メンタルヘルスと日本に関するsawarabi0130のブックマーク (2)
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異色のイタリア人精神科医、パントー・フランチェスコさん︵32︶。幼少期から日本のアニメやゲームに励まされ、日本で働くことを選んだ。ひきこもり問題を研究し、心の不調を抱える多くの患者を日々診療している。﹁日本人は自分の悩みを人に相談したりせずに、抱え込んでしまう傾向がある﹂。フランチェスコさんの目から見た生きづらさの理由、そして解決する方法とは。︵取材・文‥ノンフィクションライター・西所正道/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部︶ ﹁精神科医の診察を受けて笑えたのは初めてですね。会うといつも﹃こんにちは!﹄って感じで元気だし、薬の説明をするときも、これを飲めば感情が安定するとか前向きに説明してくださるんです﹂ そう語るのは、30代の女性会社員Aさん。8年ほど、うつに悩まされ、回復と再発を幾度となく繰り返してきた。これまで6人ぐらいの精神科医や心療内科医の診察を受けたが、都内のクリニッ
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いったいいつからこんなにも、自己責任至上主義が、蔓延するようになったのだろうか。 ﹁日本は、精神障害者に対する社会の認識を変える必要がある﹂ーーー。 こんなちっとも喜ばしくない指摘を、OECDから受けた。 先進国34カ国が加盟する経済協力開発機構 ︵OECD︶が、各国の精神医療に関する報告書をまとめたところ、日本の精神科病床数は、OECD平均の68床の4倍の269床もあり、突出していることが明らかになった。その根底にあるのが、精神障害者への理解不足だ。 ﹁和﹂を重んじ、﹁親切﹂と評される日本で、 ﹁精神障害者への偏見が、患者の地域生活を支える人的資源や住居の不足につながり、病院での生活を余儀なくさせている﹂ と厳しく指摘されたのである。 また、報告書では年間の自殺率についても触れられ、日本の自殺率はOECD平均の10万人あたり12.4人の、倍近い20.9人で、﹁要注意に値する数値﹂だと警告
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