さて﹁好き﹂を核にして﹁﹁個﹂として強く生きること﹂を目指すための、小林秀雄の言う﹁ほんとうの助言﹂の試みを続けてみよう。 現在から未来にかけて﹁好き﹂を貫いていく以上、リアルとネット(SNSのコミュニティなど)の両方で﹁好き﹂を共有する友達のネットワークはある程度できているだろう。そこをちゃんとメンテナンスするのが大切だ。その中にどんな人達がいて、リアル世界で皆、何をしているんだろうと。友達って言ったって同世代ばかりじゃなく、大きな仕事をしている中高年の富裕層だって含まれるだろう。人付き合いが苦手だって、﹁好き﹂を共有する友達が相手なら、敷居はずいぶん低いだろう。 それで、そこに働きかける﹁営業力﹂を持て、というのが次の提案だ。それによって、﹁好きで飯が食える﹂で足りなければその分を補うのだ。組織に属さずに。あくまでも自主的に。貴重な時間という希少資源を自分でコントロールしながら。コモデ