学問と人生に関するsds-pageのブックマーク (3)
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多分、アカデミズム外の人には馴染みがない話なので誤解があると思うんだけど、今話題になっているケースのポイントは﹁日本学術振興会SPD﹂、﹁日本学術振興会賞﹂、﹁日本学士院学術奨励賞﹂という、全分野共通で若手研究者が獲得できる最高位の評価を三つも取っている研究者ということね。 そういう人でも︵分野が悪いという面はあるわけだけど︶職がなくて貧困に落ち込むということな訳です。 なので、大半の研究者は﹁そんなに優秀な人でもそうなるなら、それほどの評価を受けたこともない自分がいつそうなっても全然おかしくない﹂とブルってるわけ。 研究者なら誰でも職が保証されるべきだ、という話ではない。
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数学科の事情、すごく興味深く読んだ。 ﹁数学の修得には時間がかかる﹂ことの概説 - Unhappy GoLucky! ただ、文系学部の﹁研究﹂や﹁卒業論文﹂の位置づけとかについて、過大評価していただいているような気がしなくもない。日本語とは縁遠い言語を話す地域を専門とする史学科卒の人間として、﹁ゼミ﹂や﹁卒論﹂の位置づけについて語ってみたい。 ゼミで何をやっているかいやこれは本当に分野によるのだが、﹁研究﹂というよりも﹁勉強﹂をやっているところが多い。歴史学というのはまず史料に何が書かれているかを正確に読み解く必要があるのだが、その読み方を徹底的に叩き込まれる。場合によっては修士課程でもこれが続く。もしくは、研究文献の読み方を叩き込まれる。そもそも2・3年前まで高校生だった連中である。文系の研究書をどのように読むべきかよくわかっていない人も多いし、英語の本を通読なんてしたことないですとい
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科学や数学の分野において男女に成績の差があるのか、160万人の高校生のデータから判明したこととは? - GIGAZINE この記事のブコメを見ても、どうしても女性が理系に進まないのは阻害されているからだと考えたがる人がいるのが分かるけれど、別の資料を見れば、女子が工学部や物理、数学系に進まないのは物理が苦手と感じる子が男子に比べて圧倒的に多い事が理由であることは分かる。 https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/shinrosentaku/2005/pdf/shinrosentaku05.pdf p307 図4-2-4を見れば一目瞭然なのだが、女子は理系に進んでも物理を履修しないし好きにはなってない。女子の理系選択の割合は男子と比べて大きな差が存在しない一方で、女子の85%は物理が苦手か履修しない。更に、物理が好きだという女子ですらも過
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