︵CNN︶ フランスの小中学校で9月の新学期からスマートフォンが禁止されることになった。3~15歳の児童や生徒を対象に、スマートフォンやタブレットなどインターネットに接続できる端末は自宅に置いて登校するか、校内では電源を切ることを義務付ける。 禁止法案は7月30日に62対1の賛成多数で議会を通過した。この政策はマクロン大統領が選挙運動で掲げていた公約の1つだった。15歳以上の子どもが通う高校については、禁止するかどうかの判断を学校に委ねる。また、障害を持つ子どもが授業や課外活動でスマートフォンなどを使うことは例外扱いとする。 ブランケール教育相は地元放送局BFMTVの取材に対し、現代はスマホ中毒の現象がはびこっていると指摘し、﹁我々には子どもや青少年を守る役目がある。これは教育の基本的役割であり、この法律でそれが可能になる﹂と強調した。 スマホ中毒をめぐっては、スマホを使えないことに恐怖