抽象絵画︵ちゅうしょうかいが︶は、抽象芸術・抽象美術(Abstract art)のうちの一つである。狭義には、非対象絵画、無対象絵画、絶対象絵画のように、具体的な対象を写すという絵画とは異なる絵画を意味する。 広義には、ピカソのキュビスム作品など、厳密には具象であっても事物そのままの形態からは離れている絵画を含む場合もあり、また鑑賞者が具象絵画に期待するような技巧が伴わない絵画を指すこともある。 ワシリー・カンディンスキー﹁Transverse Line - 横線﹂ 歴史[編集] 美術史における狭義の抽象絵画は、1910年代頃にはじまった。 一般に、美術史上では、カンディンスキーもしくはモンドリアンが抽象絵画の創始者であると看做されており、その時期は1910年頃とされている。カンディンスキーのどの作品をもって最初の抽象絵画と呼ぶかについては、諸説あるが、例えば、1911年制作とされる﹁円の
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