食とトンデモに関するryu-siteのブックマーク (2)
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酵素を食べ物から体に取り入れることで健康維持に役立つという説を基にした健康法を良く目にします。﹁酵素栄養学﹂と呼ばれるもので、一生のうちで作れる酵素の量︵﹁潜在酵素﹂︶が人によって決まっていて、食べ物に含まれる酵素︵﹁食物酵素﹂︶を食べて補うと﹁潜在酵素﹂の消費量を節約できるので寿命が延びるというのです。酵素を栄養の一種として考え、酵素が不足することが万病の元になっているとしています。そして、酵素は加熱すると変性するので加熱した食品よりも非加熱の食品︵ローフード︶を食べる方が体に良いとか、発酵食品には酵素が多く含まれるから食べると体に良いのだとしています。この説が科学的な裏付けがあるかの様にして宣伝されており、雑誌やTV、人気マンガなどにも時々こういった健康法の紹介がされているので、そのまま信じてしまう人も少なくない様です。 ■一生のうちで作られる酵素の量には制限がある? そんなことはあり
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間違いを指摘するのは簡単です。はっきりいって、科学的には間違いだらけ。正しいところを見つけるのが難しいほどです。しかも、おなじみのレトリックが並びます。この十数年、何度も﹁これは間違い﹂と書き続けてきたものばかり。またか! というのが正直な気持ちです。 この二つの記事の間違いの多さは、SNSでもかなり話題になっています。問題は、トンデモ情報を述べる識者からコメントをかき集め、それが科学的に妥当かどうか、フェイクニュースにならないかを確認せず今、掲載してしまうメディアにあるのです。メディアの責任は非常に大きい。私も、取材するという意味では同業者だから、指摘するのは気が重いです。 しかも全国紙系メディアだから、その情報を﹁正しい﹂と思い込む人が多いのかもしれません。朝日新聞さん、どうしちゃったの? 間違いをいくつか指摘して、なぜこのような現象が続くのか、考えてみました。 (1) 電子レンジで、
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