渡辺‥はい。単体のことでいうなら超えています。初っぱなで金型がリクープできるというのは予想してなかったので、大変うれしい悲鳴ですね。 ーー 当初は﹁1年ぐらいかけて徐々に回収して、もうけが出始めるのかな﹂みたいな感じだったわけですか。 渡辺‥このシリーズが続いていって、第2弾、第3弾といくうちに、﹁ああ、いつの間にかダグラムの金型、ペイできたね﹂という。今のプラモデルの商売って基本的にそういう感じがほとんどだそうです。 ーー なるほど。 渡辺‥ですので、必ずバリエーションを出して、同じ金型をできるだけ活用して2個、3個でペイする。いわゆるスケール物といわれている、飛行機であるとか、戦車であるとかのカテゴリーのプラモデルたちは、そうやって商品設計されているそうです。 ﹁痛飛行機﹂は、業界的には﹁発明﹂です ーー あっ、じゃあ、痛飛行機とか、痛車とか、痛戦車とかって絶好の商品なわけですね︵※ア
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