NHKは温暖化報道にあたって、﹁IPCCの報告に基づいている﹂として﹁温暖化は恐ろしい﹂、﹁ツバルが沈んだのは温暖化だ﹂と報道を続け、﹁あすのエコでは間に合わない﹂という警告放送を繰り返した。 そして私のように﹁温暖化はそれほど問題ではない﹂、﹁ツバルは別の原因で地盤沈下している﹂と説明する学者を﹁懐疑派﹂といって非難を続けてきた。NHKが従わなければならない放送法には﹁両論がある場合は、両方とも放送しなければならない﹂と定められているが、NHKはIPCCが圧倒的に力が強く、学者も多いという理由で、IPCCとは違う見解を持つ学者の意見はまったく紹介してこなかった。 だから多くの人はNHKの報道はIPCCによっていると思っている。実は違うのだ。IPCCの委員でも誠実な人がいる。その人はIPCCの日本代表だが、北海道新聞が誠実なインタビューを元に記事を出している。多くの人はこの記事に驚くだろう
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