マナーに関するrokkakuikaのブックマーク (2)
-
-
アルバイトがTwitterで悪ふざけした写真を投稿する“バイトテロ”や、相次ぐ食品偽装に対し、﹁日本人のモラルが低下した﹂と嘆く人は多い。なかには﹁戦後の民主主義教育のせいだ﹂﹁戦前の日本人はすばらしい道徳心を持っていた﹂と言う人もいる。だが、それは果たして本当なのか。そう疑わずにいられなくなる本が、﹃﹁昔はよかった﹂と言うけれど 戦前のマナー・モラルから考える﹄︵大倉幸宏/新評論︶だ。というのも本書には、現代人なら仰天必至の、戦前の日本人のマナーの悪さ、モラルの欠如が露わになっているからだ。 たとえば、多くの人が行き来する駅や電車の中でのマナー。現代は混雑するホームで列をつくって電車を静かに待つ日本人の姿に、外国人から﹁さすが礼儀正しい﹂と称賛の声があがるが、大正時代のその光景は“傍若無人の見本市”。1919︵大正8︶年に発行された電車でのマナー向上のための小冊子には、﹁無理無体に他を押
-
1