サイバーセキュリティの国家資格﹁情報処理安全確保支援士﹂制度が2017年度から始まった。毎年4月と10月に試験が実施され、合格者は手続きを済ませれば、情報処理安全確保支援士への登録が4月1日もしくは10月1日に完了し、﹁情報処理安全確保支援士﹂を名乗れるようになる。 初の試験は2017年4月16日に実施されたが、筆者は2017年4月1日に情報処理安全確保支援士に登録された。特例によって、過去に実施された情報セキュリティスペシャリスト︵セキスペ︶などの合格者も、合格時期の条件を満たすと登録できたからだ。試験を実施する情報処理推進機構︵IPA︶が、情報処理安全確保支援士を﹁登録セキスペ﹂と呼ぶのはこのためだ。 この制度では、情報処理安全確保支援士は定期的に講習を受けるよう義務付けられている。もし受講しなければ、登録が取り消されてしまう。 筆者は普段、セキュリティ診断を業務とし、セキュリティイベ
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