差別発言の撲滅か、言論の自由の侵害か-。動画配信サイト﹁ユーチューブ﹂で5月以降、中国や韓国に批判的な保守系動画投稿者の利用停止が相次いでいる。背景には﹁差別的な動画﹂への通報運動の盛り上がりがあるが、一方で投稿者らは﹁差別的発言ではない﹂﹁削除基準が不透明﹂として反発を強めている。 ﹁私は中国や韓国の政府や民族に対して政治的な批判をすることはあるが、出身民族の差別は絶対にしていない。これは言論テロ﹂。登録者数約15万5千人を数えた動画配信﹁竹田恒泰︵つねやす︶チャンネル﹂を5月に停止された、明治天皇の玄孫で作家の竹田恒泰氏は、そう憤る。 ユーチューブは投稿ルールで、人種や民族的出自に基づく暴力や差別の扇動を禁じている。運営側がルール違反と判断した場合、投稿者に警告が届き、3カ月以内に3回続くとアカウント︵開設権︶が停止される。竹田氏は5月23日夜に最初の警告を受け、24日早朝までに2回目
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