週明け21日の米株式市場で、交流サイト︵SNS︶最大手のフェイスブック株が前週末に比べ11%安の34.03ドルと急落して引けた。上場わずか2日目で早くも公開価格︵38ドル︶を割り込んだ。IT︵情報技術︶業界で最大の上場案件。高い注目を集めた割に株価の上値は重く、投資家の見切り売りを招いた。一方で、ダウ工業株30種平均は7営業日ぶりに反発。ギリシャ債務問題への警戒ムードがやや和らぎ、上げ幅は13
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異常な事態に市場関係者は驚きを隠せない。2002年度から増加基調にあったIPO(新規株式公開)の企業数は、2006年度の187社をピークに急減。2007年度は9年ぶりに100社を割り込んだ。その傾向は2008年に入っても続き、4月の新規上場はたったの1社。5月予定は4月21日にようやく1社目が現れたものの、ゼロになるのではないかという憶測も飛び交った。 このペースだと2008年度は80社を割り込むかもしれない。そうなれば東京証券取引所マザーズ市場、ナスダック・ジャパン(現大阪証券取引所ヘラクレス)開設が決まり「大公開時代」の幕が明けた1999年以降、最低となる。 2006年1月に起きたライブドアショック後、新興株相場は下落。新興市場の代表的な株価指数である東証マザーズ指数の下落率は80%にもなる。 株価低迷でチャンスを逸した上場予備軍の企業が、相場回復を身を低くして待っている。これが、IP
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