スェーデンの研究チームが、母親が妊娠中に喫煙していると、生まれてくる子供が喘息を発症する確率が非常に高いと発表した。 調査対象者は21,600人の子供たち。 妊娠中に母親が喫煙していた場合、喫煙していなかった母親に比べると子供が4~6歳になった時点で喘鳴︵ぜんめい︶を発症する割合が39%, 喘息を発症する割合が65%も高かったという。 特に妊娠初期3ヶ月間での母親の喫煙はリスクをさらに増大させた。 米国では、去年、南カリフォルニア大学の研究チームが、小児喘息と妊娠中の喫煙に関連する可能性がある遺伝子を発見している。 これはAXL遺伝子というもので、胎児の免疫系の発達に重要な役割を果たしている。この遺伝子が喫煙などの環境因子により構造が変化するという。 研究者たちは、母親が妊娠していると自覚する前からも喫煙は胎児に悪影響を与えていると警告している。 妊娠を予定している女性は、早い時期から禁煙
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