横浜市の行政書士事務所﹁アドバンスコンサル行政書士事務所﹂が、雇用した30代のフィリピン人女性の旅券を預かる契約を結び、返還も拒んでいることが4日、女性側への取材で分かった。女性は﹁パスポートがなく、母国に帰ることも転職活動もできない﹂と訴えている。 外国人の旅券預かりは、技能実習生に対しては法律で禁じられている。一方、実習生以外は厚生労働省が﹁旅券を保管しないようにする﹂と指針を出しているものの罰則など強制力はない。改正入管難民法施行で外国人労働者に門戸が開かれ、大幅な増加が見込まれる中、﹁法の不備﹂によって不当な扱いを受けやすい現状が浮かび上がった。
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