新潟県柏崎市と三条市で始まった震災がれきの本格焼却について、泉田裕彦知事は14日の記者会見で、﹁亡くなる方が出れば傷害致死と言いたいが︵放射能の危険性を︶分かっていて︵埋却を︶やったら殺人に近い﹂と述べ、両市の対応を改めて厳しく批判した。12日にも両市の対応を﹁犯罪行為﹂とやゆした知事。この日の記者会見では、﹁未来に対して責任を持てるのか﹂と怒りを爆発させた。 三条市の国定勇人市長が知事の姿勢を﹁独裁﹂と批判している点については、﹁意見を言うなというのか。言論封殺をしろというのか。住民の声を聞かずにどんどん︵埋却を︶進めることを独裁と言うのではないか﹂と反論。さらに﹁国定氏は将来は︵新潟に︶住まないと考えているのですかね﹂などと名指しで非難した。