられましたから、なぜそうなったのか分かりませんが、教育の考え
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