自民党の杉田水脈︵みお︶衆院議員が月刊誌﹁新潮45﹂への寄稿で、性的少数者︵LGBTなど︶を﹁生産性がない﹂などと主張した問題で、同党の稲田朋美元政調会長が毎日新聞のインタビューに応じた。同じ保守派の稲田氏は、寄稿が問題化してすぐに自身のツイッターで﹁多様性を認め、寛容な社会をつくることが﹃保守﹄の役割だ﹂と指摘。インタビューでは﹁少数派を思いやるのが本当の保守だ﹂と語った。 寄稿を巡っては、二階俊博幹事長は問題視しない考えを示したが、﹁﹃生産性がない﹄なんて言ってはいけない﹂︵石破茂元幹事長︶、﹁あれはあり得ない﹂︵小泉進次郎筆頭副幹事長︶など厳しい批判が出ている。LGBTを巡る問題は9月の党総裁選でも議論されることになりそうだ。
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